NEW! 新車だからすべて完璧!?コンディション良く乗り続けるなら初期のグリスアップが有効 2021年4月19日 塗装はきれいだしエンジンの調子も最高。新車で手に入れた愛車ならどこにも文句のつけどころはない。ほとんどの新車オーナーはそう思っているはず。しかしユーザーにとっては唯一無二の存在でも、メーカーにとっては何万台かのうちに1台です。現状よりさらに良くなる可能性があるなら、やっておいた方が良いと思いませんか?それが車体各部のグ... 栗田晃 足回り サスペンションメンテメンテナンス
現代技術に見え隠れする「シリンダー内壁」特殊アルミメッキの重要性 2021年4月16日 「最高の内径加工を目指したい!!減らないシリンダーを造りたい!!」そんな想いを社是に掲げているのが、埼玉県川越市のiB井上ボーリングである。もはや鋳鉄スリーブモデルよりも、メッキシリンダーモデルの方が多くなっている、ガソリンエンジン。そうであれば、鋳鉄スリーブにこだわり続けてはいけないと考えた同社。実は、早い時期からア... たぐちかつみ エンジン エンジンメンテメンテナンス
カスタムマシン作りやレストア時に威力を発揮「スポーク」は自作可能 2021年4月15日 いわゆるパイプ=チューブベンダーのようにも見える?工具だが、曲げ部分の作りから理解できるように、これはスポークを曲げるために開発された特殊なベンダーである。なかなか入手できない特殊なサイズのスポークを自作したいときなどには、最高のアイテムになる「スポークベンダー」に注目してみよう。 先端ピースと送り込みストッパーの調整... たぐちかつみ 足回り ホイールメンテメンテナンス
エンジンが掛かったり掛からなかったり……。絶版車だからとあきらめる前にスイッチの接点不良を確認 2021年4月13日 昨日は良かったのに今日はダメ。旧車や絶版車オーナーなら一度や二度はそんな経験をしたことがあるのでは?調子が良いにせよ悪いにせよ理由があるわけで、その原因を発見して対策しない限りモヤモヤはずっと続きます。電気系の不調が起きたり起きなかったりする場合、各部接点の接触不良を疑ってみましょう。 セルモーターが回らない理由を考え... 栗田晃 電装系 スイッチメンテメンテナンス
滑り始めの兆候があったら「早めに部品交換」したいクラッチディスク 2021年4月12日 気持ち良くバイクを走らせているとき、特に、追い越し加速時やシフトアップ時に発生しやすい「クラッチの滑り」は本当に気分が悪い。前方の車両を追い越そうとして、シフトダウン&フルスロットルを試みたものの、エンジン回転ばかり上がってしまい、「思うように加速してくれなかった、力強く走らない!?」といった経験を持つライダーは数多く... たぐちかつみ エンジン クラッチメンテメンテナンス
締めすぎはフリクションロス増加の元。サスペンションのメンテナンス時はボルトのトルクを意識しよう 2021年4月12日 前後サスペンションの性能は定期的なグリスアップやオイル交換によって維持されます。分解時に取り外したボルトナットを復元する際は締め忘れないよう作業することが重要ですが、力任せに締めると肝心の性能に影響する場合もあります。特に倒立タイプのフロントフォークはトルク管理に注意が必要です。 フォークオイルやリンクのグリスアップで... 栗田晃 足回り サスペンションメンテメンテナンス工具
“カチッ”はOKだけど“カチカチッ”はダメ!?正しく使いたいプリセット型トルクレンチのコツ 2021年4月11日 ボルトやナットの締め付けトルクが決められている作業で必要なのがトルクレンチです。カチンッ!と手応えがあるまで締めるプリセットタイプのレンチを使いこなせれば、メンテナンスのクオリティもワンランクアップした気分を味わえます。しかし、このプリセット型には正しい使い方があるのをご存じですか? どんなボルトやナットにも適正な締め... 栗田晃 特殊工具 メンテメンテナンス工具
新品バッテリーに交換したのにすぐ上がる!?そんな時はオルタネーターまでさかのぼって確認しよう 2021年4月11日 そもそも苦手意識が強い電気系の中でも、バッテリーが頻繁に上がるトラブルは面倒くさい案件の代表格で、それが絶版車で発生するとなるともうお手上げ……というライダーは少なくありません。どんなに高性能なバッテリーを搭載しても、そもそも発電していなければ充電できません。ここではカワサキZ1-Rを題材に、オルタネータートラブルの実... 栗田晃 電装系 メンテメンテナンス
ポイント点火の必需品。コンタクトブレーカーとセットのコンデンサーの不調でエンジンはどうなる!? 2021年3月30日 現行車では絶滅しましたが、絶版車ユーザーには馴染みのある点火方式と言えばコンタクトブレーカーを用いた接点式点火です。その接点式点火において、点火時期に達した瞬間にスパークプラグに火花を飛ばすためにポイントと並んで重要な仕事をしているのがコンデンサーです。接点式点火のメンテナンスではコンタクトブレーカーに注目しがちですが... 栗田晃 電装系 ポイント点火メンテメンテナンス点火系
ピストンリング挿入に失敗してポキッ!!自作工具利用でスムーズ進行 2021年3月27日 4気筒エンジンのみならず、4ミニモンキーの単気筒シリンダーなどでも、ピストン挿入時にピストンリングの合口を引っ掛けてしまい「ポキッ」とピストンリングを折ってしまった、といった経験は無いだろうか?現代のハガネ製ピストンリングなら、合口付近を「クネッ」と曲げてしまい、パーツが使用不可能になってしまった、なんて経験のあるサン... たぐちかつみ エンジン エンジンメンテメンテナンス塗装
違和感があったときにこそ効果的な「ひと吹き」潤滑性向上の大切さ!! 2021年3月26日 エンジン性能の向上やエンジンのライフアップ=寿命アップ、車体に関しては、各摺動部の作動性向上に関して、極めて大きなカギを握っているのが摩擦抵抗である。摩擦抵抗が低減すれば、バイクの性能は大きく向上し、その違いは体感できるようになるもの。バイク部品には部品同士が擦れ合う摺動箇所が数多くあるが、そんな部分をケアしておくこと... たぐちかつみ ケミカル ケミカルメンテメンテナンス
2ストも4ストも「点火時期調整」のすべての基本は「上死点」にある 2021年3月25日 エンジン始動だけや近所をひと回りしただけでは、エンジン&車体ともに「真のコンディション」を判断することは難しいし、なかなかできるものではない。やっぱりある程度の距離、例えばちょい乗りツーリングでも100km以上走らないと、想定外の問題は露呈しないもの。試運転によって、いわゆる「ウミだし」を進め、ケーススタディでバイクの... たぐちかつみ エンジン メンテメンテナンス点火系
長期放置車両のキャブレターをオーバーホールする際はジェットニードルのチェックも忘れずに!! 2021年3月24日 キャブレター車でもインジェクション車でも、長く動かさないとガソリンが劣化して燃料系統に悪影響を与えます。運良くジェットが詰まっておらず始動できた場合、フロートチャンバー内のガソリンが入れ替われば調子が戻ることもありますが、何となく安定しない……という時はジェットニードルの汚れをチェックしてみましょう。 ジェットが詰まっ... 栗田晃 キャブレター キャブレターメンテメンテナンス
無意識に外すと組み立て時に困る!?ディスクブレーキのパッドスプリングに注意しよう 2021年3月23日 機種によって構成が異なるものの、ディスクブレーキのキャリパーとパッドの間にはパッドスプリングやリテーナーと呼ばれる金属製の薄い部品が組み込まれています。パッド交換時に簡単に外れて、一度外れると組み付け方向が分かりづらいこともありますが、とても重要な部品なので分解前に表裏や組み付け方向を確認しておきましょう。 パッドの遊... 栗田晃 ブレーキ ブレーキブレーキパッドメンテメンテナンス
転倒後には要点検!!前後ホイールとベアリングコンディションに要注意 2021年3月22日 レース時やサーキット走行時はもちろん、街中での転倒なら尚更しっかり点検しておきたいのが、前後ホイールリムの歪みだろう。単純にリムが押されてめくれるなどのダメージではなく、衝撃によってはスポーク部分に想定外のチカラが加わりリム部分ではなくスポーク部分からホイールが歪んでしまうこともある。点検してダメージが無ければ、不幸中... たぐちかつみ 足回り ホイールメンテメンテナンス