タンクを空にしたらレバーは握らずフルードを満たす


04.jpg
▲新品フルードを注入したら、キャリパーのブリードプラグを緩めてレバーを握り、ホースとキャリパー内のフルードを排出する。ここでタンクを空にしたら一連の作業も水の泡なので、排出に伴って低下するフルード液面の確認を忘れずに。
 
リザーバータンク内のフルードを空にすると、エア噛みが心配という人もいるでしょう。
しかし、タンクとマスターシリンダー内部のピストンの位置関係から、レバーを握りさえしなければフルードは送られないので心配はいりません。
写真のようなリザーバータンク別体タイプのマスターシリンダーであれば、タンクとシリンダーをつなぐホース内にフルードが残るため、タンク内が空になっても大丈夫です。
 
きれいになったリザーバータンクにフルードを注入したら、この時点で初めてブリードプラグを緩めてキャリパーとホース内に残った古いフルードを排出します。
もちろん、古いフルードが抜けるに従ってタンク内のフルードは徐々に減少するので、空にならないよう常に観察して補充します。
ブリードプラグから出てくるフルードが、劣化した茶色から無色透明になれば入れ替え作業は完了です。
この方法であれば、キャリパーの種類によっては面倒なエア抜き作業をすることなくフルード交換ができるのでお勧めです。
 
「ブレーキフルードDOT4」はこちら
 
05.jpg
▲せり出したダイヤフラムはキャップを閉じる前に折り畳むが、ダイヤフラムがせり出すということはブレーキパッドの摩耗が進行していることに注意しなくてはならない。パッドが摩耗した状態でリザーバータンクを満タンにすると、パッド交換時にキャリパーピストンを押し戻した際にタンクからオーバーフローする可能性もある。
 

ブレーキ性能維持にも重要なフルード交換で見た目も気持ちもリフレッシュ!


ディスクブレーキの性能を維持するにはブレーキフルードの定期交換が必要。
余計なエア抜き作業を省略するためにも、リザーバータンク先行の全量入れ替えを実践しよう。
 

POINT

・ブレーキフルードの交換時期は2年がオススメ
・マスター側からフルードを抜くとエアが噛みにくい
・ブリードプラグを緩める際はリザーバータンクが空にならないように注意
関連キーワード
20210625_garage_sale_point_336_280.png
車種に関連した記事