クラッチスプリングリテーナー

■アシスト＆スリッパークラッチ専用
■リテーナー3個(A2011製(アルミ合金)レッドアルマイト仕上げ)
■専用クロモリボルト3本(締め付け5mmヘキサゴン)
■強さ調整用ワッシャ1.0mm×3枚
■製品番号：H11-02
※CRF250L.RALLY.(-2020)、レブル250(-2019)、CB250R(-2021)の従来式クラッチには装着出来ません。
※メーカー都合により商品の仕様変更がある場合がございます。ご了承ください。
新型アシスト＆スリッパークラッチは、握りも軽く、エンジンブレーキも優しく、好評です。
ただ、「タッチが甘く、ハードに使うと弱過ぎる。」と、対応策の相談を受けていました。
アシスト＆スリッパークラッチの良い所を残しつつ、強化の方向で製作しました。

■クラッチスプリングからの異常振動を抑え込み、作動精度を向上させるパーツです。
【効果】
・クラッチのスムーズな切れ繋がり。
・ワッシャー無しで強化。滑らずしっかり繋がり切れます。
・ワッシャー有り、従来の重さでも、純正より操作感が良くなります。
・フロントアップがやりやすくなります！
・ジャダーの軽減。
・ディスクの耐久性向上。

装着すると、機械として より設計に近い動きをします。
スプリングが、バイブレーションを起こし難いようにしました。

■装着方法
1.クーラントとオイルを抜き、クーラントホース、オイルパイプ、クラッチワイヤーをクラッチカバーから外し、カバーを取ります。
2.クラッチの3本のボルト、セッティングプレート、スプリング、を外します。
3.リテーナーを嵌めたスプリングを入れ、セッティングプレートを当てがい「付属のボルト3本」を締め込みます。付属のボルトには、ガタが出ないように段差を作ってあります。
4.もし、現状のクラッチレバーの握りの重さをこれ以上重くしたくない場合(女性や指が弱い方)は、セッティングプレートに「付属のボルト」3本を入れ、リテーナーと付属のワッシャーを入れてから、スプリングに当てがい締め込んで下さい。
5.ワッシャーを入れないと強化になり、少し重くなります。入れると基本、純正と同じ重さです。
6.リテーナーがスプリングに嵌まるのを確認して、3本を少しずつ締めていき、12N・m以下(10Nで十分です)で締め付けて下さい。
7.組み込み後、上から見るとボルトの違いしか分かりません。せっかく赤いアルマイト掛けたのに。
8.あとは、ガスケットが切れたり破れた(ホンダは破損する場合の方が多い)なら、スクレパーなどで剥がし、砥石を当て、新しいガスケットを入れ、逆の手順で組み上げて下さい。

■クラッチディスク類について
新しい程良く繋がります。マニュアルには厚みの使用限界が記載されていますが、参考になりません。
コルクタイプのフリクションディスクの場合、表面がテカテカして、角に爪を立てるとカリカリしていれば炭化しています。新品のようには繋がりません。
目安としては、コルクタイプの場合、コルクの粒々が判別出来ない程黒くなっていたら、寿命です。
一般舗装路のみ普通に走っていたら、3万キロ走れるかもしれませんが、山でもがいたり、ウイリー練習ばかりしていると、新品でも1日で寿命が来るかもしれません。

■リテーナーはクラッチのタッチや切れの向上に効果が有りますが、「より引きずりを減らしたい。より熱ダレしないように。」は、クラッチプレート溝切り面出し加工が有効です。

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適合車種： CRF250 RALLY、レブル 250、CB250R、CBR600RR、CRF250L ( 適合車種を見る )