雨でも走り続けたいライダーへ!ドッペルギャンガーのシートバッグ、サイドバッグ、ホルスターバッグを試してみた

キャンプツーリングや一泊二日以上のロングツーリングに欠かせない存在となっている”ツーリングバッグ”。
長い時間、長い距離を一緒に走る相棒を、アナタはどんな基準で選びますか?
容量?固定の容易さ?それとも見た目?

さて、今回インプレッションしていくのは『ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER)』のキャンプツーリングシートバッグターポリンサイドバッグ25、そしてライダーズホルスターバッグ2です!

ドッペルギャンガーについて


アウトドア好きの方であれば、ドッペルギャンガーの名前を一度は耳にしたことがあるかもしれません。自転車ブランドとして認知している方も多いはず。キャンプ用品ブランドとして有名な『ドッペルギャンガー アウトドア(DOPPELGANGER OUTDOOR)』と同じメーカーです。


バイク用品ブランドのドッペルギャンガーは、シートバッグ等のツーリング用品はじめ、テント式のバイクガレージなどライダーのバイクライフをより楽しくしてくれるようなアイテムを販売しています。
オレンジ色のロゴカラーが印象的な、多くのライダーに支持されているブランドです。



では早速、気になるその実力を見ていきましょう!

キャンプツーリングシートバッグ

ツーリングバッグの中では最も容量が大きいシートバッグ。
バイクへの積載計画を立てる際に、シートバッグを軸にあれこれ考えるという人も多いはず。

「こいつ……開くぞ!」MAX80リットル超え!トップクラスの大容量

このシートバッグのノーマル時の容量は60リットルです。この時点で十分に大容量と言えます。
わかりやすいように帽体の大きめなアドベンチャーヘルメットを入れてみました。その大きさが良くわかると思います。
しかしよく見てみると、左右の開け閉め用のファスナーの内側にもう一つのファスナーがあったので、開いてみると……。
その容量、脅威のMAX80リットルに!


これでキャンプに必要な椅子やテーブルなどもラクラク収納できるようになりました。

しかし!シートバッグに入りきらないキャンプマットなどはどのように収納すればよいのでしょう……?
よくあるシートバッグだとバッグの上に荷物をポン置きして、ネットや備え付きのコードなどで固定できるかと思います。
でも、このキャンプツーリングシートバッグはちょっと違います。
天面にあるパネルのストラップを伸ばして、荷物を積んで、締め付けることで、収納量がさらにアップし、大きな荷物も積めます!


これ一つで、キャンプツーリングに必要な道具一式程度は収容できそうですね!

バッグをぐるっと囲むようにデイジーチェーン(荷掛けベルト)が配置されています。ネットのフックやカラビナなどを固定する先に困ることはないでしょう。

モノの出し入れラクラク!

両サイドのフタがパカッと開く構造。大きな荷物の出し入れがしやすくなっています。


フタと本体との間をベルトでつないでおけば、開けた瞬間にありがちな荷物雪崩を防止できます!


意外だったのは、天面が3分の1程度しか開かないこと。


天面のフタはペラっとめくれるタイプ。左右の2つのファスナーが1本のバンドでつながっているので、開け閉めの手間がちょっと減ります。

バッグ表面のポケットは、前面のメッシュポケットのみです。

伝わってきた、デザインへの強いこだわり

暗がりの中を走行する際に他の車両から見えやすくするため、多くのシートバッグには白っぽいリフレクターが装備されています。


しかしこのキャンプツーリングシートバッグ、一見それらしいものが見当たらない……。
それもそのはず。
明るい場所ではバッグと同じ黒色で、暗がりではしっかり光る”ブラックリフレクター”という素材が使われています。デザインを崩さないグッドなポイントだと思います!



ターポリンサイドバック25


シートバッグと比較するとサイズ感や取付けも手軽で、日帰りから一泊二日程度のツーリングで重宝するサイドバッグ。 バイクのタイプによってはマフラーへの干渉、タイヤへの巻き込みなどがあるため、固定方法や形状が気になるところ。

これだけあれば大丈夫!ちょうどいいサイズ

容量は日帰りツーリングに最適な25リットル(片側12.5リットル)
財布などの貴重品や、レインウェア程度なら十分に入る容量なので、突然の雨でも安心です。

ちょっとユニークな開け閉め方法

ターポリンサイドバックは開け閉めの方法がちょっとユニークです。
くるくると巻いて閉じる、ロールトップ構造と呼ばれるタイプ。


バックルでカチっと開け閉めするのがメジャーだと思うのですが、それだとちょっと厚出のウインターグローブやレーシンググローブをしたままだとスムーズにいきません。ロールトップ構造であれば、グローブを付けたままでもスムーズに開け閉めが可能です! さらに、口が大きく開くので出し入れがラク。荷物に合わせてバッグのサイズを調整することができるのも特徴です。

固定は独自設計された「ドッペルギャンガーGフック」でガッチリと!
スライドだけで着脱できるシンプルな構造。少しでもテンションがかかっていれば、簡単には外れません!


バイクに接する側には、カウル付きバイクの曲面にもしっかり密着するメッシュクッション。密着性が上がることでバックの”暴れ”を大幅に軽減できます。

ブラックグレーの2色から選べます。



ライダーズホルスターバッグ2



ホルスターバッグは、財布やスマートフォンなど、出したいモノがサッと出せるのが特徴。
筆者が以前使っていた別のホルスターバッグは、ライディングポジションをとった際にお腹に食い込んで少し窮屈な思いをした記憶があります。

ジャマしないポジション

写真を見てもらうと分かると思いますが、ライディングポジションに入った際、最もジャマならないお尻の横に収まります。


外側のポケットはスマホを入れるのにいいサイズ!
マジックテープで簡単に脱着できるので、美しい景色に出会ったらすぐさまスマホを取り出し、カメラに収めることができますね!

ファスナーで閉じることのできる内側のスペースは、筆者の長財布ではちょっとキツキツでした……。

これで道に迷わない!?ホルスターバッグ2に隠された意外な機能

谷間や峠、深い山道などを走っている際に、急にスマホのナビが機能しなくなることありませんか?
通信圏外のエリアであったり、GPS信号がうまく受信できない際に発生します。
そんなとき、(たぶん)役立つ機能がこのホルスターバッグには隠されていました。


そう、コンパスが付いているんです!
これで道に迷ってもどうにかなりそう!

カラーはブラックとグレーの2種類から選ぶことができます。



注目!ターポリン素材の防水性能!


今回最大の注目ポイントは、キャンプツーリングシートバッグとターポリンサイドバッグ2の防水性能です!
秘密はターポリンという素材!
ターポリン素材は、高い防水性と強度、そして汚れにくいという特徴を持っています。
身近な場所では、横断幕や運動会などで見かける屋外テントのホロの素材として使われています。

スタンダードな装着方法!

今回は、筆者の愛車VFR800X クロスランナーに装着していきます!
せっかくなので、シートバックとサイドバッグの二つを合わせて装着します。

まずはサイドバックからです!
固定ポイントは上側2か所、下側2か所です。


サイドバッグは、タイヤへの巻き込みやマフラーとの干渉に注意しなくてはいけません。
その防止のため、バッグの下側に前後3か所ずつ、ベルトを通すためのループがあります。任意のループを選択することで、バイクの形状に合った最適なテンションに調整できる仕組みとなっています。


カウルとの密着性が高いクッションと、テンションを調整できる仕組みのおかげで、バッグサポート無しでも巻き込みや干渉を気にせず、ピタッと装着できます!

次にキャンプツーリングシートバック!
シートバッグは底面に6か所の固定用のバックルがあります。


ベルトの固定先はタンデムステップと、パニアケースを固定するために開いている穴を利用しました。


荷かけフックのあるバイクはそれらを利用できますが、固定できる箇所が無いバイクはプレートフックを利用するのがいいでしょう。ウインカーやリアフェンダーに引っかけるような固定方法は破損の原因になります。おすすめしません。


余ったベルトはこのようにコンパクトにたためます。


「この組み合わせイイネ!」装着するとこんな感じ


いい感じにまとまっています!
このサイズのシートバッグですが、横から見たときに後ろ側の上部が若干傾斜していて、バイクのフォルムを大きく崩していません!サイドバックはコンパクトでヒップアップ形状のため、スポーティなカウル付きバイクでもしっくりきそうですね!

サイズ感の確認のため、様々なタイプのバイクにキャンプツーリングシートバックを取り付けてみました!


キャンプツーリングシートバックの底面はパネル状になっています。
タンデムシートの広さや形状によっては、安定した取付けが少々難しいかもしれません。
カブなどの小さめのバイクであれば、リアキャリアは必須になります。

実際にツーリングいって試してみた!

「使ってみないとわからない!」
実際に装着してツーリングに出かけてみました!

ドッペルギャンガーカラーに染まったきれいな紅葉を横目に、ちょっとタイトなワインディングを走りました。
しっかり固定されているので、ライディング中のズレはほとんどありませんでした。


使っているうちに気付いことがありました。
3つの製品すべてに共通して、ファスナーの持ち手部分がこんなカタチになっています。


これが意外に便利で驚きました!
厚手のグローブをつけたままでも持ちやすい!
些細なことかもしれませんが、ちょっと感動したポイントでした。

実感した”防水“のありがたみ

撮影日の天気予報は晴れでした。
「せっかくの防水バッグなんだから、雨が降ってもいいのになぁ」
(内心は晴れのまま最後まで気持ちよく走りたい……と思っていたんですが)

その矢先、バラバラと強めの雨が……!
ここで非防水のツーリングバッグならばすぐさま停車し、専用の防水カバーを被せなくてはいけません。
しかしこのキャンプツーリングバッグは違います!


水をしっかりはじいています!

筆者が使ってきたシートバッグ、サイドバッグはどれも非防水のものでした。
ちょっと雲が怪しいと「降るのかな?降らないのかな?」とそればかりに気がいってしまい、せっかくのツーリングがなんだか微妙な感じに……。

以前、ツーリングの最中に突然雨が降ってきたため、慌てて防水カバーを取り付けたました。ところが、固定が悪かったのか風圧で防水カバーが外れ、そのままどこかへ飛んでいってしまいました。

「雨を気にしなくていい」というだけで、こんなにも気分がラクになるのかと驚きました。

たためるから、お留守番も得意なんです

デキるシートバッグは、お留守番もデキる!
これだけ大きなシートバッグを使う機会は、年にそう多くないかと思います。大きなシートバッグはかさばってしまい、ジャマになってしまうことでしょう。
しかしこのキャンプシートバッグ、なんとコンパクトにたたむことができます!


約5分の1程度の厚さになり、収納もラクラクに!
これはポイント高い!

まとめ

ここまでドッペルギャンガーの3つのツーリングバッグについてインプレッションしてきました。
いずれもツーリングバッグ本来の積載性はもちろん、機能性、デザインに至るまで、ライダーのニーズを抑えた満足のいく製品でした。

特に、身を持って体験した防水性能について述べると、その魅力は単に”荷物が濡れない”だけではありません。
「雨が降ってもへっちゃらだ!」
そう思える心の余裕こそが、ツーリングをより快適で楽しくしてくれる大きな魅力であると筆者は思います。

「不安をできるだけ排除して、走るペースを崩したくない!」
「どうせならよりスタイリッシュに積載したい!」
そんなライダーに強くおすすめできます。

トップクラスの積載力と防水の安心感を、手に入れてみませんか?

他にも、ターポリン素材を使った防水ツーリングバッグはたくさんあります。自分にあったモノを探してみてはいかがでしょうか。

 
今回紹介した製品はこちら
 
関連キーワード
車載バッグに関連した記事