タナックスのフィールドシートバックを取り付けからキャンプまで徹底レビュー
1泊2日のツーリング~キャンプにベストマッチ!
今回はタナックスのフィールドシートバックをレビューしたいと思います。
タナックスのバックを愛用するスタッフが気になる取り付け方法からキャンプツーリングでの積載力まで徹底的に使い倒してきました!

今回インプレッションしたフィールドシートバックの特徴を一言で表すなら「汎用性」です。
1つのバックでいろいろなツーリングに出かけられるというのはやっぱりうれしいポイント!

取材協力:タナックス株式会社

車両協力:ADIVA株式会社

1.幅広いツーリングに対応できる絶妙なサイズ感


泊まりのツーリングに行くなら是非装備したいシートバック。
タナックスさんからは用途に合わせて様々な容量のシートバックがラインナップされています。
僕自身いろいろなサイズの車載バックを使っていますが、正直今回紹介するフィールドシートバックがあれば、とりあえずどんなツーリングでも行けるのでは?と思います。


容量は荷物によって変えられる39L~59L



タナックスのシートバックではおなじみ?ですが、このフィールドシートバックも容量を可変できます。
通常状態での容量は39L。両サイドを10センチ伸ばすことで+20Lの59Lまで拡張することが可能です。
これが意外と便利で、ホテル宿泊など荷物の少ないツーリングには拡張ナシ。お土産を入れたら拡張。
キャンプツーリングなど荷物の多いツーリングには最初から拡張して59Lという使い方で、荷物量に合わせて適正なサイズを実現できます。
大きなバックに対して少ない荷物を積載するとどうしてもバックの形状が崩れてしまいがちですが、これならある程度防げます。

バック上部にも積載ができる!



スペック上は最大容量59Lとなっていますが、実際はもう少し積載できます。
フィールドシートバックの上部にはあらかじめ積載可能なように荷物を縛るコードが備え付けられています。
また、それでも足りない欲張りさんのために別売りのツーリングネットを固定できるDリングが付いています。
これらすべてを活用すれば、かなりの積載量を実現できます。


ただしくれぐれも、安全に走行できる高さの範囲内で積載しましょう。
ちなみに、リアキャリアとうまく合わせて使用することでこんな積載もできます。

これはツーリングネットのフロント側をフィールドシートバックのDリングに、リア側を車体のリアキャリアに括り付けてります。
縦に積むよりも重心が下がるので安定感が出ます。

ロールマットなどを積載できるベルトもあらかじめ装備されています。



地味に助かるドリンクホルダー付き



意外かもしれないが僕があると助かる。ないとちょっとがっかりと感じる機能がこのドリンクホルダー
ツーリングに行くと必ず飲み物を飲みますよね、長距離の場合は特に。
その際、一回の休憩でペットボトルは基本的に飲み切らないので積載して走り出すわけですが、わざわざバックを開けてねじ込むのはちょっと手間ですし、ネットに括り付けると落下が心配です。
そんな時、ドリンクホルダーがあると悩まずそこに入れられるのでとっても便利。次の休憩でもサッと取り出すことができます。
ドリンクのほかにもちょっとしたお菓子やハンカチやタオルを入れるなんて使い方もいいでしょう。

フィールドシートバッグの購入はこちら


POINT
・容量は荷物によって変えられる39L~59L
・バックの上への積載でさらに積載可能
・ドリンクホルダーも完備


2.フィールドシートバックを実際に装着・積載してみた



今回は、プジョーのジャンゴというネオクラシックなスクーターに積載してみました。
このスクーター125ccなんですが、意外とサイズが大きくて、かなり積載には余裕を感じました。
スクーターは街乗りの乗り物と思いがちですが意外とツーリングもイケちゃうんですよ!
もちろん今回インプレッションしているフィールドシートバックはスクーター以外にも問題なく積載可能です。

車両への積載は4か所のベルトを接続するだけで簡単



フィールドシートバックの着脱は4つの車載用ベルトを介して取り付けます。
このベルトだけで積載が完了するので、余計な工具やステーは一切いりません!

まずはこのベルトを4つ車体のシート付近に取り付けます。

ベルトは車体側の端がループ形状になっているので、グラブバーや、荷かけフックなどに一度通してからループ部分にベルトを通すだけで取り付け可能。縛ったりする必要はありません。
この際、安定感を求めるのであれば、ベルトの車体側への取り付け位置をなるべくバックから離すとテンションがかかり、より安定感が増します。
もし荷かけフックなどがない車両の場合はナンバープレートに挟むだけで荷掛フックをを増設できるプレートもあるのでオススメです。

プレートフック3はこちら 


車体側へ取り付けが完了した後はシートバックとベルトのバックルをつなげるだけ!
最後にベルトの長さを調整して程よくテンションをかけてあげれば、積載完了です。
よくこの手の手順を説明する時慣れれば何分という言葉を使いがちですが、これはなれなくても3分くらいで積載できます。カップ麺作る間に積載できます。

簡単着脱なので、ツーリング先でサクッと荷物だけおろして使うという場合にも便利です。


POINT
・特別な工具やステーのいらない取り付け方法
・様々な車種に取り付け可能な汎用性
・簡単着脱でツーリング先でもサッと積み下ろし可能


余ったベルトの処理も忘れずに



積載が完了したら、長さ調整で余ったベルトを必ず処理しましょう。
そのまま車外に出しておくと走行中に車に当たるなどして大変危険!そしてすごくカッコ悪い

絶対にやりたい余ったベルトの処理方法は大きく分けて3つ

その1.シート下に挟んだり車体やロープに巻き付ける

オーソドックスで手間がかからないのはこの方法。
ただ、走行中に解けると意味がないので、しっかり巻き付けることを忘れないようにしましょう。

その2.ベルト止めストッパー MP-295をつかう

オプション商品のベルト止めストッパー MP-295を使うとさらに綺麗にまとめることができます。
MP-295はマジックテープのついた小さな部品でコレでまとめたベルトを止めるだけ

ベルト止めストッパーはこちら 

その3.切断してしまう
他の車両で使用しないというのであれば、切ってしまうのもアリ!
もし他の車両で使いたくなったときは単品でベルトも販売しているので安心です。
切った端は一度ライターなどであぶるとほつれが防止できてオススメ

また、シートバック取り付けの際カウル形状によってはバック本体やベルトと当たって車体に傷をつける場合があります。
カウルに傷がついてしまうのを防ぎたいときは、プロテクターシートを使うと傷がつかなくてグッド!

プロテクターシートはこちら 

3.フィールドシートバックで実際にツーリングしてみた


まずは59L分の荷物を積んでみた


フィールドシートバックの最大容量は59Lこれは、キャンピングシートバックの通常時の容量と同じ……といっても実際に積載できるのか正直イメージ湧きませんよね。
ということで実際にどれくらい積載できるのかをテストしてみました。
なお、今回は限界の積載に挑戦していますので、バック上部にも積載しています。

結果は……キャンプツーリングに使うものは基本的にすべて入りました!
タープや三脚も積載できたので、そこそこ快適なキャンプができました。
今回は夏場のキャンプということで比較的衣類が少な目ですが、冬場の場合は若干荷物を取捨選択、コンパクトなギアを選ぶなどの必要があるかもしれません。
ただし、夏ならこれで問題ナシ!

これだけ入るということであればホテル泊系のツーリングなら余裕で一週間は旅に出れますね。


▲今回はシートシェルケースを装着したPCX125と2台体制でしたが、充実したキャンプが可能でした。

走行時の安定感もバッチリ



▲フルフェイスが積める大容量なのでもちろん達磨も積める

今回はいつもの山坂道(峠)と街中と軽いオフロードを走行しました。
簡単に積載できるフィールドシートバックですが走行中に気になる揺れやズレはありませんでした。
4点のベルトで適度にバックの底面がしなることによってシートとフィットしていることが効いているんでしょうね
たまに、走行中に荷物が落ちかける、傾くなどしたまま走行しているライダーの方がいますが、そういったことは基本的には無縁といっていいでしょう。

フィールドシートバックはその名の通りシートバックですがキャリアの上にも積載です。
が、ものによって落ちはしませんが若干滑りやすいので滑り止めを挟むといいと思います。
また極端にリアシートが小さい車両の場合は若干工夫が必要な場合があります。
その場合は市販のタイダウンやタナックスから発売されているタイベルトで固定力を高めると簡単に動かない積載ができます。
パワータイベルトはこちら 


POINT
・59Lあればテントとタープを使ったキャンプができる
・走行中のブレや、ズレは全くなし
・1泊からキャンツーまでこなせる汎用性


全てにおいて「ちょうどいい」これは買うべき



筆者はこれまでも比較的多くのツーリングバックを試してきましたが、汎用性という面でこの商品に勝てるバックは今のところ見ていません。
確かに、容量面でそれぞれのシチュエーションに特化したバックはありますが、それらはあくまで「特定のフィールドにおいて」という前置きが付きます。
フィールドシートバックは機能性と容量の面で必要な部分はしっかり押さえつつ、1泊のツーリングからキャンプツーリングまで多様なツーリングシチュエーションに対応できるのでこれ一個で事足りてしまうユーザーは多いでしょう。
様々な車種、ツーリングシチュエーションに対応できる汎用性はまさにタナックスらしさがあふれる逸品でした。
これは正直買いだと思います。
フィールドシートバッグはこちら

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