ウェビックでメンテナンス記事を担当する栗田です
バイクを買ったばかりの初心者さんから、キャリア数十年のベテランさんまで、
あらゆるライダーさん向けに情報を発信するウェビックマガジン内で、メンテナンス記事を担当する栗田です。

バイク用品や部品を購入したり、ニューモデルのインプレッションや新製品情報を見たり、
コミュニティで仲間と交流を図ったりツーリングの投稿をしたりと、ウェビックのウェブサイトを訪れる目的は人それぞれです。

そんな中でメンテナンスの記事を投稿する私とは誰なのか? そしてバイクいじりをテーマにした記事を制作する理由は何なのか? について、自己紹介を兼ねてご説明しましょう。

■氏名/栗田晃
■生まれ年/1967年
■身長/183cm
■バイク歴/GPZ250→VF750F→GSX-R1100→GSX1100S→Z1000J→FS50→チャピィ→トリッカー→GPZ400F→KZ900LTDなど

いま一番のお気に入りがこのバイク、カワサキKZ900LTDです。超絶人気のZ1の後継機種である1976年製KZ900の派生モデルで、日本製バイク初の4気筒アメリカン。絶版車として微妙な立ち位置ですが、私は好きです。


メンテナンス歴 下手の横好きで30年
「3ない運動」のおかげで高校生時代にバイクの免許を取れなかった私ですが、
バイクや車のメカニズムに関しては免許を取る以前から興味がありました。

小学生の頃、父親にせがんで解体屋でホンダのスーパーカブの横型エンジンを買ってもらい、
夏休みの研究と称して分解してみようとしたこともありました。
今から40年以上前のこと、当時はインターネットはもとよりバイクメンテナンスの雑誌もなく、
参考にしたのは父親が持っていた雑誌に載っていたカブのエンジンの透視図だけ。

どちらかといえば大工道具に近い、一般的な家にあるハンドツールだけで外せる部品は限られており、
左右のカバーとシリンダーヘッドを外すのが関の山だった記憶があり、
さらにそれは復元できずに再び解体屋に捨てに行く結末なのですが、
工具を使ってバイクの部品を分解する経験は、その後の人格形成に大きな影響を与えたのは間違いありません。

小学生時代にはフライホイールプーラーも持っていなかったので、スーパーカブやモンキーのエンジンを分解することはできませんでした。デカい奴ほど小さなバイクが好きという傾向があるようで、私も8インチのモンキーを飼っております。


部品の代わりに工具セットを買ってしまいました。

それから時は流れ、バイクの免許を取得するといよいよ本物のバイクを相手にメンテナンスができるようになります。

といっても、実際には車載工具以上の工具を持っていなかった私ができることは限られます。
オイル交換ひとつ取っても、ホームセンターでエンジンオイルと
廃油処理ボックスを買ってきても、ドレンボルトを緩める工具がないのです。

そこで「バイクをいじるには工具が必要だ」と知り、
ソケット工具やメガネレンチやドライバーが一式入ったKTCの工具セットを購入します。

しかし、カスタム部品を買うつもりで貯めたお金を工具セットに使ってしまったので、
部品を交換しなくてもバイクいじりを実感できるメンテナンスを行うことになったのです。

単品で買うか、セットで買うか。工具選びの永遠のテーマですね。私としては、最初にセットものを買ってから、セットに含まれないサイズや専用工具を追加するのがオススメです。セット工具を買うと、欲しい部品を買うのが先送りになるかもしれませんが、工具があれば夢が広がります。


バイクいじりの楽しさと達成感をお伝えします。

ツーリングやスポーツ走行、さらにはレース参戦などバイクの楽しみ方にはいくつものジャンルがあります。

ただ、ドライブチェーンのオイルが切れてジャラジャラ異音が出ていたり、
エンジンから白煙が出ていたり、ハンドルの切れ方がおかしなバイクではダメで、
そのどれもが「バイクが完調であること」が楽しむための前提条件となります。

自分はまだビギナーだからメカのことはよく分からない……、
多少調子が悪くてもウデでカバーできるから大丈夫……というのはよく耳にするフレーズです。
確かにそうかもしれませんが、それなら早めに信頼できるバイクショップにメンテナンスや修理を依頼しましょう。

若いバイク乗りの方と話をしていて一度ならず聴いて驚いたのが
「突然エンジンが点かなくなっちゃって……」という表現です。
スイッチを押せばいつでも電気が点くように、
エンジンも電気仕掛けであるかのような表現に違和感を覚えながら新鮮でもありました。

確かにセルモーターもインジェクションも電気頼みですから、オジサン世代が
エンジンが「掛かる」「掛からない」と言っている方が古いのかもしれませんが、やはりエンジンには掛かって欲しいと思うわけです。

手前味噌になりますが、このウェビックのメンテナンスサイトで記事を投稿する私とたぐちは、
ともに25年以上にわたってメンテナンスとバイクいじりの記事しか載っていない世にも稀なバイク雑誌を制作してきました。


ピカピカの新車でも、走ればどこかが摩耗してメンテナンスや部品交換が必要になります。カスタムの前に日常的な整備ができれば、バイクいじりがさらに楽しくなります。

エンジンを分解したりボロボロの不動車をレストアしたり、バイクには乗るだけではない楽しみ方もあります。これはゼファーΧとZ550系エンジンを合体させて632ccエンジンを製作した際の1カット。GPZ400Fの車体に積んで、ノーマルキャブで後輪出力70馬力が出ました。