モーターサイクルエンスージアストに「カスタムホイールのブランドと言えば?」と問えば、必ずその名前が挙がるであろうイギリスの名門「DYMAG」。 その歴史は1970年台初頭、革新的キャスティング技術を武器に、世界初となるマグネシウムキャストホイールをレースシーンに投入したことからスタートします。 四輪フォーミュラワン、二輪世界グランプリで頂点を極め、コンペティションの世界だけでなくチューニング、カスタムシーンにも活躍の場を広げ、一時代を築き、そのステイタスを確固たるものとしました。 その後も革新的なチャレンジは続き、1990年代半ばには史上初のカーボンコンポジット製ホイールの実用化に成功し、DYMAGは高性能ホイールサプライヤーとしてのステイタスを確固たる物とし、今日に至ります。 DYMAGが歩んだ40年以上の歴史は、モーターサイクルホイールの歴史ともシンクロします。「THE NEXT ONE」マシンカスタムの次の一手となる高性能ホイールブランド、それがDYMAGなのです。 | ||
■商品ラインナップ■ |
【CA5】 | 【CLASSIC H3】 | 【UP7X】 | 【TT3】 | |
■【CA5】 カーボンファイバーホイール■ |
【HISTORY】 稀少性からか、その先進性ばかりがクローズアップされがちなカーボンホイールですが、DYMAGにおいての歴史は古く、CA5 WHEELSがその基本形態を世に呈したのは、今を15年以上遡る1994年の事でした。 カーボンホイールの可能性を既に見抜いていたDYMAG社は、自社内でカーボンコンポジット製品の製作を可能とし、そのテストホイールを世界耐久選手権やマン島TTレース等、究極のタフネスさが求められるステージへと積極的に投入します。 過酷なステージでの開発は、数々の勝利と製品データの蓄積と言う結果をもたらし、1990年代後期に世界初となる市販カーボンホイールのリリースを実現するに至ります。 満を持して発売された、初代CA5 WHEELSは、世界中のエンスージアストに驚きと共に迎え入れられ、究極の軽量ホイールとして認知されました。 その後もCA5 WHEELSは、カーボン素材そのものの進化、製法の熟成など、時代と共に進化の歩みを止める事無く今日に至っています。 【PERFORMANCE】 わかり易い装着効果として「カーボンホイール=軽量=ハンドリング向上」との図式が定説となっている昨今ですが、 CA5 WHEELS装着による最大のメリットは、あらゆる反応スピードの向上と、抜群のライディングフィールにあると言っても過言では有りません。 回転質量の軽減が、ハンドリングに好影響を与える事は、疑問を挟む余地が無い事実では有り、当然の効果でもありますが、 ハンドリング以外にも、加速性能に直結する出力伝達効率の向上、ブレーキングレスポンスの向上、サスペンション性能に与える好影響も、軽量ホイール装着の上での見逃せないポイントだと言えます。 そして、カーボン素材の持つ軽量性と振動減衰特性がもたらす、抜群のロードインフォメーションも隠れた美点として挙げる事が出来ます。 【SAFETY】 カーボンファイバー=FRP系素材である、との先入観で語れば、カーボンホイールの強度:耐久性に疑問を持たれる向きが多くなるのも事実だと思います。 しかし、軽量性能は当たり前の基本要件、それを差し置いても耐久性と安全性が優先される最新航空機のメイン部材の大半に、カーボンファイバーが使用されている事実からも、その信頼性の高さを感じて頂く事が出来るかと思います。 カーボンファイバーは、最新にしていまや主流の軽量強度部材であるがゆえ、 素材クオリティーの安定化、製法の確立と進化が果たされ、この素材を取り巻く環境は、この十数年で劇的な進歩を遂げています。 その様な安心感を目に見える形で表現した、日本仕様のCA5 WHEELSは「※JWL」認定品としてリリース、 DYMAGならではの素材形成により「強度」「剛性」「耐久性」ホイールに求められる要素を高次元でバランスさせています。 (※エヌアールディーウエストが取り扱う、正規販売品にのみJWLマークが表示されます) 「耐久性:軽量性能」の両立をテーマに完成度を高めた「DYMAG CA5 WHEELS」いよいよ日本再上陸です。 ●カーボンモノコック成型により、高強度、超軽量(アッセンブル前のフロントホイール単体重量:2000g)を両立。製品表面には、耐UVコートを施工。 ●国内正規販売品に限り、スポークエンドにJWLマークを表示、完全車検対応を実現。 ●高強度は当然のこととし、その製法が可能とする剛性の適正化とカーボン素材の振動吸収性能により、抜群のロードインフォメーションを体感。 | ||
カーボンモノコック成型により、高強度、超軽量(アッセンブル前のフロントホイール単体重量:2000g)を両立。製品表面には、耐UVコートを施工。 | 国内正規販売品に限り、スポークエンドにJWLマークを表示、完全車検対応を実現。 | 高強度は当然のこととし、その製法が可能とする剛性の適正化とカーボン素材の振動吸収性能により、抜群のロードインフォメーションを体感。 |
■【CLASSIC H3】 マグネシウムキャスティングホイール■ |
20世紀末、マグネシウムキャスティングと言う、過去に例を見ない製法をモーターサイクル用ホイールに採用し、モータースポーツ界とカスタムシーンを席巻、そして伝説となった「Hセクションホイール」。 21世紀の今、一瞬の沈黙を破り復活を果たしました。 マグネシウムキャスティング、H断面スポーク、専用の70’Sロゴ等、伝統の意匠はそのままに。 キャスティング製法、切削加工術、防食処理、塗装等を現代基準にブラッシュアップ。 誰もが想いを馳せる「あの時代」のイメージを現代基準で完全再現しました。 カラーラインナップは、70’Sレーサー達の足元を支え、勝利を量産した「マットブラック」DYMAGブラックとも呼ばれ、カスタムシーンを席巻した「メタリックブラック」2カラーよりお選びいただけます。 定番のワイド化だけでなく、純正ディメンションを優先する等、近年拡がりを見せるマニアックなカスタムニーズにも対応可能となる幅広いラインナップ。 マシンとユーザーの個性に迎合する、柔軟な展開がCLASSIC H3 WHEELSの特徴のひとつでもあります。 ●全品「JWL/DOTスペック」車検対応。 ●大容量「クッシュドライブダンパー」装備、マシンのビッグパワーを確実に受け止めます。 ●伝説的な「あの」H断面スポークデザインを完全再現。マシンを問わず良好なマッチングを見せます。 ●キャスティングボディーを切削加工、リム面等も滑らかかつ精緻な仕上がり。 ●製品にはCLASSIC H3 WHEELS専用の、70’sロゴが表示されます。 | ||
全品「JWL/DOTスペック」車検対応。 | 大容量「クッシュドライブダンパー」装備、マシンのビッグパワーを確実に受け止めます。 | 伝説的な「あの」H断面スポークデザインを完全再現。マシンを問わず良好なマッチングを見せます。 |
キャスティングボディーを切削加工、リム面等も滑らかかつ精緻な仕上がり。 | 製品にはCLASSIC H3 WHEELS専用の、70'sロゴが表示されます。 | 専用スプロケットは、シルバー/ゴールドから選択が可能です(ご注文時に指定ください)。 |
■【UP7X】 FORGED アルミ鍛造ホイール■ |
デイリーユース可能なフレンドリーさと、高強度、高剛性、軽量性能をバランスよく実現させたアルミ鍛造ホイール「UP7」の後継モデルがこの「UP7X」です。 これ以上無いほどの完成度を誇った前モデルの「極細7スポークデザイン」は継承しつつも、設計刷新により前モデル比で静的重量を7%低減、更にジャイロモーメントにおいては10%の質量低減を達成しつつも、公道使用の最低前提となる「JWL」「DOT」「TUV」等の安全基準を余裕でクリアする安全性能も確保。 純正ホイールと同様の安心感と鍛造素材の採用による軽量性能の獲得により得られる抜群のハンドリングを実現します。 最新基準のリプレイスアルミホイール。それがUP7Xです。 | |||
■【TT3】 マグネシウムキャスティングホイール■ |
マグネシウムキャストホイールがその進化を果たす過程で到達した一つの回答、中空スポーク。 高剛性、高強度、軽量性能を満たすべく、様々なトライが行われる中、中空スポークデザインの採用は80年中期以降、高性能ホイールが備える一つの要件となり、TT3ホイールはそのスタンダードと認識されるに至りました。 タイヤのラジアル化によるグリップ向上等、一気に進む性能進化に対応していた時代背景もあり、ホイールの見た目のボリューム感とは裏腹の軽量性能により、カスタムアピールとハンドリング向上に確実な貢献を果たします。 21世紀になった現在においても、押し出しの強いそのルックスを好むファンも多く、現代基準の安全性能を持ってご提供を継続させていただいております。 レトロモダンを標榜するだけでなく、確実な安全、高機能を約束するネオレトロホイール、それが「TT3」です。 | |||