ユーザーによる AUTO BOY:オートボーイ のブランド評価
総合評価: | 3.4 /総合評価30件 (詳細インプレ数:29件) | |
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買ってよかった/最高: | 6 | |
おおむね期待通り: | 9 | |
普通/可もなく不可もない: | 6 | |
もう少し/残念: | 3 | |
お話にならない: | 3 |
品質・質感 | 5 |
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コストパフォーマンス | 5 |
NS50Fで新旧使いました。構成は前期ノーマルチャンバー(抜けが良いもの)、
ノーマルキャブのほぼノーマル仕様です。
昔ライダーコミックの検証記事で、最もコスパがいいキットという評価だったので
購入しました。当時は8000円くらいだったと記憶しています。
当時は結構有名で、ライトユーザーにはかなり売れてたはず。
私は当時のそのキットと、現行と同じキットを買って使っていました。
初期モデルはピストンヘッド中心近くまで大胆にカットされていたのですが、
現行はピストンのタナ部分の加工になりました。性能的には圧縮比が高く
デトネの心配も少ない現行のほうがいいです。
取り付けは全く問題ありません。特に面取りをしなくても素組みでOKです。
新旧ともに非常に高精度で高品質。
ベース&ヘッドガスケットとセットで圧縮を上げてポートタイミングを変えつつ、
排気ポートのタイミングを結構大きく変更するのでパワーバンドがかなり上のほうに
変わります。ビッグキャブにすると低速スッカスカになってしまうと思いますが、
ノーマルキャブなら問題ありません。オートボーイも基本的にノーマルキャブを
推奨していて、大きく弄るならコンポーネントのように自社のヘッドキットなどを
使ってくださいという「理詰めのバランス重視」の姿勢なので、変にあっちこっち
弄っていると失敗するかもしれません。
パワーバンドが上がりつつ圧縮も上がるので、普通にトロトロ乗っているぶんには
そんなに体感できない感じ。ですが、思い切ってアクセルをくれてやると凄まじい
加速をしてくれます。言えないほど速度が出る(笑)
これだけタイミングを弄ればそうなって然るべきですが、ピストンとガスケット
だけで実現しているのには驚きます。
なおNS50Fのようなミッション車だと上がったパワーバンドを有効に使えますが、
スクーターだとハイプリやクラッチをしっかり設定しないと、回転が乗り切れずに
モタモタするだけかもしれません。そこだけは注意が必要。
圧縮が上がって充填効率も向上するため、夏場は水温が上がります。
通常ならメーカーの設計範囲内に収まるので問題はないかと。
耐久性は特段問題ありません。新旧ともにノーマルレベルの耐久性はあるようです。
安心して使える「変なピストンキット」。おすすめです。
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圧縮比変更だけでなく燃焼室形状も変更するヘッドです。
純正を面研したものとは違います。
NS50Fに取り付けて2万kmほど使いましたが、ノーマルよりかなり加速
感が良くなり大満足でした。
(自身では特に計測していませんでしたが、ライダーコミックの検証に
よるとゼロヨンで確実に速くなるようです)
いいことづくめではなく問題は多少あって、
まずハイコンプでの頭打ちが出るため最高速は若干低下。
次に水温がかなり上がり気味になるため夏場の市街地は厳しいです。
あとは組み合わせ次第ではブローしかねないこと。
同社のピストンなら問題なかったのですが、他社のピストンやボアアッ
プキットとの組み合わせは危険だと思います。
そしてこれは価値観の問題ですが…やっぱり少し高価ですね。。昔の各
雑誌でも評価は高かったんですが、価格が高いというインプレもあった
ように記憶しています。ベリアルのようにカリカリで印象が強いメーカー
ではなく、比較的手頃な価格を売りにしていたメーカーなので尚更。
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3.0/5
20ウン年前、懐かしのAF18に使いました。ファーストバイクでした(遠い目
AF18は今でも走ってるし、安価で基本性能がいいのでGダッシュともども
原付レースに使ってる人って多いですね。
ライダーコミックで特集があって、ゼロヨンテストでかなり良好が結果が
出ていたため購入しました。当時から高額ですが頑張りました。
結果としてはライダーコミック通りの加速力を得られて大満足。
加速が良くなって最高速も伸びて燃費も上がって宝くじがあたってかわいい
彼女も出来ました…なんて美味しい話はあるわけがなく、圧縮比が高くなって
回転が頭打ちします。デトネーションの危険もあるため二次エアと燃調に気も
使います。
そこで同社のハイパープーリーキットを使ってくださいということになるわけ
です(笑)。トルク増加のぶんだけプーリーのトップ減速比を伸ばして最高速
を補えということですね。この件はライダーコミックに載っていたので想定内
です。
残念ながらライダーコミックのプーリーテストを見て、ランププレートとカメ
ファクプーリーで済ませましたけどね!
ハイパープーリーを入れれば低中速の加速力はそのままに、最高速も変化無しか
2~5km/h伸びます。が、結果として駆動系への負担が多くなる、燃費が少し落ち
る(街乗りは殆ど変わりませんでしたが、ロングでは結構落ちます)、先に挙げ
たデトネーションの危険度はそのままなのでメンテと日々の挙動には気をつけな
ければいけません。
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