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【Webikeチームノリックヤマハ】2018年全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦
 
更新:2018.07.06

【Webikeチームノリックヤマハ】2018年全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦

 

■大会名:2018年全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦
■開催日:2018年6月30日(土)~ 7月1日(日)
■開催場所:茨城県 筑波サーキット

 
■ライダー/レース結果
J-GP2クラス
#30 阿部 恵斗 Race1決勝:15位 Race2決勝:16位

 

レースレポート

 
今回は2レース制で、6月30日(土)にRace1、7月1日(日)にRace2と2回のレースがあり、見る人にとって2度楽しめ、阿部 恵斗選手にとっても貴重な経験を積むことが出来るレースとなりました。
第4戦のSUGOは路面温度が低く、ウエット/ドライが混在する難しい状況でしたが、第5戦の筑波は気温も高く、路面も熱々のドライコンディションでした。

 
Race1予選では、ベストタイム59秒382で18位となりました。
Race1決勝では、出足は良かったもの順位を中盤から順位をあげていくことはできず、ベストタイム59秒403の15位でした。
Race2予選では、ベストタイム59秒401で17位となりました。
Race2決勝では、終始安定した展開でしたが、周回数を重ねても順位をあげることができず、ベストタイム59秒249の16位でした。

 
レースを通して順位はまだまだですが、タイヤの使い方やライン取りも良くなってきており、着実に進化が感じられます。
次回参戦は全日本ロードレース選手権 第7戦 9月1日(土)9月2日(日)に大分オートポリスでのレースとなります。
応援をよろしくお願いします!

 

 

阿部 恵斗選手
■全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦 J-GP2クラス
決勝リザルト:Race1 15位 Race2 16位 Best Time:Race1 59.403 Race2 59.249

 

阿部 恵斗選手コメント

 
レースウィークの練習走行は事前テストとは全くコンディションが異なり、フロントタイヤの切れ込みに悩まされたり、コーナー立ち上がりでリアタイヤが流れてしまい、バイクを前に進めることができず、タイムUPできませんでした。予選では練習でダメだった部分やバイクのセッティングを変更し、少しタイムUPすることができましたが、自己ベストと同じタイムでした。

 
レース1では18番グリットでスタートには成功し、1コーナーの進入で何台かパスすることができましたが、少しオーバーランしてしまい順位を落としてしまいました。
第1ヘアピンで一台パスすることができましたが、その後パスされてしまいました。レース中盤第2ヘアピンで1台パスすることができ1つ順位を上げることができたましたが、1コーナーで抜き返されてしまいました。
その周の第1ヘアピンで抜き返そうと思いましたが、前のバイクの転倒により、1つ順位が上がりました。その後第1コーナーで1台パスすることができ、次に前車と少し間が空いていたのでその間を縮めたかったのですがタイヤのグリップが落ちて来てしまいどうしてもタイムUPをすることが出来ず前との差はあまり縮まりませんでした。
そしてそのままゴールとなってしまいました。結果は15番手、タイムは59秒403でした。目標にしていた58秒台に入らなくてとても悔しかったです。

 
そして日曜日の朝のウォームアップ走行では、昨日のレース後に変更したセッティングがとてもよく、少しですがタイムUPすることができました。
レース2では17番グリットでスタートは成功したのですが、1コーナーではインに入れたもの他車に被せられてしまいポジションを少し落としてしまいました。その後メインストレートでも抜かれてしまいました。少ししてから、第2ヘアピンで1台パスすることができました。そして1コーナーでもう1台パスすることができました。次の1台もパスできるように色々仕掛けようとしたのですか、抜ける場所が見つけられずにレースが終わってしまいました。結果は16番手、タイムは59秒249と目標タイムまで届かずとても悔しいです。

 
次戦はオートポリスです。今回のレースでダメだったところ、皆さんにアドバイスしていただいたところなどをしっかり練習しオートポリスで生かしていきたいと思います。
オートポリスは初めての地で、まだ走ったことがないので、事前テストでしっかり攻略し、良いレースをしたいと思っています。

 
最後にチームの皆様、スポンサーの皆様、応援してくださった皆様本当にありがとうございました。次戦も頑張りますのでよろしくお願いします。

 
阿部 恵斗

 

阿部監督コメント

 
猛暑の中の恵斗にとっては600cc3戦目となる筑波大会でした。
初日の合同走行は風も強く、GP2経験の浅い恵斗にはタイムを出すのが難しい条件でした。昨日の練習よりセッティングを変え、良い方向に行ったらしく予選は59秒382と自己ベストまでタイムを伸ばしたのですが18位でした。午後のRace1はスタートこそ良かったのですが1コーナーで包まれ、どん尻からの追い上げとなってしまいました。後位ですが3台での争いに恵斗が勝ち15位ゴールでした。

 
日曜日は朝フリー走行でタイムを伸ばし、自己ベストを更新する59秒266でした。この調子でレースは目標の58秒台を目指して欲しいところです。
Race2のスタートは予選順位で1コーナーへ、中盤には同じヤマハの豊島選手を抜き、前を走る大木選手を追い詰めましたが、抜けそうで抜けず16位ゴールでした。タイムは自己ベストを僅かに上まわりましたが、58秒台に届かず本人にとって悔しいレースでした。

 
しかし小さいバイクでのレースが長かった為、早くアクセルを開けすぎる癖が中盤から後半にかけて改善され、最終コーナーのラインも良くなり、成長が伺えるレースでした。
常に成長を続ける14歳の恵斗です、これからも応援を宜しくお願いいたします。
有り難うございました。

 
阿部光雄

 

photo by Ishizaki Nobuki , Komai Toshiyuki

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