使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
|
---|---|
効果 | 効果なし
効果あり
|
作業スキル | 初心者
プロ級
|
品質・質感 | 5 |
コストパフォーマンス | 5 |
先日、セルモーターを交換した際にクランクケースを外す事が有り、同時に交換しました。
クラッチ板の交換になります。
そもそもクラッチって何?
【クラッチは何に使う? 】
‥エンジンの動力を一時遮断して、ギヤチェンジした後にまたつなぐことで、スムーズな走行を可能にする。
→イメージするのは‥変速機が付いた自転車のギアですかね?ギアを上げる時、下げる時もギアって1度離れますよね?クラッチも同じ。
そして、私が今回交換したクラッチプレート。
【クラッチプレート】
‥フリクションプレートとスチールプレートを合わせた総称をクラッチ板と言います。
「 フリクションプレート」
‥フェーシングという材質が付けられており、これが摩擦を生み出します。クラッチディスクをエンジンフライホイールに押し付ける役割を持っています。 クラッチを握った時にクラッチディスクからプレート解放され、エンジンとトランスミッションの接続が切り離されます。
→プレートが摩耗したり、変形したりすると、正常に駆動力が伝えられずに【※滑る】ことになります。
【※滑る】
‥クラッチは主に「半クラッチ」状態の時に摩耗していきます。 クラッチが摩耗していくと、動力が伝わり辛くなっていきます。 摩耗が進み、動力がうまく伝わらない状態を「クラッチがすべる」と言われます。
→私の場合は、半クラッチが繋がりにくくなってました。摩耗してたようです。
【※滑りの症状】
▲ 回転数を上げてもスピードが出ない。
▲ 空ぶかししたようになる。
▲ 半クラッチで発進しにくくなる。→まさしくコレ。
バイクのクラッチ板の寿命は目安は2万~3万km程度です。私の場合は2万キロ越えの車体を購入し、そこから3万近くも走ってた訳ですから‥交換は必須(笑)
【交換の手順】
まず交換の前に、以下の物を事前に用意。
※クランクケースのガスケット →再利用不可。
1.オイルを抜く。
↓
2.フリクションプレートをオイルに漬ける。
※摩擦しながら動くので事前に滑らかにしておく目的で。
↓
3.クランクケースの取り外し。
↓
4.クランクケース内の分解。
↓
5.クランクケースガスケットを外します。
↓
6.クラッチを止めてるボルトを対角線上に緩めていく。※ボルトの中にスプリングが入ってるので無くさないように。
↓
7.真ん中のナットを外してその下のワッシャーを取っておきます。
↓
8.クラッチプレート類を引っ張り出します。
↓
9.8の中のプレートを取り外します。
↓
10.オイル漬けしたプレートを組み付けます。
↓
11. 9→1の順で組み付け。
案の定、かなりすり減ってました(笑)
交換後は、クラッチが遠い感覚は解消されたように思います。
2万キロ以上なら、車種問わず交換した方が良いです、または半クラしづらくなったなって思う方も是非。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ NO・・・オススメできません。
役に立った
コメント(全0件 )