
チェーン選びでもう迷わない!チェーンサイズの見方からその意味、気になる交換タイミングまでご紹介!

突然ですが、「チェーンサイズが520、リンク数が112リンク」と聞いてそれぞれ何を示しているかわかりますか?
バイク用のチェーンは車両によって適合するものが異なりますが、チェーンのサイズ表記を見て、それがどこの寸法やスペックを表すのかがわかる人は少ないと思います。
今回はそんなチェーンのサイズの見方をご紹介します!
サイズ・リンク数の見方
チェーンを選ぶ際に必要になる情報のサイズとリンク数の見方を紹介します。これを見て、愛車のチェーンを選んでみましょう!
チェーンサイズ
各メーカーともチェーンのサイズはインチ基準として表されています。これは各メーカー世界共通の規格となっています。
しかしこの共通規格は内側の幅とピッチについてで、外側の幅についてはメーカーによって異なります。
そのためチェーンコンバートを行う際などは注意が必要です。
実際の表記はチェーンサイズ525の場合、
上1ケタの「5」がチェーンピッチを表していて
インチに表記では5/8インチ。ミリメートル表記では12.7mmとなります。
下2ケタ「25」はチェーンの内リンクの内幅を表しており、
ミリメートル表記では7.93mmとなります。
よく530から525、520サイズへコンバートされる方がいますが、
この場合チェーンのピッチは変わらず、内幅のみ変わるので、スプロケットの交換で対応することができます
愛車のチェーンのサイズが知りたい場合は今装着されているチェーンの外プレートに記載されています。
中古車は、純正のチェーンサイズからチェーンサイズが変更されている場合、スプロケットの丁数変更によってリンク数が純正と事なる場合があるので、必ず現在装着されているサイズを確認しましょう。
リンク数
一般的に多くの場合バイク用チェーンの1リンクはひょうたん型のプレート部分のことを言います。数える際はチェーンの片側の内プレート・外プレートの枚数を数えます。
また、外プレートの枚数×2倍でリンク数を算出するというライダーもいます。
リンク数も装着しているスプロケットなどの要因によって、純正と異なる場合があるので、必ず交換前に確認しておきましょう。
数える際のコツはチェーンのカシメ部分など目印になる部分を基準に一周数えることをお勧めします。
そうすることで、どこから数えたかが簡単にわかるようになります。
その他にもチェーンの品番には、チェーンのカラーやシリーズ名、ジョイントの種類が記載されています。
排気量別の適合チェーン
チェーンを選ぶ際にもう一つ重要になるのが、排気量別の適合です。適合していないチェーンを使うと最悪の場合チェーンの破断など重大な事故につながり大変危険です。
必ず各メーカーの適合リストを確認するようにしましょう。
- DIDチェーン排気量別適合
メンテナンスと交換時期
一般に良く整備された状態でシールチェーンの場合、約20,000km、ノンシールチェーンは約5,000kmを目安として交換を推奨されています。メンテナンスが正しく行われていない場合、これよりも早く交換時期が来ることになります。
メンテナンスは500㎞走行後または雨天走行後の注油と1000~2000㎞走行毎にチェーンの張り調整を行いましょう。
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