バイアス至上最高のグリップ力と旋回性能を得たIRC RX-03 SPEC Rをインプレッション!【WMS2021】
近年になって各社が発売した新世代バイアスタイヤのほとんどは、あらゆる用途に配慮したベーシックモデルという位置づけである。
そんな中で唯一、サーキットランを視野に入れ、グリップ力や旋回性を徹底的に追及しているのが、IRCのRX-03スペックRだ。

もっともそんな表現をすると、このタイヤに対してシビアや上級者向け、というイメージを抱く人がいるかもしれない。
でも実際のスペックRはなかなかフレンドリーな特性だから、例えば同社のベーシックモデル、RX-01/02から履き替えても、違和感を覚えることはないはず。

とはいえ……。


サーキットランを視野に入れたスペックRならではの実力



ひとたびコーナーを攻め始めたら、誰だってRX-01/02とはまったく異なる特性に驚くに違いない。
まず進入時には、ブレーキングに応じて前輪の接地感が高まりが如実に感じられるし、その接地感のおかげで、車体の倒し込みは自信を持って行える。
そしてバンク角が深くなると、抜群の旋回性と安定性が堪能でき、立ち上がりで右手に力を込めれば、後輪から濃厚なトラクションが伝わって来る。
そういう特性だから、スペックRを履いたバイクでスポーツライディングをしていると、既存のバイアスのような、遠慮という意識が芽生えて来ないのである。

もっとも、サーキットでの絶対的な速さや信頼感は、ハイグリップ指向のスポーツラジアルに軍配が上がるのかもしれない。
とはいえ、ラジアルの半分~2/3という価格を考えれば、バイアス至上最高……と言いたくなる運動性能を実現したRX-03スペックRに、異論を述べる人はいないだろう。


既存のRX-01/02や01スペックRと同じく、RX-03スペックRの適合車種は125~250ccのスポーツモデル。
今回のテスト車はGSX-R125。


RX-03にベーシックモデルは存在せず、スペックRのみを設定。

運動性能に特化した作り込み



IRCが製作した既存のタイヤとの性能比較グラフ。
RX-03スペックRのウェットグリップと耐摩耗性は、RX-01スペックRとRX-02に及ばないものの(RX-02にスペックRは存在しない)、他の3つの要素は劇的と言っていいレベルで向上している。


冷間時からの温まりはかなり早く、数分で準備OKと言う印象。


フルバンク時の安定感に貢献する接地面積の拡大を意識して、ショルダー部のクラウンRは前後とも大きめに設定。


トレッドパターンは専用設計。
溝が広範囲に及ぶRX-01/02に対して、RX-03スペックRのエッジ部はほぼスリック。

今回紹介した商品
IRC|RX-03 SPEC R
●トレッド形状を見直し、さらに軽快なハンドリングへ
●サーキットでのスポーツ走行にも対応した、 公道走行可能タイヤ

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