ディスクブレーキだけじゃない!油圧クラッチのレリーズもオーバーホールが必要 2021年1月21日 軽いレバー操作でクラッチの断続ができることから、ビッグバイクの中には油圧クラッチを装備している機種があります。定期的なワイヤー洗浄と潤滑が必要な機械式に比べてメンテナンスフリーで楽な気がしますが、作動油であるブレーキフルードは2年ごとの交換が必要です。それを先送りにすると、エンジン側のレリーズに不具合が生じる場合もあり... 栗田晃 駆動系 クラッチメンテメンテナンス
ギズ隠しの「タッチアップペイント」で黒フレームを美しく仕上げ直す 2021年1月20日 外装パーツを脱着する際や工具先端を滑らせてしまった時など、また、ライディングブーツ内側で繰り返し擦られたことで、フレームにはスクラッチキズや深いキズが入ってしまうことが多い。そんなキズが入ってしまうことを想定していれば、あらかじめクリアのカッティングシートなどで傷つきやすい部分を養生しておくことができるが、なかなかそん... たぐちかつみ フレーム メンテメンテナンス塗装
絶版車のピストンリングは合口隙間拡大だけでなく張力低下にも気をつけよう 2021年1月19日 シリンダーと擦れ合いつつ燃焼圧力を漏らさないように受け止めながら、ピストンとともに往復しているピストンリング。圧力を漏らさないためにはリングの合口隙間が規定値以内にあることが大前提ですが、同時にリング自体をシリンダーに押しつける張力も重要です。旧車や絶版車で多く使われていた鋳物製リングの中には、経年変化で張力が低下して... 栗田晃 エンジン 2ストエンジンメンテメンテナンス
ワックスは手に負えないカサカサのガソリンタンクは、極細目のサンドペーパーで下地を作り直そう 2021年1月18日 普段から小まめに手入れしてバイクは何年経っても美しさが持続しますが、洗車やワックスがけをサボり続けた結果、いつの間にか塗装面がザラザラでカサカサだった……ということは珍しくありません。ワックスをかけてもツヤが戻らなければ、思い切ってサンドペーパーを使ってみると、想像以上の結果が得られるかもしれません。 ペーパーが使える... 栗田晃 研磨用品 メンテメンテナンス研磨剤
洗車したいけど寒い!そんな人におすすめしたい爆速洗車用品10選! 2021年1月15日 冬のバイクは結構汚い 乾燥した空気は静電気でホコリを呼ぶし、ちょっと寒い場所では凍結防止剤で塩まみれ。 夏のバイクがベットリした汚れ方だとすると、冬のバイクはカサカサした汚れ方なのが特徴です。 水洗いしたいけど寒いし、濡れたくないし、水に手を浸けたくないし……。 そんな時は拭き掃除! できるだけ水を使わず、できるだけ濡... 門脇誠 ケミカル メンテメンテナンス洗車
バイク専用のメンテナンス工具や道具が「バイクいじり」を楽しくする!! 2021年1月15日 バイクのメンテナンスをスムーズかつ確実に実践するためには、専用工具は欠かすことができないツールだろう。現在はバイクメーカー純正の特殊工具だけではなく、各工具メーカーやコンストラクターから、様々な専用工具や特殊工具が販売されている。その中でも、独自の切り口で魅力的な工具や道具を続々商品化しているのが、ダートフリークのDR... たぐちかつみ メンテナンススタンド類 メンテメンテナンスメンテナンススタンド
ソリッドカラーならDIYタッチアップ補修でも高品位に仕上げられる!! 2021年1月14日 ペイント目視で奥行きのあるメタリックペイントやキャンディペイントではかなり難しいが、仮に、ソリッドカラーのブラックや赤や白などなら、やり方次第で高品位なDIYタッチアップ補修も可能である。ここでは、ブーツの靴底でキズ付けてしまったフレームカバーのキズを、DIYタッチアップで補修してみよう。 メタリックやキャンディは難し... たぐちかつみ 外装 メンテメンテナンス塗装
「バッテリー」ケアに必要不可欠なレギュレーター。追加装備で安心!! 2021年1月13日 バイク用のバッテリーと言えば「12ボルト仕様」が当たり前の昨今だが、その歴史を振り返ると、意外と最近まで6ボルトは使われていた。原付クラスのバイクが6ボルトから12ボルトへ移行したのが80年代中頃のこと。ちなみにハーレーもBMWも、60年代以前の旧車時代は、6ボルト仕様の大型バッテリーを搭載していた。ここでは、国産原付... たぐちかつみ 電装系 バッテリーメンテメンテナンス
はんだごて1本でOK!カウルやフェンダーの割れや亀裂は溶かして修理 2021年1月12日 市販車のフェンダーやカウルに用いられる樹脂パーツの多くに使われるABSやPPといった素材は、熱を加えることで軟らかくした状態で成型し、冷却することで固まり製品となります。そうしたパーツ破損した際に接着剤だけでは強度不足になる場合、はんだごてで加熱することで素材を溶かして接合できることがあります。うまくやれば強度も確保で... 栗田晃 外装 はんだフェンダーメンテメンテナンス
Fフォークのコンディションで走り激変。ダックスの足周り整備に挑戦 2021年1月8日 ガス欠でなければまだ走りますから大丈夫……とか、定期的にエンジンオイルは交換してますから大丈夫……でもないし、2ストエンジンだから、分離給油用エンジンオイルは、絶対に入れ忘れないようにしてますから大丈夫……などなど、エンジンコンディションだけに気を配るのでは、あっと言う間に「絶好調」=「おいしい期間」は過ぎ去ってしまう... たぐちかつみ 足回り フロントフォークメンテメンテナンス
ここで間違っていては始まらない。キャブセッティングで最初に行うのは「油面合わせ」 2021年1月7日 マフラーやチャンバーを交換したりエンジン本体のカスタムに合わせて、ジェットやニードルを変えて空燃比を変更できるキャブレターセッティングは、チューニングのハイライトのひとつです。そんなキャブセッティングで最も大切な要素のひとつが「フロートチャンバー内の油面高さ」です。オーバーフローしなければオッケーではなく、油面の高さが... 栗田晃 キャブレター キャブレターメンテメンテナンス
サビや転倒で穴あき、亀裂が入ったガソリンタンクの穴を埋める「はんだ」活用術 2021年1月6日 絶版車や旧車のガソリンタンクのサビを除去したら小さな穴が開いてしまった。立ちゴケや転倒時に打ち所が悪くてプレスラインに亀裂が入ってしまった……。危険きわまりない走行中のガソリンが漏れを避けるにはタンク交換が最善ですが、それができないなら「はんだ」を試してみるのはどうでしょう。うまくできればパテよりもずっと効果的に、亀裂... 栗田晃 外装 はんだメンテメンテナンス
バイクいじりの楽しさとメンテの重要性「ホンダ4ミニ」縦横どっち? 2021年1月5日 スーパーカブに端を発するホンダ「横型エンジン」を搭載した4ミニシリーズ。一方、CB50に端を発するのが「縦型エンジン」を搭載したホンダ4ミニシリーズ。ファンのあいだでは、ホンダ横型4ミニ、ホンダ縦型4ミニと呼ばれることが多いが、いずれのエンジンシリーズとも、根強い人気を誇っているのはご存じの通り。ここでは、圧倒的なカス... たぐちかつみ エンジン pickupエンジンスーパーカブメンテ
キャストホイールが「新品部品」の雰囲気に仕上がるバレル研磨の実力 2021年1月4日 「オシャレは足元から」といったお話はファッションの世界でも聞くことができるが、バイクのオシャレもまさに足元から始まると考えて良いだろう。旧車ファンならずとも、汚れやサビが多いホイールや腐食したキャストホイールは、美しく仕上げたいものだと思うはず。しかし、いざキレイにしようと思っても、なかなかキレイにならないのが現実であ... たぐちかつみ 足回り ホイールメンテメンテナンス塗装
2ストマフラーの未燃焼カーボンは「しっかり焼いて」完全除去しよう! 2021年1月3日 もはや絶滅危惧種と呼ぶに相応しいのが2ストエンジン搭載モデル。高性能な水冷エンジンを搭載していたモデルでも、マフラー膨張室内やエキスパンションチャンバー内には、燃え残りのカーボンスラッジが大量に残留してしまうもの。最新(とはいっても20世紀末のお話し)モデルでもそうなのだから、旧車2ストモデルともなれば、マフラー内には... たぐちかつみ マフラー 2ストメンテメンテナンス