その他フロントフォークオプション・補修部品のインプレッション (全 1 件中 1 - 1 件)

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ラクチさん(インプレ投稿数: 8件 / Myバイク: CBR600RR )

利用車種: Z250SL
身長・体重・体型: 身長/176-180cm 体重/61-65kg 体型/痩せ型

5.0/5

★★★★★
効果 効果なし 効果あり
作業スキル 初心者 プロ級
品質・質感 5
コストパフォーマンス 5
取り付けやすさ 4
  • これがスプリング下に入れるPDバルブです

    これがスプリング下に入れるPDバルブです

  • カット済みのカラーが入っているのはポイント高い

    カット済みのカラーが入っているのはポイント高い

  • 付ける時もCリング方式なのが悩ましいですが…

    付ける時もCリング方式なのが悩ましいですが…

  • 10mmスパナがあればプリロード調整は車上で可能です

    10mmスパナがあればプリロード調整は車上で可能です

Z250SLの純正フォークは柔らかすぎてコーナリング中にウネウネ戻ってきてしまうので、PDバルブに興味がありましたが、オリフィス加工やカラーのカットが面倒そうで躊躇していました。

プリロードアジャスターだけ付けようかとも思いましたが、強化スプリング込みで3.5万というのはよく考えたら高価ではないのではないかと思い購入してみました。

Z250SLの場合は、フォークトップのCリングを外せるスキルがあり、フォークオイル交換が出来る人なら問題なく取り付けられます。Cクランプの一部をカットしたSSTを自作すれば誰でも出来ますけどね。

キットの利点はオリフィス加工が不要なこと?と、キットに純正より短いカラーが同梱されているので自分で加工する必要がないことです。どのみちオリフィス加工は必要かと思っていましたが、説明書を見てもフォークを全バラはせずにPDバルブをフォークボトムに真っ直ぐにハメるだけでOKとなっています。とはいえ、Ninja250SLでサーキットを走っている方のサイトを見ると、オリフィス加工をしたような記載もあったりするので謎な部分もありますが、少なくとも説明書内には加工の指示は書いてありません。

取り付けてみたら予想よりも柔らかく、「これでホントに減衰かかるのかな?」と思いましたが、乗り出してみてビックリ。街乗りなどでは突き上げが減って路面追従性が良くなり乗り心地がかなり良くなりました。

それでいてフルブレーキしても底突きせず、高速コーナーに突っ込んでもフォークが余計な戻りをしないのでラインがバチっと決まります。ツバキの下りを安心して攻め込めたと言えば、知っている方なら足回りへの信頼感がわかるかと思います。

Zではサーキットは走らないので街乗り&ツーリング用途と考えれば、価格に見合う満足度を与えてくれるパーツだと思います。

難点は一つだけ。PDバルブはフォーク内のスプリング下に入れるパーツなので、減衰調整をしたければオイルを抜いてバルブを出さなくてはなりません。後付け減衰なので仕方がないことですが、やはり車上で調整出来たら嬉しいですよね。

Ninja250SLまたはZ250SLに乗っている方で、このフォークアップグレードキットの購入を迷っている方には「買わない理由が価格ならば買え。買う理由が価格ならば買うな」という名言を進呈しておきます。これはアリですよ。プリロード調整も出来るようになるので一石三鳥(プリロード・強化スプリング・PDバルブ)ですから。

※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。

投稿日付: 2022/03/26 23:04
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