高校時代の友人「みやぢ」の愛車。当時のMyバイク「VT250F」と一時期交換していた。みやぢを後ろに乗せてRSタイチに行った帰りの阪奈道路の上りヘアピンで、フロントが浮いてしまい酷く怖がらせてしまった。
専ら柳生での山遊びに使用。よく出会ったCBX400Fをコーナーで詰めて、立ち上がりで抜くのが楽しみだった。ミニチュア

当時最強だったRZ250を半分に切ったと言われたエンジンを搭載し、乾燥重量100kgを切る軽量車体と相まって、直線では負けてもコーナーでニイハンやヨンヒャクのインをさすことができる、究極のコーナリングマシンだった。
6500rpm以上という超狭いパワーバンドに入れた時に、純正チャンバーが奏でる甲高い排気音が最高♪ミニチュア

現代では考えられない極めてピーキーなエンジンを、6速ミッションを駆使してパワーバンドキープで走らせるテクニックを否が応でも教えてくれた「隠れた名車」。
もうほとんど玉は無いだろうが、実動車があれば「買い」でしょう。馬力が22psにアップされ排気デバイスYPVSが装備された1985年式なら、ピーキーさもちょっとはマシになっていると思われる。ミニチュア