バーハンドルの幅を詰める(切断する)方法!理想のライポジ実現のために知っておきたいカスタム

ダートフリークのDRCブランドから発売されているハンドルバーエンドのカットツール、商品名称「ハンドルバーソーガイド」は、好みのライポジ追求時にたいへん使いやすい商品だ。バーエンドをカットしてハンドル幅を詰めたいときや、スイッチボックスの固定穴の移動時にたいへん使い勝手が良い。

人それぞれ顔や性格が違うように、バイクメーカーはライディングポジションの決定時に、最大公約数を優先するケースが多い。そのバイクの使われ方や仕向先ライダーの体格を分析し、ライポジ=ライディングポジションを決定。現代の大型スポーツモデルは、日本人ライダーの体格から考えると相当に大きく感じるのは、やはりメインターゲットを欧米の海外市場と考えているからである。あと少し、ポジションを改善できれば…… と考えているライダーにとって、この記事がヒントになれば!?

カスタムファンなら所有したい工具

DRCブランドから発売されている「ハンドルバーソーガイド」は、ハンドルバーエンドにクランプし、金ノコのガイドに沿ってバーエンドを輪切りに切断するガイド工具。切れの良い金ノコを使うと驚くほどかんたんにハンドルを輪切りにできる。穴ガイドは、スイッチボックスの固定穴を移動するときに便利な工具だ。

ハンドルを外したり交換するときに、万力にセットして作業することで作業性は圧倒的に良くなるが、グリップを抜き取った状態の車載作業でバーエンドを輪切りにすることもできる。使い勝手は想像以上に良い。

ライディングポジションには「こだわり」を持つライダーが圧倒的に多い。シートに跨がりハンドルグリップに両手を添え、目線をメーターに…………。バイクで走り出す前の仕草だ。そんなときに、手を添えたグリップが遠かったり、手前へ引けているようなときには、バーハンドルのクランプを緩めて微調整すればよいだろう。しかし、ハンドル幅が妙に広いとか、もう少し脇を絞めて走りたい!! なんて感じたことは、ないだろうか? そんなハンドル幅を微妙にツメることを目的に開発されたのが、DRC製の「ハンドルバーソーガイド」である。

スイッチボックスのクランプ部分とハンドルのベンド部分(曲げ部分)には、ある程度の余裕がある。その余裕が前提になるが、この僅かな寸法が、ライダーにとっては極めて重要な「違い」になるケースもあるので、ハンドル幅が僅かに広く気になる際には、まずは「ツメるだけの余裕があるのか?」スイッチボックスクランプやクラッチレバーホルダー周辺の「余裕」を確認してみよう。

ハンドルスイッチ操作時にハウジングが動くと操作感は今ひとつ

ハンドルバーエンドを20mm詰めたので、ハンドルスイッチも同様に20mm移動する。このとき、ライディングポジションを事前に確認し、ハンドルタレ角とスイッチ角度を事前に確認することで、ウインカースイッチの操作角度を決定できる。操作感の向上もライポジ向上には重要なファクターである。

ハンドル交換と同時に幅詰めを行ったので、加工作業はすべて万力を使って行った。ハンドルエンドの輪切りと同様に、スイッチハウジングの位置決め穴も車載状態で作業することができる。ハンドルパイプの中央に真円加工を施すのは難しいが、ガイドツールがあれば作業性は良くなる。


POINT
  • ポイント1・パイプハンドル時のポジション改善時にあると便利なガイドツール
  • ポイント2・ハンドルを輪切りにする金ノコもブランド品を使うと刃先が長持ちしてとにかく切れが良い。
  • ポイント3・スイッチボックスハウジングの位置決めピンをしっかり利用してポジション変更しよう。位置決め突起を削り落とせば角度変更は楽々だが、スイッチ作動時にハウジングが動きやすくて良くない。

愛車のカスタマイズ第一弾と言えば「ハンドルパイプ」の変更だろう。同じパイプハンドルながら僅かに絞り角度が強かったり、バーエンドが短い=ハンドル幅が僅かに狭いことで、バイクの乗り心地は大きく変るものだ。 完全なるワンオフで自分好みのハンドルパイプはなかなか作ることはできない。しかし、自分好みに近い形状のハンドルはあるもの。そんなときに「あと少し幅が狭かったら、もっとポジションが良いのに……」と言った印象を描いたときには……

ハンドルパイプエンドのカットやカスタマイズを実践したことがあるライダーなら、パイプエンドのカット作業がいかに面倒なものか? 御理解頂けると思う。パイプエンドをカットするには、ハンドルを三つ叉クランプから外して、万力にクランプし直してからの作業になる。しかし、このDRC製ツールがあれば、車体にハンドルをセットした状態のままでツールをクランプ。そして、バーエンドを輪切りカットすることができるのだ。このガイドツールが無ければ、切り口は斜めになり、美しくは仕上がらないはずだ。

スイッチハウジングの回り止めとして、ハウジングのパイプ外径部分には凸形状の突起がある。純正ハンドルは、その穴にハウジングの突起を差し込み締め込むことで、ハウジングの回転滑りを防止している。この突起を削り落としてしまえば、好きな箇所でハウジングを締め付けることができる。 しかし、位置決めがない樹脂部品のハウジングは滑りやすく、しばらくした頃には、ハウジングがユルユルになってしまう。そんなハウジングの固定角度を好みの位置にできる穴開けツールもある。この「ハンドルバーソーガイド」には、ハウジング固定用突起の穴加工用を行うための「加工穴ガイド」も付いているのだ。

ハウジングの突起を差し込む穴加工も難しい。キリ(ドリル)先端が滑りやすく、加工終了時には、キリが滑って長穴仕上げ!? になってしまってことが多い。しかし、そんなときにこのガイドツールがあれば、思い通りに穴加工を行うことができるのだ。カスタムファンには是非とも使って頂きたいアイデアツールである。

 
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