
今回は、TZR250Rに乗る「SIDO」さんのカスタムバイクをご紹介!

車両と自己紹介

【自己紹介】
もともと機械が好きで車のカスタムに熱中していましたが、26歳の時に友人の誘いで普通自動二輪免許を取得し、今年免許センターでの一発試験(6回目w)で大型自動二輪免許を取得しました。
塗装やエンジンオーバーホールまですべて自分で行う派です。
・バイク歴
車歴は YZF-R125('10)→TZR250RS('92)→RZ125('84)→YZF-R6('19) で、今はTZRとR6の2台持ちです。
【バイク紹介】
2stレプリカを買うにあたって、ヤマハのデザインが一番好きなのでTZRを選びました。
STDモデルとの差は乾式クラッチのみの規制前45ps車です。
カスタムのこだわり
【目指す方向性】
大前提として、すぐに純正のオリジナル状態に戻せるように、メインフレームとメインハーネスには一切手を加えていません。あくまでポン付けできるように作っています。
そのうえで、現代のルックスを持った2stバイクを目指しています。
【かっこいいと思うポイント】
90年代のレーサーレプリカはシート高がとても低いですが、YZF-R1純正シートとオリジナルシートレールにしたことで、かなり前傾が強い今風になりました。
【性能が変化したポイント】
シートカウルが後方に鋭く伸びているところと、ヘッドライトが2眼プロジェクターであるところが特にお気に入りです。
カスタムポイント紹介

車体色は元々ショップオリジナルの塗装になっていました。
(既にフロントブレーキマスター、ブレーキホース、リアサス、バックステップは変わってしまっています)
・K-FACTORY
・イニシャルアジャスター Cタイプ (オーリンズ正立フォーク)
フロントフォークをSPR用に交換したことで、こちらのアジャスターを付けられるようになりました。
ノブの部分が小さめに作ってあり、トップブリッジ周辺がゴテゴテしづらいのでお勧めです。
・しまりす堂
・32W 3000lm LEDヘッドライト/フォグライトコンバージョンキット H7
今は廃番になってしまっている2014年に購入したLEDヘッドライトです。
もともとR125で使用していましたが、廃車に伴ってこちらに移植しました。
ヘッドライト本体はR1の純正品なので、Hi/Loともに両方点灯します。とても明るいですし、LEDならではの長寿命です。
ハンドルをフルに切った際に、LED後部のヒートシンクがステムに接触するため、ヒートシンクを一部カットしています。
TZR純正メーターを純正の位置で使えるように、かつR1純正ヘッドライトやカウルを固定できるように、ヘッドライトステーは溶接やステーでオリジナル形状になっています。
・JB POWER(BITO R&D) JBパワー(ビトーR&D)
・中空クロモリシャフト
フロントフォークのSPR化にあわせて装着しました。
これだけでフロントの剛性がかなりアップします。
フルアジャスタブルサスをセッティングしやすくなりました。
リアにも同じJB POWERの中空クロモリシャフトを入れています。
フロントフォーク全体も、アウターチューブを黒カシマコートしたり、インナーチューブを再めっき+パープルブラックコート(東洋硬化さんで加工)したりで、全体を引き締めるのに一役買ってくれていると思います。
カウルが違えばシートレールの形状も当然違いますので、アルミのアングルとフラットバーを加工して、シートレールも自作しています。
R1シートカウルを固定するための穴位置の割り出しも大変でしたが、シングルシートカバーを固定するための純正のロック機構の位置出しには本当に苦労しました。その甲斐あってちゃんとロック、解錠できます。
風や振動で飛んで行ったりしませんよ!(青森県への弾丸ツーリングで確認済み)
TZRはシートレールがメインシート下部までメインフレームと溶接されており、一体になっています。
それ以降の部分を固定するため、純正のサブフレームを溶接加工して、R1のアップマフラー固定用の穴から内部に差し込み、シートレールを吊っています。もちろん、その穴から巻き上げた水が入らないようにカバーしました。
フェンダーレス風ナンバーステーももちろんアルミ板での自作です。
・NITRON
・リアサスペンションモノショック NTR R2 シリーズ
純正ショックが抜けてしまっていたので、現行より前のモデルになりますが、NITRONショックを入れました。
もちろん性能は文句なしですし、オーリンズがこの分野では圧倒的シェアだと思うので、人と違うものを探している人にもお勧めできます。
写真では伝わりにくいですが、スプリングのブルーが何とも言えないきれいな色でお気に入りです。
R1外装+TZRタンクカバーではどうしてもオイルタンク横がむき出しになってしまうので、そこを覆うために1mm厚のアルミ板を板金してカバーを作り、3Mのカーボンシートを貼っています。
配線隠し、オイルタンク保護、レーシーさアップの一石三鳥です。
今後やりたいカスタム
予算が確保できればホイールを変えたいです。
・ADVANTEGE
・EXACTII RACING10 フル鍛造アルミホイール
といっても、エンジンを含む定期的なメンテナンスをしっかり行って、いつまでも乗り続けたい1台です。
SIDOさん、カスタムバイクコンテストへの参加ありがとうございました!
今回紹介させていただいた、SIDOさんには、ウェビックで使える500ポイントをプレゼント!