【スプリング部材番号】1211
【フォークオイル番手/油面】SAE7.5 / 120mm
【プリロード調整】5 段目
【サグ値】24 mm
【コンプレッション調整】10 クリック戻し
【リバウンド調整】10 クリック戻し
【セッティング備考】先細りを上にして組付け・フォークは10mm突出しして取付け
■リアスプリング
【スプリング部材番号】1357
【プリロード調整】POS 4
【サグ値】12 mm
【コンプレッション調整】調整なし
【リバウンド調整】0.5回転戻し
取扱説明書はこちら
フロント単体はこちら
リア単体はこちら
※画像はイメージです。
※メーカー都合により商品の仕様変更がある場合がございます。ご了承ください。
HYPERPRO サスペンションスプリング
ハイパープロ社が独自設計する『コンスタントライジングレート』をもつサスペンションスプリング。
サスペンションの動きに追従してバネレートが常に変化。柔らかすぎず硬すぎない状態を維持し、高負荷のコーナリングや急ブレーキ時も踏ん張る力を併せ持ちます。
● コーナー手前のブレーキング時におけるキャスタの変化を適正化し、次の動作に移りやすくします。
コーナリング中の細かなギャップを吸収し、乗り手の邪魔となる振動をなくします。
● 通常のスプリングと違い一定のバネレートがないため、共振することがありません。
● コンピューター制御の工作機械で巻き取られたスプリングにショット処理を施し、性能の劣化につながる表面の微細なキズを取り除きます。 さらに、完成後には一本ずつテスターによる性能検査が行われます。
● ハイパープロ社の本拠地オランダでは、救急バイク全車にハイパープロのスプリングが装着されています。
スプリングタイプ別性能比較
リンクシステムカーブスプリング(ハイパープロ)
サスペンションの動き(ストローク)に合わせて常に変化し、立ち上がっていくレートが、ストローク初期の快適性と末期の踏ん張りをサポートします。硬すぎず、また軟らかすぎずという状態を常に維持します。
リニアレートスプリング
サスペンションの全ストロークにおいてレートが変化しないため、硬すぎる軟らかすぎるという症状が生まれやすいスプリングです。サーキットなど条件の安定した状況に適します。
ツーステッププログレッシブスプリング
サスペンションのストロークによって変化する二つのレートを持ち、リニアレートスプリングの欠点を補っています。段階的なレートの変化はハンドリングの違和感を生じます。
■ハイパープロ
目の細かい(軟らかい)部分が路面の細かなギャップを吸収し、乗り心地を向上させます。
■リニアレート
硬いスプリングは乗り心地が悪く、軟らかいスプリングは(3)の高負荷時に底付き等の問題が発生します。
■ハイパープロ
徐々に反発力を増して、走行上の理にかなったスムーズな沈み方をします。
■リニアレート
徐々にではなく一定の反発力で沈んでいくため、変化する路面に追従しません。
■ハイパープロ
リニアレートスプリングと違い、軟らかさと硬さを柔軟に両立させる事ができるため、高負荷時には最後まで踏ん張ります。
■リニアレート
(1)と逆の状態。軟らかさと硬さを両立させることができないため、性質がどちらかに寄ってしまいます。
独自の不等ピッチで巻かれ“コンスタントライジングレート”というバネレートを持つハイパープロスプリングは、ストローク初期にはソフトに路面に反応して快適性を保ちます。そしてフルブレーキングやハイスピードコーナリング時などのストローク末期には立ち上がるように大きくなるバネレートでしっかりと踏ん張ります。
また、末期レートに設けられた安全マージンが底付きを防ぎ、タイヤのロックを抑制。この“コンスタントライジングレート”は車種別に設定され、継ぎ目のないバネレートがスムーズな乗り心地をも実現します。
ユーザのインプレッションを見る
適合車種: MT-09 ( 適合車種を見る )
-
HYPERPRO:ハイパープロ
- オランダの高性能サスペンションブランド「ハイパープロ」。本国では救急車への採用があるなど、ストリートでのイレギュラーな路面を想定したその制震性能には目を見張るものがあります。アクティブと共同開発されたフロントフォークのラインナップも魅力です。