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T.pro Innovation小山知良選手インタビュー
更新:2014.04.18

T.pro Innovation小山知良選手インタビュー

WebikeはMotoGPに参戦している長島哲太選手や全日本の野左根航汰選手などのライダーをサポートしています。
昨年全日本のJ-GP2クラスのチャンピオンとなったWebike Team Norick YamahaがNTSのフレームを使っていたことから、全日本ロードレース選手権やMoto2にも参戦した手島雄介さんが新たに立ち上げたT.pro Innovationも支援することになりました。
T.pro InnovationもNTSフレームを使用しての参戦です。
チームのエースライダー小山知良選手のインタビューをお届けします!

Q:比較的新しいT.Pro Innovationというチームに移籍したきっかけは何ですか?

自分の中では30歳で現役のライダーとしては一つの区切りと考えていました。実際に色々なところからのオファーはあったのですが、全て断ってしまって(笑)
そんな中、幼いころからレースを一緒にやってきた手島雄介がチームを作ったので一緒にやらないか、という話になりました。
世界にも参戦経験のあるライダーであった手島が、マシンを降りてチームを起こすということはとても大変なことだし、自分がレースをやめようと考えたときには思いつかなかったことでした。
そういう覚悟を決めた手島を見て気持ちが変わりました。気心知れたこいつとなら、もうちょっと頑張りたいというモチベーションが沸いたんです。
海外経験も豊富で、色々なマシンを乗ってきたという自信はあったので、チームの立ち上げとして少しでも力になれることがあるなと思ったんです。

Q:実際にチームを1から起こすことを始めた2013年はライダーからはどのような1年でしたか?

去年は本当に1つ1つ、バタバタの中でシーズンが始まって、アジア選手権の開幕戦こそ本当にグリッドに立てないんじゃないか、というくらいトラブル続きでした。
サスペンションを借りたりと、そういう状態での開幕戦だったのですが、そのレースでもシングルフィニッシュできて、シーズン終えてみると個人ランキングで5位。チームランキングとしても4位でプライベートチームとしては最上位の結果でした。
当然チームメンバーやチームライダーの岩田選手、そしてオーナーの手島の頑張りがあっての結果だったと思います。

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Q:2014年はアジア選手権と全日本選手権の掛け持ちという体制です。

アジア選手権に参戦して今年が2年目です。チームとしては3年計画で、3年目でチャンピオンを取るという目標がありますが、何事も前倒しにしていかなくては達成できないと考えています。今年にチャンピオンを取るつもりで考えています。
チームを大きくするためには、やっぱり資金面も必要なので勝たなくてはいけないし、そしてチームとして表彰台に登って、さらに優勝する。そういうことで、チームの意識はチャンピオンを目指すチームとして高まってくると考えています。
全日本ではJ-GP2クラスに参戦し、Moto2フレームの開発をNTSとジョイントして進めていくことを目的にしています。自分のフィールドは完全なレース用車両の部分にあると思っているので、Moto2車両の開発ということは今までの経験が大きく生かせると思いますね。

Q:全日本では完全なオリジナルフレームでの参戦となるのでしょうか?

HondaエンジンでMoto2に使われるタイヤを使用してNTSオリジナルフレームでの参戦です。すでにシェイクダウンも実施して、今のところ4周ほどしか乗っていないですが、ある程度の手ごたえは感じていますよ。
去年のWebikeチームノリックヤマハでチャンピオンマシンとなったフレームが設計のベースにはなっているので、まずはベースのセッティングを見つけることですね。ただ、参戦するからには当然勝ちを狙っていきます。

Q:小山選手自身の2014年ビジョンを聞かせてください。

アジア選手権では、チーム一丸となって全員が良い成績を残せるように、僕自身が他のライダーを成長させていけるようにしていきたいと思っています。
早く自分を抜いていけと、、、そういう気持ちで望みます。走り方であったり、タイヤのマネージメントであったりと色々な視点から共有していけると思います。
とにかく勝たないと目標も見えてはこないので、まずは1勝して、チームがチャンピオンを意識していけるようにしていきたいですね。
全日本ではJ-GP2に実力ある選手が多くいるので一番の激戦区ですね。各チームもマシンの熟成が進んでいるでしょうが、Tプロのチームとしては単独参戦は初年度となります。
まずは岩田と2台体制でNTSフレームを開発していくことが大きな目標です。

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Q:Webikeのユーザーにメッセージをお願いします。

アジア選手権は現地で見に行く機会はなかなか無いと思いますが、鈴鹿ラウンドがあるので日本でアジア選手権を見れる機会があります。
アンダーボーンクラスなど、いつもだと見ることが出来ないクラスもありますので、アジアの熱い雰囲気を感じられるはずです。うちのチームからも1名参戦します。
全日本でもJ-GP2クラスで精一杯がんばっていきますので是非、サーキットに足を運んでいただいて、生のレースを観ていただきたいなと思います。
そして来て良かったと思えるような面白いレースをしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!

<プロフィール>
1983年3月19日 神奈川県相模原市生まれ。
バイクとの出逢いは3歳でポケバイに初めて乗りはじめる。
96年から98年までTZM50でミニバイクレースに参戦。NSR50が全盛のなかで、数々のタイトルを獲得。モリワキの製作したMH80でもレース参戦し、当時のコースレコードを次々と塗り替えチャンピオンに。
99年にはGP125にスイッチ。型遅れのRS125を購入し自分で整備をしながらノービスクラスで筑波選手権GP125でチャンピオンを獲得。
翌年の2000年には全日本ロードレース選手権GP125クラスに、SP忠男レーシングから参戦。名門チームに所属して、才能をさらに開花させた小山はTZ125にスイッチして当時の史上最年少でチャンピオンを獲得し、大きなニュースとなった。
2001年からは全日本GP250クラスにスイッチ。
SP忠男レーシングで安定した速さを見せるが2004年に再びGP125にスイッチし世界を目指す体制となった。
2005年にGP125デビュー。今ではトップチームになっているアジョモータースポーツに所属し、ホンダマシンを駆ってオーストラリアGPで2位、トルコGPで3位でシリーズランキングでは8位となってルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。
グランプリ時代には様々なメーカのマシンと開発を担当し、2007年にはレッドブル・KTMのワークスチームでシリーズランキング3位という成績を残した。
2011年からはスペイン選手権に参戦しMoto2クラスでランキング3位と、600ccマシンも多く経験した。
2013年からはCLUB PLUSONE with T.Proから全日本ST600クラス、アジア選手権SS600クラスにNTS JAPAN T.Pro Innovationからと、旧知の仲である手島雄介とのジョイントしてのレース活動を開始。
T.Pro Innovationのオーナー手島とは小さいころからの仲間で、ミニバイクレース時代と全日本のSP忠男まで同じチームに所属していた。
同じカテゴリーを走ることはほとんど無く、小山はGP125、手島はST600へと分かれていった。
2014年もアジア選手権と全日本選手権のダブルエントリーで活躍を誓う。

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