EPS エンジンパワーシールド

【容量】280mL
【適応車種】ガソリンエンジン及びディーゼルエンジン
【代表性状】
・記号：EPS
・密度 15度 g/cm³：0.9149
・色相(ASTM)：L5.5
・引火点(COC) 度：216
・動粘度40度 cm²/s：2560
・動粘度100度 cm²/s：207.4
・粘度指数：208
・流動点 度：-17.5


※エンジンのオイル注入口から本品のみを直接入れないでください。
※2サイクル車や湿式クラッチ搭載車には使用できません。
※エンジン内部の汚れがひどい場合は、フラッシングしオイルエレメントを交換してから使用してください。
※オートマチックトランスミッション、マニュアルトランスミッション、デファレンシャル、パワーステアリングのオイル漏れ防止には「ミッションパワーシールド(MPS)」を使用してください。
※すべての安全注意を読み理解してから使用してください。
※用途以外に使用しないでください。
※本商品の取り扱いについては、商品の裏書もしくは安全データシート(SDS)を熟読の上、ご利用ください。
※掲載の性状、性能等はワコーズ試験方法によるものであり、正確さや完全さを保証するものではありません。また、予告なく変更されることがあります。
※メーカー都合により商品の仕様変更がある場合がございます。ご了承ください。

EPS【オイル上がり・下がり、エンジンオイル漏れ防止剤】

【開発の目的】ダイラタント流体ポリマーとリキッドセラミックステクノロジーの相乗効果！
年々要求が厳しくなる省燃費性能や排出ガス規制などにより、新たに出荷される自動車の環境性能は日々向上しています。
一方で、大切な愛車の性能をより長く維持することも自動車を通じて実施する環境活動のひとつです。
ワコーズでは、これまでエンジンのオイル上がり防止剤として「スーパーフォアオイル(S-FO)」、オイル下がり・オイル漏れ防止剤として「エンジンシールコート(ESC)」をラインアップしてきましたが、近年ガソリンエンジンオイルを中心に低粘度油が推奨される車両が多くなっていることから、これら2つの機能を統合したエンジンオイル用添加剤として「エンジンパワーシールド(EPS)」を製品化しました。

【特徴】
・ダイラタント流体ポリマーの効果で油膜を厚くし、オイル上がり・下がりを防止する。
・コンプレッションを高め、エンジン出力を回復させる。
・過走行車のオイル消費を防ぐ。
・オイルの寿命を延ばし、長期にわたりエンジンを保護する。
・オイルシールの弾力を回復し、エンジンオイルの漏れやにじみを防ぐ。

【使用手順】
・エンジンオイル3-6Lに対して1本の割合で、あらかじめオイルジョッキ内でよく混ぜ均一にしてから使用してください。

【性能評価】
EPSはダイラタント流体ポリマー採用により、燃焼室の密封性を高めることでコンプレッションが回復し、各気筒間のバラつきが収まります。

☆オイルの寿命を延ばす
高温におけるエンジンオイルの耐熱性を評価した酸化安定度試験※※(通称ISOT)において、市販純正油のみでは240時間を境に急激な粘度上昇が始まっているのに対し、EPSを10％添加したものは300時間を越えても粘度上昇の兆候は見られずEPSがエンジンオイルの寿命を延ばすことが確認できます。
※規定条件で試験油を熱及び酸化劣化させ、試験油の動粘度の変化から使用限界(通常、粘度変化率が20-30％上昇した時間)を判断します。

☆硬化・収縮したゴムシールを復元させる
エンジンオイルは使用されるゴムシールの硬化・収縮により漏れやにじみを生じます。EPS添加油が既定のゴム(NBR)に対し、どの程度体積を変化させられるかゴム膨潤試験にて評価しました。
その結果、市販純正油のみに比べEPS添加油の方が高い体積変化率が得られ、ゴム膨潤性能の向上が確認されました。

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