ヘンリービギンズの耐水シートバックを徹底インプレッション!
見せてもらおうか、ヘンリービギンズのシートバッグの性能とやらをッ……!

ツーリングと雨。バイク乗り永遠のテーマな雨問題。
走り出しから雨ならまだ覚悟できるんですが、走行中の雨。
特に高速走行中は止まることも出来ず次のPAまでずぶぬれになりながら走るなんて展開になりがち。
積んでいる荷物も同じで宿やキャンプ場についたら、中身びっしょりとか想像しただけでも地獄。
今回はそんな耐水問題を解決できるかもしれないヘンリービギンズのシートバッグを徹底インプレッション!

もちろん恒例のキャンプに使って今回は水をぶっかけます!


ツーリングシートバッグWRを使ってみました!

いくら耐水性能があるという物でも基本はやっぱり晴れの日の使い勝手。
ということでおなじみキャンプに行ってきましたので、積載力、使い勝手、良いとこ悪いとこをインプレッション!

車両へ装着してみた


まずは車両への取り付けからやっていきます。
車載方法については特段変わったものはなく、一般的なシートバックと大きく変わらない形式となっています。
今回はカブのリアキャリアに装着していますが、シートバックという名が示す通り、リアシートに取り付けてももちろん全く問題ありませんでした。

車両への取り付けに使用するのはこれだけ!

この手のシートバッグをすでにお使いの方にはすでにお馴染の、積載用のロープを車体側に付けてから、バッグとバッグルで接続するタイプです。

①車体側前方2か所と後方2か所の計4か所にベルトを装着します。


②バッグ載せます。


③バッグルをカチッと装着したら、あとはそれぞれのロープのテンションを調節するだけで積載完了です!


取り付け後、荷物を入れてない状況と入れている状況でそれぞれガタがないか確かめましたが、ちゃんとテンションがかかるので、不安になるようなブレはありませんでした。
もちろんズルっと走行中に落ちることもナシ。


さて、この方式で積載すると困るのが、積載後のあまりロープ部分です。

そのままにすると、走行中にバタついてバイクに傷を付ける、タイヤに巻き込む、車や道路わきの障害物に引っかかる可能性があって大変危険。
定番、タナックスのバッグだとこれを縛るためのバンドが別でありましたが、ヘンリービギンズのシートバッグは積載ベルトに備え付け済み。

意外と無くしそうなのでこれはうれしいポイントですね。

シートバッグを取り外した後の積載ロープの処理も、バッグルのオスメスが前後で異なるタイプなので、それぞれ接続するだけ!
宿や、キャンプ場について荷物を降ろしてからワインディングを楽しむみたいな使い方の時も便利です。



  • 車両への装着は専用ベルトで簡単がっちり積載
  • 余った積載ベルトは付属のマジックテープでまとめられる



積載力をチェック!


今回もお馴染キャンプツーリングにいくので、手持ちのキャンプグッズを積載してみました。
容量は40Lと決して多いわけではありませんが、走りを楽しむキャンプツーリングの場合、機動性を犠牲にしすぎないこれくらいの容量がイイのかなと思います。
(キャンプにハマると荷物は無限に増えるので……。そして、あふれ出る積載欲は止められないので……。)

実際に入れてみると必要な物はしっかり入りました!


今回持って行った主なキャンプグッズ

  1. テント:ロゴスの2-3人用。デカい
  2. 寝袋:秋冬用
  3. マット:定番の鹿番長
  4. イス:ヘリノックス風
  5. シングルバーナー:SOTOのアミカス
  6. グリル:笑's コンパクト焚き火グリルB-6君
  7. クッカーなど:スノーピークの一人用サイズ
  8. ランタン:ジェントスのLED
  9. みかん:冬なので




以上のアイテムを積むとこんな感じ。

テントが大きいサイズなので幅取ってますが、1人用のツーリングテントならもっと余裕が生まれるはずです。
決して多い容量ではないですが40リットルも侮れない。
何より荷物が減らせて玄人感を感じるような……。

ちなみにこれより多い55リットル仕様もラインナップされているので、ヘビー積載派はそちらがオススメです。
大は小をかねるかもしれない。


プラスアルファの積載が凄くやりやすい


ある意味定番になりつつある機能ですがバッグ上面にマットや追加の荷物を積載できるようにベルトやリングがついています。
これがあるとマットなどの長物をくくり付けられて便利。

これだけだと平凡と言わざる得ないのですが、みなさん、ヘンリービギンズはできる子ですよ!

定番を抑えた上でプラスして、バッグ全周にわたってパルステープが付属しています。

おかげで、バッグのどこにでもカラビナやツーリングネットのフックを付けられる!!
最近のスポーティなバイクは荷掛フックが無かったり使いづらかったりでネットを掛けるのにも苦労するのでこれはかなり使えるはず。


しかもシートバッグの上面が平坦かつ、比較的固めでがっちりした設計なので上に載せた荷物が落ちづらくシートバッグも潰れにくい。
ユーザーのアイデア次第で積載のポテンシャルをかなり高められる仕様になってます!


個人的にはすでに持っているシートバッグを上に乗せてシートバッグonシートバッグみたいなことをしたいかな(やるときは自己責任で)

『積載のポテンシャルハンパないって!』

キャンプツーリング行ってきた!



無事積載もできたのでキャンプ行きましたよー!
カブ2台で行きましたがそれなりの設営が出来たと思います。
基本的なものはバッグに入ったので、ここにタープを追加する場合などは上面に縛り付けるとよいでしょう。

結構剛性感のあるバッグなので型崩れしにくく、どうしても積載が雑になる帰りの荷物を入れる際も、不格好にならないのはちょっとうれしいポイントかもしれません。


お邪魔したキャンプ場
今回は神奈川県の中津川河川敷に行ってきました。
ここは無料のキャンプ場ですが、近くに綺麗なトイレがあったりで、平日でも結構人がいる人気スポットです。

耐水性能をチェック!!



お待ちかね耐水性能をチェック!!
今回インプレッションしているツーリングシートバッグWRはレインカバーを被せるまでの間、雨から荷物を守る」をコンセプトに開発されたそうです。
ということで、実際に水をかけてその耐水性能を見ていきたいと思います。

15分間水をかけてみた


実験方法はいたってシンプル。
しっかりチャックを締めたバッグの中に紙を入れて15分ほど水をかけていきます。
ちなみにこの15分というのは、一般的なパーキングエリアとパーキングエリアの距離15㎞を時速60㎞で走行したときのおよその到着時間になります。
つまり、高速ツーリング中PAを出た直後に豪雨に降られ、次のPAで止まった人という設定です。


浸水を確かめるために一般的な印刷用紙をいれます。


がっつり水をかけること15分
実際にこのレベルの雨にあったら前も見えなさそうですが……。
水の当たらない場所がないように角度を変えながら満遍なくかけていきます。


15分経ったので開けてみます。


あれ?全然濡れてない。

チャックを開けて中を見ても…全く濡れてません。
予想以上に高い耐水性能で驚きです。
これだけの耐水性なら高速道路で急な雨に降られても、次のPAまで余裕でしのげるのではないでしょうか。


おまけ
普通はココで濡れてない!デイトナすごい!とかやるんですが
あまりの耐水性で面白い絵が撮れなかったので、ちょっとバッグの上蓋を開けて水をかけてみます。
実際のツーリングでもいらっしゃる、上蓋とバッグ本体の間に荷物を挟むスタイルという設定です。


またまた15分ほど水をかけてみましたが……。


全然濡れない……。


結論!
高速道路で急な雨に降られても次のPAまで余裕で耐水!


なぜ耐えられたのか耐水性能の秘密をご紹介

無事15分の耐水実験を耐えられたのか。
その秘密は、このシートバッグの独特な構造にあります。

一般的なシートバッグは布製で耐水性能は基本的に期待出来ません。
それはこのバッグも同じ。……なんですがなんとこのシートバッグは耐水性に優れるインナーバッグを内蔵する2重構造になっているんです!

おかげで、水攻めにも耐えられたというわけなんですね。
ちなみに、先ほどはスタッフが15分水をかける実験を行いましたが、デイトナさんによると2時間のシャワーテストでもインナーバッグ内部は全く濡れなかったそうです。
そりゃ15分程度余裕ですね。

もちろん浸水するかどうかは中に入れる物、雨の強さにもよるので一概にお約束できる物でもないですが、かなりの耐水性能を誇る。ということは確かなようです。

ツーリングシートバッグWRはオススメできるのか


さて、今回はヘンリービギンズのツーリングシートバッグWRを実際にキャンプツーリングに使用してきました。
実際に使用してみてホントの所、みなさんにこのシートバックはオススメできるのかいい点と悪い点のまとめです

ツーリングシートバッグWRのここが良かった!

  • 圧倒的な耐水性で急な雨でも大事な荷物が濡れない
  • パルステープを使いこなせれば使い勝手はかなりイイ
  • 剛性感があり荷物を積んでも積まなくても型崩れしにくい

ツーリングシートバッグWRのここが惜しい!

  • 耐水性と引き換えに横方向への容量拡張機能がない
  • バッグ横から荷物にアクセスできない


総じて、使いこなせば旅の力強い相棒になってくれること間違いなしの拡張機能の高さと耐水性でかなりオススメできるいいバッグだと感じました。
じつは今までヘンリービギンズのシートバッグを使用したことがなかったのですが、まさに『痒い所に手が届く』といった感じで、初めてのシートバッグにはもちろん、すでに他のシートバッグをお使いの方もきっとご満足頂けるのではないかと思います。

結論!
ツーリングシートバッグWRはオススメできる!


選べる容量は3種類
・日帰りから一泊の宿泊にオススメな20リットル
・荷物が少なめのキャンプにオススメの40リットル←今回インプレッションに使用したサイズです。
・ロングツーリングにも使える大容量モデル55リットル


DH-732 DH-733 DH-734
内容量 20L 40L 55L
定価
(税抜)
18,500円 22,000円 26,000円
本体サイズ(mm) H200
W300
D300
H260
W430
D320
H300
W530
D320
ポケットサイズ(mm) H130
W260
D40
H160
W270
D40
H200
W270
D40
付属品 シームレスインナー
固定ベルト
ショルダーベルト
レインカバー
シームレスインナー
固定ベルト
ショルダーベルト
長物固定ベルト
レインカバー
シームレスインナー
固定ベルト
ショルダーベルト
長物固定ベルト
レインカバー
表示している価格は2020年1月現在の価格です。価格は予告なく変更となる場合がございますのでご注意ください。

さらに耐水機能がない代わりに、横方向への拡張機能と横方向からの荷物へのアクセス機能が付いた通常版シートバッグもラインナップされているので、耐水性を求めない場合はこちらもオススメです。

個人的には耐水性ありのモデルがオススメです!
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