最強インカムを買ったので、ファーストインプレッション!ビーコムのSB6Xはバイクライフの必需品だった件
え?まだもってなかったの?

1年のライディングの大半を通勤で終える僕ですが、毎日の通勤に欠かせない物と言えば?……そうインカムです。
僕は、いつも通勤用にはビーコムのSB4Xというかなり古いモデルを使っていました。最新の便利機能はないんですけど、基本の機能的にはこれで十分だということでおよそ6年ほどお世話になりました。
お世話になりました。……過去形。……そう、壊れました。

6年も使えたので、大往生なわけですが、インカムがない通勤に耐えられず、今をトキメクSB6Xを買いましたよ!
ということで今回はSB6Xの使い心地をインプレッションしていきます。

6年使ったSB4X、暁に死す。


お別れは突然に。
友達から個人売でSB4Xを手に入れたのがおよそ6年ほど前、バイクもまだ中型だった大学生の頃です。
それから幾多のツーリングに出かけ、事故に遭遇し、直近4年ほどは毎日通勤で雨でも風でも冬でも夏でも活躍しました。

そんなこんなで6年。ここまで長く使えるとは正直思ってませんでした。(だって6年前ってiPhone6の時代ですよ。)
購入金額2万円ほどなので、1日換算10円に満たない。
インカムって高い印象ありますけどこうやって長いこと使えるのであって損はないです。

ありがとう、SB4X……。

禁断症状が出たのでSB6Xを買いました


というわけで、6年ぶりのインカムなしバイクを実施したわけですが、次の日の昼にはSB6X買ってました。
通勤中は音楽を聴くだけなんですが、それができないのがもう耐えられない……。テクノロジーに支配されるとはこのこと。
ここでは、僕がなぜ、SB6Xを選んだのかを振り返ります。

なぜビーコムを選んだのか

昔からいろいろ操作できてSENAが良いという話や、デイトナのインカムが安くていいという話を聞いて、実際に触ってみたりもしてたわけですが、今回も選んだのはビーコムでした。
理由は、説明書がしっかりしてて、サポートがしっかりしてそうで、日本語でしゃべってくれるから。じゃなくて、友達が使っているからです!
僕がインカム選びで提唱する選び方は、周りの機種にあわせろ。この一点につきます。
というのも、別メーカー同士だとペアリングの際など細かいところで、何かとトラブルが発生するからです。

インカムで一番めんどくさいのはペアリングですからね。シンプルに同じブランドを選びます。

ONEじゃなくて6Xを選んだわけ


現在ビーコムのラインナップはコスパに優れるスタンダードモデルビーコムONEとハイエンドモデルのSB6Xの二機種です。
基本的なスペックでは、実用上差を感じることは殆どないですが、今回SB6Xを選んだ理由は“聴きトーク機能”があるという点です。
“聴きトーク機能”は、グループ通話をしながら、音楽やナビを聞くことができる機能のことです。

特にナビ音声はロングツーリング時に重宝することが確実ですので、通話と音声が同時に聴ける、SB6Xを選びました。

逆にこのポイントを重視しなければONEを選んでいたでしょう。

付属品がこれでもかってくらい入ってます。


お待ちかねのSB6X開封!なかなか高級感のある箱に入っておりまして、また今後使いもしないのに捨てられない箱が増えました。
でも、買ってやったぞ感があって高級な箱好き。


中身は、インカム本体のほか、マイクがワイヤータイプとアームタイプの二種類、そしてスピーカーと調整用のスポンジ。そして取り付けベースとその他細々としたものとなります。

最近は、QRコードを読み取るタイプの説明書が横行しておりますが、ご丁寧にわかりやすい紙タイプの説明書が付属するのが地味にポイント。


充電とスピーカーのコネクターも変わっていて、6XはUSB TypeCです。TypeCは最近のノートPCやアンドロイド系でおなじみの端子なのでケーブルを共有できそうです。
iPhone?iPhoneは Lightningケーブルなので残念ながら共有できません!(所謂iPhoneだけだよ!ってやつです)

取り付けは、フルフェイスヘルメットなので、クリップタイプのマウントにワイヤーマイクを選択しました。


こいつ!日本語でしゃべるぞ!


ひと昔前までインカムは英語で僕たちに話しかけてきましたが、最近の機種は日本語でしゃべってくれるものが殆ど!しかも流暢な日本語です。
ビーコムSB6Xもご多分に漏れず、日本語でしゃべってくれます。
SB4Xの時は起動時に「B+COM Let's go!」って英語だったのに、SB6Xは少しエコーのかかった声で「B+COM 起動、電池残量80%以上」と日本語でしゃべってくれます。画面がないガジェットなので便利です。
そのうちオプションでお好みの声優さんの声に変えられる追加コンテンツ配信してくれないですかね……。

5秒でペアリングできる


やっぱりSB6Xの進化ポイントと言えばペアリング機能でしょう。
SB6Xでは、「B+LINK」という機能が搭載されました。
これは対象機種(現在はSB6XとONE)どうしなら合計2アクションくらいで複数のビーコムのペアリングが完了するというもの。
しかも接続が切れても、通話範囲に戻れば自動で再接続される便利仕様なので、もうペアリングで無駄な時間をとられない!

この機能を使うとサインハウス公表値で30秒。僕体感で5秒でペアリングできます。

実際にSB6X同士で試してみました。


まず、B+LINKするための初期登録をします。
登録するすべての機種(最大4台)の電源を入れて上下のボタンを3秒長押しします。
その後1台だけ上下のボタンをクリック。するとあとは順番に接続されるのを待つだけ。

この手の機能がでる前は、走行する順番と、ペアリングする順番を考えてやっていたわけですが、今はそんな手間はいりません。

ペアリング登録済みの場合はもっと簡単で、アンテナを立てて、1台が上下をクリックするだけ。
それだけで4台までペアリングされます。
待機時間(相手を探している時間)もほぼゼロなので、本当に数秒で終わります。

なんなら歩きながらでもできるし、走り出す準備の一環としてサラッとできる。
ヘルメットをかぶったライダーがバイクの前でつながった!つながらない!とかやってる時代は終わりました。

説明書には所要時間30秒と書いてありますが、今のところ、かかって5秒とかその次元です。

詳しいB+LINKのやり方は動画をチェック!


もちろん、今までのビーコムシリーズや他社インカムともユニバーサルペアリングで接続できる。

詳しいユニバーサルペアリングのやり方は動画をチェック!


アプリ、始めました。


ペアリング関連のトピックスと言えばビーコムUなるスマホアプリがリリースされていること。
これは、スマホ上でB+LINK設定や、音量調整などが行えるというもの。
これには、目で見て操作したい派もニッコリ。

画面で見ることができないインカムの設定状況が見える化されるというのは新鮮なもの。
アプリの操作感も結構面白いので買ったら一度お試しを。

肝心の通話は快適そのもの


まず、音質がよい。いたずらに高音質というわけではなく、会話を聴くのに適したちょうどいいセッティングがされています。
そのため、声が大変聞き取りやすい。インカムってどうもトランシーバー感ある音声が多いですが、ビーコムはクリアにちょっと深みのある声が聞こえる。

通信状態も安定していて、ちょっとやそっとじゃ動じない安定感があって「え?なにー聞こえない!」という残念な会話はしなくて済みそう。
万が一距離が開いてもB+LINKで自動復帰するので、峠や高速などペースが分かれやすい状況でも再ペアリングしなくて済みます。

これを快適と言わずしてなんというのか。

聴きトーク、いいじゃない!


聴きトークとは音楽やナビの音声を聴きながら、通話もできるという機能。
つまり2つのデバイスに同時にBluetooth接続できるというもの。

これがないインカム時代は、ナビの音声を聞くか通話するかの二択だったので、知らない地で迷子になることもしばしば。

もうあるに越したことはないという機能ですが、便利なのが、通話と音楽の音量を個別に調整できる点。
調整機能を使えば、長距離ツーリングでちょっと会話が少ない区間は音楽の音量を上げて、会話メインの区間は音楽の音量を下げて。と細かい使い方ができるというわけ。
ただ聴けるだけじゃなくて、調整機能もあるとは恐れ入った。

操作の面で不満もある


物理ボタンの位置が適切に離れていて、形状も異なるので、目視しなくても手の感覚で何を触ってるかわかるビーコムですが、今回ちょっと気になることがありました。

それが、デバイスボタンの形状。これは、電源のオンオフや音量の上下で、ボタンを押すアクションと上下に動かすアクションをするボタンです。
しかしこれのクリック感がちょっとわかりずらい!


SB4X時代はいかにもなダイヤル形状で、本体からも出っ張っていたのですが、SB6Xは全体のデザインと合わせた主張の少ない形状になっています。
同時に押し込んだ時のカチッという感覚も薄味に。使い始めた時は、何度か正しく押せなかったりしました。

でも操作感が特別悪いというわけではないので、慣れの問題かもしれません。

他の部分が素晴らしいが故に、この点は次回作に期待したいところです。

クルマで、タッチパネルのエアコン操作スイッチが、目視無しで操作しずらいのと一緒で、物理ボタンには物理の良さがあるのです。

もはや一強かもしれない


インカム自体は様々なブランドから発売されていますが、やはりトップは今も昔もビーコムという印象です。
機能の着実な進化もそうですが、豊富すぎるサポートや、世代を追うごとにシンプルになっていく操作方法、前世代でのマイナスが確実に次の世代で進化してるという安定感が違います。

今回、インプレッションしたSB6Xは2008年のSB203から数えると7代目。
細かい機能のアップグレードでさらに使いやすく、インカム最大のマイナスポイントであった、ペアリングに関する諸問題を解決して見せたSB6Xは2020年時点では最も購入すべきインカムと言えるでしょう。

ビーコムというと、よくSENAと比較されますが、人に説明する際、僕はスマホに例えて、SENAはアンドロイド、ビーコムはiPhoneだと伝えています。
SENAは高い性能と豊富な機能で、非常に自由度が高いのですが、どうも機能の海に野放しにされる感覚があります。使いこなせれば最強ということ。
その点、ビーコムは何でもできる。というわけではないけど、使う機能がそろって簡単に使いやすいという印象。

SB6Xは、初めてのインカムとしても、ヘビーユーザーが使うインカムとしてもおすすめできるインカムになっていました。



 
今回紹介した製品はこちら
 
関連キーワード
電子機器に関連した記事