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オートバイの車体の左側と右側とでは、圧倒的な差があります。
それは、ボルトの締め方向と、走行におけるタイアの回転方向との関係なのです。 【 ボルト締結は右回しが一般的です。 】
フロント・ダブルディスク車のローターボルトの場合。
車体の進行方向を考慮すると、右ディスクの回転方向は右回転になります。 左ディスクの回転方向は左回転になります。 これが車体の左右における差異になります。
よって、右ディスクのローターボルトは、ボルトの締め方向と走行回転方向が同一になりますから、ローターボルトは緩み辛い傾向にあります。
対して、左ディスクのローターボルトは、ボルトの締め方向と走行回転方向が真逆になりますから、ローターボルトは緩み易い傾向にあります。
だからこそ、ネジロックが必要になるのです。 特に、車体左側のローターボルトには必要になるのです。
そして、リア・スプロケットを繋ぎ留めるナット。 このナットにもネジロックが必要になります。 リア・スプロケットは、多くのオートバイには車体左側に位置しています。 ストックの状態では、緩み防止としてロックナットを使用している筈です。 更に、ストックの状態からリリア・スプロケットを繋ぐ為のスタッドボルトにはネジロックが塗布されています。
これらの働きから、充二分なリア・スプロケットの締結が出来るのです。
換言すれば、ロックナットとネジロックを使用するからこそ、車体左側に位置するリア・スプロケットが完全締結が出来るのです。
結論。 ネジロックの効果は、車体左側にこそ更なる有効性があるのです!!
こんな失敗談があります。。。
チェーンとリア・スプロケットを新調した際、小綺麗なアルマイト処理が施されたアルミ製のフランジ・ナットによりリア・スプロケットトを締結をしたそうな。。。 ところが、それはロックナットでは無く、ナジロックも塗布しないままだったそうな。。。 何時ぞや、そのフランジ・ナットは走行中に外れてしまったそうな。。。 その時、そのライダーは、はたと気付き理解し己を恥じたそうな。。。 それは、誰でもない当方自身のこと。 無知で無謀で愚かで危険を犯した、当方の経験のことなのです!!
皆様には、こんな危険な目には遭遇してもらいたくない!!
当方の僅かながらの経験談から、ネジロックは是非とも御手元に置かれて居た方が良いと理解して頂きたいです。
ネジロックは、たった数滴を塗布するだけで、大事な自分自身を守ってくれるモノになります!! オートバイのメンテナンスを御自分で成される方にはネジロックは、絶対に必需品なる筈ですから!!
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