原付/原付2種バイクにおすすめなコスパ抜群エンジンオイル!【選び方解説】

使い勝手がよく、値段、維持費もとても経済的で身近な存在の原付バイク。
通勤通学など生活の足としてはもちろん、ちょっとしたツーリングにも行けちゃいます。


大きなバイクと同様に、乗り続けるためには定期的なメンテナンスが必要不可欠です。その中でも特に頻度が多く、代表的な作業として位置づけられているのがエンジンオイル(以下オイル)の交換です。

今回は、そもそものオイルの役割から、品質のグレードや特性の見方について解説していきます。
それから、あなたの原付バイクライフにぴったりなおすすめエンジンオイルをご紹介します!

原付バイクのオイル交換はカンタン!

一般的に大きなバイクは走行距離3000キロごと、または半年ごとにオイルの交換をするのが望ましいと言われています。一方、比較的短い距離を走る機会の多い原付バイクはエンジンに負荷がかかりやすく、エンジンもシンプルなため、1500キロから2000キロごと、または3~4ヵ月ごとのオイル交換が目安です。

オイル交換は、自分でバイクのメンテナンスをしたことがないという人でも簡単にできる作業です。 バイクの底にあるドレンボルトを外して、古いオイルを抜き、新しいオイルを入れるだけです。おおよそ15分から20分程度でできます。
オイル交換のより詳しいやり方については、こちらの記事を参考にしてみてください!

なぜオイルは交換が必要なのか

そもそもオイルの役割って?

オイルの役割を端的に言うと、エンジンをスムーズに動かすことです。
そのために、次の5つの作用を持っています。

潤滑:エンジン内の金属を滑らかに動かす。
密封:エンジンの気密を保つ。
冷却:発生した熱の吸収と放出する。
洗浄:エンジン内部に付着する汚れを落とす。
防錆:エンジン内部に油膜を作り、錆(サビ)を防止する。

エンジン内部で金属が擦れあって発生する鉄粉や、使用環境、時間の経過によってオイルは次第に汚れ、劣化し、本来の性能を失います。オイルを交換せずに、古いオイルのまま走り続けると、燃費の低下や大きなエンジン負荷となり、結果バイクの寿命を短くしてしまいます。

オイルは3つに分類できる!

オイルはその精製方法の違いによって、大きく3つに分類できます。


「鉱物油」「部分合成油」「化学合成油」の順で、オイル内の不純物が少なく、分子のカタチ、大きさが均一で、高品質&高性能とされています。価格もこの順に高くなる傾向にあります。
オイルの大まかなスペックを知るには、まずここを見るといいでしょう。



オイルにはそれぞれ同じ銘柄、グレードであっても性質がまったく異なる特性があり、パッケージにはその特性を示す表記があります。オイルを選ぶ際はこの表記をもとに、使用する車種や環境、走り方に応じた最適なオイルを選択する必要があります。

ここから、オイルの特性の見方について解説していきます!

オイル特性の見分け方その1:「粘度」の見方!

エンジンをスムーズに動かすためには、オイルがネバネバし過ぎず、サラサラし過ぎない、ちょうどいい状態を保つ必要があります。

オイルのパッケージに大きく書いてあるこちらの表記。


これは「SAE粘度分類」といい、エンジンオイルが正常に働く環境を表す世界標準規格です。
簡単に言うと、「どれだけの温度帯まで正常に働くか」という指標です。

低温粘度について

「W」のつく左側の数字は「低温粘度」と呼ばれ、この数値が小さければ小さいほど柔らかいオイルで、低温でもその性能を発揮できます。


エンジンの始動性や、燃費に関わる数値となります。

高温粘度について

右側の数値は「高温粘度」と呼ばれ、外気温ではなく、油温が100℃のときの性能を表しており、オイルの温度上昇に対してどれだけ油膜が切れにくいかを示しています。


この数値が大きいほど硬く、熱に強いオイルと言えます。高い回転域で走るスポーツバイクなどに使用されるオイルは、この値を基準に選ばれています。

原付バイクの粘度の選び方!

オイルの粘度は硬ければいいというものでも、柔らかければいいというものでもありません。 それぞれ得意とする温度帯が限られているので、大きく誤ると、燃費の低下や油膜切れを起こしてしまうので注意が必要です。 基本は、まずメーカーが指定した粘度を選ぶところからスタートして、寒冷地や走行シチュエーションによって、粘度を柔らかくしたり硬くしたりして調整してみるのがおすすめ!。

生活の足としての利用がメインで、エンジン回転域が低い原付バイクの場合「低温粘度」を主にチェックし、柔らかめのオイルを選択しておくというのも良いでしょう。
例外として、過走行気味でエンジンに不安のあるバイクの場合は、少し硬めのオイルをおすすめします。

オイル特性の見分け方その2:「規格」の見方!

オイルには規格は大きく「JASO規格」「API規格」の二つがあります。
それぞれ解説していきます!

JASO規格について

JASO規格とは、そのオイルの摩擦特性、つまり「滑りやすさ」を表す規格です。
この規格は「MA、MA1、MA2、MB」と分かれており、「MA」ほど滑りにくく、「MB」ほど滑りやすいです。スクーターは、一般に「MB」が指定されている場合が多いです。
誤った規格の摩擦特性オイルの使用は故障の原因になるため、メーカーの指定を守って選びましょう。

API規格について

API規格とは、酸化安定性、サビにくさ、腐食のしにくさ、磨耗性、洗浄性などの多くの基準を元に、そのオイルのグレードを示す規格です。
「SA、SB、SC……」のように、Sに続く横のアルファベットが進むほどハイグレードのオイルということになります。
選び方としては、車種ごとにメーカーが指定しているグレード以上のモノを使用すれば問題ありません。

あなたの原付バイクライフに最適なおすすめエンジンオイル!

ここまで、エンジンオイルの役割や表記が表す特性、その見方について解説してきました。
それを踏まえて、原付バイクライフの楽しみ方を4つのケースに分け、それぞれ最適なおすすめエンジンオイルをご紹介していきます!

「通勤通学をもっと経済的にしたい!」人にぴったりなオイルはこれ!

通勤通学など生活の足として比較的短い距離を原付バイクで走ることが多く、また経済性も重視したいという方におすすめするのは「低温粘度」に焦点を当てたオイルです。

HONDA(ホンダ)|ウルトラE1

ホンダのほとんどの原付バイクは、このオイルを入れておけばまず間違いありません。
低価格、そして安心の品質と定評があり、他メーカーのバイクに乗るユーザーからも支持されています!
低温粘度指数[10W]、つまり気温-25度まで正常に作用するので、国内ほとんどの地域で問題なく使用することができます!


「安心してツーリングを楽しみたい!」人にぴったりなオイルはこれ!

長い距離のツーリングにも出かけたいという方におすすめするのは、高品質で長持ちするオイルです!

YAMALUBE(ヤマルーブ)|Blue ver. スクーター

ユーザーから絶大な信頼を集めるヤマルーブのオイル!
先のホンダ:ウルトラE1と同じく、こちらはヤマハのバイクのベーシックオイルとなっています。
「鉱物油」よりグレードが高い「部分合成油」なので、高い耐久性に加え、燃費、最高速の向上、静音効果なども期待できます!


「ワインディングを気持ちよく走りたい!」人にぴったりなオイルはこれ!

ワインディングをより気持ちよく走り抜けたいという方には、高回転域も得意なオイルがおすすめ!

MOTUL(モチュール)|SCOOTER POWER LE

高回転の状態で走る機会が多いという方に向け、EWCやMotoGp(ロードレース世界選手権)など、世界的なレースでも使用されることで知られるモチュールのオイルをおすすめします!
滑らかな加速感をしっかりと実感でき、また走行中の振動も少なくなると定評があります!


「とにかく愛車をいたわりたい!」人にぴったりなオイルはこれ!

たっぷりと愛情を注ぎこみたいという方は、高い洗浄作用を持つオイルを検討してみましょう!

SUPER ZOIL(スーパーゾイル)|SUPER ZOILSYNTHETIC ZOIL

添加剤メーカーとしては絶対的なブランド力を持つスーパーゾイルのオイルです!
オイルとしての性能はもちろん、エンジンの調子を整える洗浄作用「金属表面改質」が大きな特徴。
ちょっとお高めに感じる価格ですが、1本でオイルと添加剤の2つの役割を果たすので実はコスパがいい!



どんなオイルを選択するかによって、走りや燃費、さらにはバイクの寿命まで、バイクの様々な性能が大きく左右されます。
乗る機会が多く経済性も大事にしたい原付バイクだからこそ、しっかりと最適なオイルを選びたいですね!


あなたにぴったりなエンジンオイルは見つかりましたか?
これからも楽しい原付バイクライフを送りましょう!


 
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