ファクトリーまめしば:Mameshiba

ユーザーによる ファクトリーまめしば:Mameshiba のブランド評価

運営ブログ、「GS1000と日々の日記」で有名なファクトリーまめしば。現代の旧車乗りであれば少なからずは耳にしたことがあるのでは?大好評のMノズルの他、ブログで気になるあのアイテムがWebikeに登場!

総合評価: 4 /総合評価110件 (詳細インプレ数:98件)
買ってよかった/最高:
30
おおむね期待通り:
20
普通/可もなく不可もない:
5
もう少し/残念:
5
お話にならない:
6

ファクトリーまめしば:Mameshibaの補修パーツのインプレッション (全 1 件中 1 - 1 件)

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黒大姐さん(インプレ投稿数: 450件 / Myバイク: Z1000 MkII | Z1000J | MHR900 )

利用車種: GSX1100S カタナ (刀)
身長・体重・体型: 身長/166-170cm 体重/56-60kg 体型/痩せ型

5.0/5

★★★★★
使用シチュエーション 街乗り向き ツーリング サーキット
効果 効果なし 効果あり
作業スキル 初心者 プロ級
品質・質感 5
コストパフォーマンス 5
  • 長い方が、ファクトリーまめしば製。

    長い方が、ファクトリーまめしば製。

  • ユニコーンジャパン製は純正に準じたキツいアールでした。

    ユニコーンジャパン製は純正に準じたキツいアールでした。

  • ファクトリーまめしば製はここのアールはこんな感じ。

    ファクトリーまめしば製はここのアールはこんな感じ。

多くのメーカーから販売されているGSX1100S系向けのクラッチワイヤーです。ワイヤー類は見た目だけだと、どこのメーカーのモノが一番良いのかは判断が出来ません。
製造自体はどこのメーカーも同じ工場で作られているような気もしますが、実際に車両に取り付けてみると使い勝手には結構な差が出ます。
それだけに、こうしたワイヤー類は製造を指示した側がどこまで何を考えて作ったモノなのかが重要な部品かなと感じます。


今回は、車両を購入したときから装着されていたユニコーンジャパンブランドのクラッチワイヤーから交換しました。
注油メンテナンスなどもしっかりされていたため、特段フリクションが大きいとか劣化していた訳でもなく、まだまだ普通に使えるコンディションでしたが、
別に所有しているカワサキZにも使用していたファクトリーまめしばブランドのクラッチワイヤーを入手しましたので交換してみました。


ユニコーンジャパン製品との比較

◆クラッチホルダー側の形状の違い
→クラッチホルダーからの取り出し口に当たる金属部が、ユニコーンジャパン製は純正に準じたアールのキツい形状。
 それに対して、アールが緩く作られているのでここでのフリクションは低く抑えられそうです。屈曲させる際の自由度も高そう。


◆全長
→ユニコーンジャパン製に比較して少し長いです。
 自分のGSX1100Sは純正のセパレートハンドルからパワービルダーのバーハンドルに変更しており、特に問題なく純正長のワイヤーを使用していましたが、この延長されている部分が絶妙に取り回しの自由度をもたらしてくれます。
 クランクケース側の構造が変わらずバーハンドルを採用しているGS750/1000や、カタナに関しても国内仕様と海外仕様などの種々の仕様の差異を吸収できるように意図して少しだけ延長されているのだと思います。
 常識的な仕様であれば、アップハンドルや耕運機セパハン、純正セパハンなどのどの仕様でも決して無駄に余らせてしまうようなことはない長さなので、余ったワイヤーが変な取り回しになってしまってフリクション増を呼ぶということもないです。
 レースでやるような、クラッチカバーを社外品に交換した上でタンク下を通さずにクラッチワイヤーをエンジン右側から大回りさせて持ってくるという特殊なレイアウトでも、余裕を持って対応可能じゃないかと思われます。
 (このような変則的なレイアウトは、純正形状のアールのキツイ金属部だと難しい)
 クラッチホルダー側の形状もあいまって、こうした取り回しの自由度がこの商品の良いところかと。


交換作業自体には特に留意するようなポイントはありませんでした。
参考までに、自分の場合はバーハンドル仕様にカスタムされている上で、今回ワイヤーの取り回しを下記としました。

・クラッチホルダーから左インナーチューブを回り込ませてタンク下にIN
・フレームのメインパイプ左側に沿って、タンク下で配線等と干渉しないように注意しながらクランクケース側へ
・#1と#2のインシュレーターの間を通してカムチェーンテンショナーの下を抜け、クランクケース側ネジ部へIN

※ワイヤーの遊びの調整は概ねクランクケース側で済ませておき、クラッチホルダー側のアジャスターは遊びを増減どちら方向にも振れる余裕のある位置にアジャスターが来るように設定。
※クランクケース側のレバーのローレット位置もワイヤーの全長が変わったこともありワイヤーとレバーが概ね直角に配置されるよう再調整しました。

使用感は全く問題なく快適です。
元々しばらくの使用期間がある製品との比較ですが、試しに新品を無注油で動作した時点で注油済のユニコーンジャパンのものよりもフリクションは低減されていました。
今回のワイヤー交換で、取り回しが細かく最適化された部分が大きかったかなと感じています。

※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。

投稿日付: 2023/09/25 12:02
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