RSタイチの新作“染み出す“冷却ウェアリキッドウィンド”を一足早くインプレ!
玄関を開けた瞬間にモワっと気だるい熱波を感じる夏……

熱く湿った空気は肺に入れるだけでも不快に感じ、信号待ちや渋滞にハマろうものならエンジンからの排熱も相まってそれはもう拷問ですよね。
2020年8月には浜松市で気温41度を記録し、特にライダーにとっては厳しい時代になりつつあります。

しかし!そんな夏場のツーリングを快適に過ごせるとしたらどうでしょう?
暑さを忘れることができれば100%ツーリングを楽しめること間違いありません!

今回は最強の冷感グッズ、RSタイチの水冷式アンダーウェア“LIQUIDWIND[リキッドウィンド]”を徹底的にインプレッションしていきましょう!

空気や水以上の冷却性能を得られる秘密とは……?

昨今アパレル業界の新素材開発力は目覚ましく、“吸湿・消臭”、“接触冷感”といった独自素材採用の文字も珍しくなくなってきました。
また、昨今の一般的な冷却ウェアは空調服や水に浸して気化させるベストや、ポンプを用いて内部を循環させるウェアなど様々。

しかし、今回紹介するリキッドウィンドは水という概念から覆したこれまでにない商品です。

リキッドウィンドは、首元から冷却液が染み出し、専用の冷却水を用いて気化効率を上げることでこれまでにない冷却効果を期待できます。

循環させずにあえて“染み出す”、“専用の冷却水”を使う水冷ウェアとはどんな物なのか、革新的な構造を紹介していきます!

涼しいを持続させる冷却液は、㈱マンダム『GATSBY』と共同開発!


水冷式かつ気化冷却で涼しいウェアであることは間違いありませんが、RSタイチはここからさらにもう一歩踏み込んでいます!

水冷の素となる冷却液は、メンズ向けフェイス・ボディケア用品のGATSBYとのコラボ液となっており“リキッドウィンド専用液”。
冷却効果はもちろん、メントール成分を含み冷感効果、さらには消臭効果がある液体です。
衣服が濡れる冷感グッズですが、GATSBY印の専用液なら安心・安全ですね。


革新的な冷却ギミック!


先ほども述べましたが従来の冷却ウェアは、内部に水を補充し循環させるギミックや、直接水に浸してその気化熱で全身を冷やすものでした。
しかし、風の当たらない箇所は水分が気化せず不快に感じるケースも……。

一方リキッドウィンドは、メントール配合のエタノール系冷却液を使用していて冷感効果は長持ち。
濡れたことによる不快感も水に比べて感じにくくなっています。

使用方法はスプレーボトルに液を投入、あとは暑さを感じるたびに何回か握るだけ!
チューブは輪っかを首に通して使う仕様のため、どんなウェアでもリキッドウィンドを併用することができます。



また、リキッドウィンドの効果を最大限活かすためにはアンダーシャツに、エアフローベストを併用して下さい。
チューブを首元にしっかり固定できるほか、空気循環をさらに効率化でき、少量でも瞬間的、かつダイレクトに冷却効果を体感できます!

スプレーボトルを握ることで冷却水を首元に送り込みます。また、ノズル部の黄色い箇所を抑えることでチューブはワンタッチで取り外すことができます!

首元のチューブから冷却液が染み出し、瞬間的にアンダーシャツが冷えることで快適に過ごすことができます。チューブは状況に応じて長さ調整が可能となっていて、頭部にチューブの輪を通した後に絞ったり、外すために緩めることができます。そしてチューブエンドとアダプターは脱着できるので、保管や掃除、またアンダーシャツの脱着に便利です。
※雑菌が入るのを防ぐため、チューブエンドとアダプターは洗わずにそのままご使用するのをおすすめします。もし洗浄した場合は必ずよく乾燥させてからご使用下さい。

ポーチ内部は断熱構造になっており、液体の蒸発を防いだり、あらかじめスプレーボトルを冷やしておくことでさらなる冷却効果を得られます!

人気のMACNA冷却ベストとの性能比較!

すでに販売されている水冷ウェアの人気商品と言えば、MACNA Cooling vest Evo[クーリングベスト・エボ]が挙げられます。
ベスト内部に水を補充しその気化熱で体温を下げるという優れもので、リキッドウィンドとの違いは気になるところです。

まずはリキッドウィンドとクーリングベスト・エボの違いを見ていきましょう!

リキッドウィンドVSクーリングベスト・エボ徹底比較!

     
リキッドウィンド クーリングベスト・エボ
冷却性能 ◎(専用冷却液で場所を選ばずひんやり) 〇(風があれば気化熱でひんやり)
メンテ性 △(分解して清掃可能、ウェアやベストは手洗い洗濯可能) 〇(手洗い洗濯可能)
コスパ △(専用冷却液を使用) ◎(水を使用)
重量 〇(約800g、本体、アンダーシャツ、ベスト合計) 〇(1kg以下、水600cc注入時)
定価(税込み) 〇(16,610円、本体、アンダーシャツ、ベスト合計金額) △(22,000円)

以上の点から、メントール配合の冷却液を用いたリキッドウィンドは、これからの夏を乗り越える心強いパートナーになりそうです!
また、新しく冷却ウェアを買おうという方にも、セットで揃えても16,610円で揃えられるのは嬉しいですね。

リキッドウィンドはこんな方にオススメ!

  • 水道水以上の冷感効果を味わいたい方!
  • 市街地や観光地など、渋滞が予想されるツーリングに行く方!

メントールがお肌に合わない方はこちら!

リキッドウィンド冷却水はメントール成分がかなり強く、人によってはお肌に合わない可能性があります。
そういった方にはぜひ、クーリングベスト・エボをオススメします!

リキッドウィンドの装着・使用方法


今回はリキッドウィンドスターターキットをご用意しました。文字通り、リキッドウィンドを使用するために必要なアイテムがセットになっています。

  • LIQUID WIND STARTER KIT
  • ・価格:6,050円(税込み)
    ・内容:ベルト&ポーチ、スプレーボトル、冷却水、送水チューブ

また、今回は別売りのアンダーシャツとベストをご用意しました。一緒に着用すると上の写真の様なスタイルに。

  • LIQUID WIND UNDER SHIRT[リキッドウィンド アンダーシャツ]
  • ・価格:4,730円(税込み)
  • LIQUID WIND AIR FLW VEST[リキッドウィンド エアフローベスト]
  • ・価格:5,830円(税込み)

アンダーシャツは各部にチューブを固定できるタグがあり、走行中のバタつきを軽減します。

エアフローベストです。ポケットの内部までメッシュ構造のこだわり仕様。

組み立て方

最初にアンダーシャツの首元にチューブを通します。チューブを通したら輪っかになるように連結します。そしてアンダーシャツ左側にチューブを固定する穴があるのでそちらを通したらシャツは完成。

続いてスプレーボトルはポーチにセットし、ベルトのバックルで固定します。そして、ボトルを逆さ向きで腰に巻きます。

最後にスプレーボトルとチューブを合体すればセット完了です。

使用方法

使い方は至ってシンプル、暑いときにレバーを何回か握るだけ。
首元付近のチューブに穴が合いていて、冷却水が滲み出てきます!

首には血管が集中しているので、首元がピンポイントに冷えるだけでも、全身に冷感効果が伝わります。

気になる冷却性能は……?

今回撮影したのは3月、春を感じる陽気も垣間見える時期です。
そんな中今回はwebikeスタッフのyuriさんに、リキッドウィンドのフルセットを試してもらいました。

Webikeスタッフ:yuriさん

冷却液の入ったボトルに、それを首元まで伸ばすチューブは画期的なシステムだと感じました。
液も有名なブランド「GATSBY」ですので肌に付着しても安心感がありますね。風を受けるとかなり冷えるので、3月に試したのを後悔したほどです。

アウターウェアは見た目普通のコンプレッションウェアで、肌触りも良かったです。
ただ、ジャケットを脱ぐとアンダーシャツやベストが直に見えるので、使い方を工夫する必要があるかもしれません。
チューブ内部に冷却液がない場合、何回かレバーを握る必要があります。チューブが冷却水で満たされると、以降は2~3回押すだけで首元に染み出してきます。

首元に湿りを感じるとメントール成分のお陰で、瞬間的に体感温度が5度ほど下がります。
その後2時間近くはひんやりし続けるので、持続力はかなりのものだと思います。
暑さに弱いライダーにはおすすめですよ!

  • “スターターキット”のみで試してみた

スターターキット、アンダーシャツ、ベストのフル装備のyuriさんは概ね満足の様子。
そこで気になるのは、スターターキットだけだとどうなの?という点ですよね。

筆者はスターターキット単品で使用してみましたが、最初に気になったのはチューブの装着感です。

アンダーシャツを着ていれば、肌とチューブの密着を防げるのですが、それがない分、どうしても地肌に触れた時に違和感を感じてしまいます。

またベストもないので、アウタージャケットとインナーウエアの密着性が増してしまいます。
空気の通る道をつくるためにも、エアフローベストがあればさらに冷感効果を体感できそうです。

リキッドウィンドは買い!?


今回筆者的視点では『買い』の商品だと感じました。専用の冷却水を使用すると聞くとどうしても水ではダメなのかと考えると思います。
リキッドウィンドは専用の冷却水を用いていることもあり、これまでにない冷感効果が感じられます。
これまでの当たり前をくつがえす、新しい商品だと感じました!

試したのが3月だったため“極寒”気分を味わいましたが、夏ならば“快感”に感じるはず!ツーリングの強い味方になること間違いありません!

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