【2020年最新】ヘルメットの人気トレンドを徹底分析!データで見る、みんなが重視しているポイント
HUD登場時期を予想しよう

ヘルメットって何年単位で買い替えてます?メーカー推奨は3年ですが、実際のところ、それ以上使ってるという方、珍しくないと思います。
高価なヘルメットはおいそれと買い替えることができないアイテムですし、一度買ったら長く使いたいもの。
長く使うということは、最初が肝心!そんな機能があるなんて知らなかった!とあとで後悔しても遅いのです!

ヘルメットの進化は日進月歩!
ここはやっぱりトレンドを知ってから選ぶべきでしょう!ということで、ヘルメット最新トレンドを、Webikeショッピングの売れ筋から分析していきます。

デザインのトレンドは?

車両のトレンドはネオクラシックと断言できそうですが、ヘルメットの場合どうでしょう。
車両に比べ、バイク用品は、車両にあわせて購入するというユーザーが多い都合上、トレンドが少し遅れてくるというのが実際のところ。
そこで、2020年上半期という期間に販売されたヘルメットの中から1万件ほどを抽出して、テイストを分類してみました。

するとこのような結果に……。


世の皆様は殆どツーリングにバイクを使っているだろうということで、「GT Air」や「ネオテック」をはじめとしたツーリング向けヘルメットが30%を占めています。
続いてが、「RX-7X」や「X-14」などレーシングユースも可能なハイエンドモデル。こちらも僅差です。そして「Z-7」や「エアロブレード」など、街乗りからツーリングまでオールマイティに活躍できるヘルメットたちが16%となりました。
2020年注目すべきは、この次、ネオクラシックです。すでにオフロードヘルメットを越え、4番手につけているのがわかるかと思います。
この原動力となっていたのが「ラパイドネオ」や「EX-ZERO」などで、一極集中ですさまじい人気を見せていたことが要因です。
特に「EX-ZERO」は販売開始後、人気すぎて入荷してもすぐ売り切れてしまうという、とんでもないヒットとなりました。それこそ、switch争奪戦のような。

ここから見えること、それは、もうすでにネオクラシックブームは来ているのです。
すでにSHOEIは次回作、「グラムスター」の発売を控えており、2020年下期まで見ると今回の勢力図も大きく変化しているかもしれません。

デザインのトレンドは
ネオクラシックブーム来てます


ヘルメットのタイプは?


この構図はずっと変わってませんね。安全性の面からもフルフェイスが選ばれているというのは、疑いようがありません。
以前、皆さんに回答していただいた、「使っているヘルメット」についてのアンケートともほぼ合致する内容なので、かなり信ぴょう性は高いでしょう。
安全のためにフルフェイス。この流れはずっと変わらなさそうですね。
ヘルメットのタイプは
フルフェイス一強が続く

何色が人気?


こちらも、大きくは変動していません。黒が1番、白が2番。
この色の中で注目するのはグレーがシェアを集め始めているというところ。
それもソリッドの。
すでにネオクラシックのブームが来ていると申し上げましたが、その片鱗がここにも見えます。
グレーというカラーはあまりレーシングなヘルメットには採用されない色で、ツーリングユースではシルバーの方が人気を集めます。
その点、ネオクラシックヘルメットの場合は、グレーやオフホワイトなどが好まれます。
また、車両のカラーリングもグレーや金属面を推したカラーが増えたように感じませんか?

実際グレーのカラーがラインナップされ、購入されているヘルメットを見るとネオクラシックなどストリート系が多いので、ネオクラヘルメットを被る、またはそういった車両に乗る場合はグレーを選択肢に入れるとマッチするかもしれません。
ヘルメットのカラーは
人気は黒&白!でもグレーも流行の兆しアリ

カーボンヘルメット売れてる?


カーボンを採用したヘルメットが登場したのも最近のトピックスですよね。

まだ、AraiやSHOEIといったブランドが積極的に採用していないということもあり、選ばれてはいないというのが2020年の実情です。
現在は海外系ブランドや、新興ブランドを中心に、ラインナップされているということで、選択肢が少ないということが要因の一つ。
そしてもう1つの要因は価格が高価であること。
まだまだ、浸透していないカーボンヘルメット。FRPやABSに並ぶには時間がかかりそうです。
カーボンヘルメットは売れてる?
価格とラインナップの問題から、もう少し待っても良し


インカムの付けやすいヘルメットってある?


ヘルメットとインカム。もうセットと言っていいほど人気です。
実は、国内の3強(SHOEI、Arai、Kabuto)のヘルメットに取り付ける場合、インカム本体を取り付けられないということは、2020年現在ほぼありません。
Webikeで最も売れているインカム、ビーコムの取り付けが困難だった、SHOEIのツーリングヘルメット3種についても専用のアタッチメントが発売され、取り付けそのものは問題ではありません。
気にしたいのは、内装側に取り付けるスピーカーが正しく取り付けられるか。

そのポイントがスピーカーホールがあるかどうか。スピーカーホールとはスピーカーの形状に合わせて内装があらかじめ切り取られている、若しくは切り取り可能になっているモデルです。
これがあれば、迷わず、適切な位置にスピーカーが取り付けられるのでおススメ。
実際に2020年に購入されたヘルメットの61%はこのスピーカーホールが備えられているタイプでした。この中には街乗りユース用の安価なヘルメットや競技モデルも含まれるので、公道用のハイエンドモデルでは必須に近いでしょう。



また、現状問題はないと言えるインカム取り付けですが、最近は専用のインカムを取り付けることができるヘルメットや、取り付けされるであろう部分の形状を工夫したモデルが出るなど進化を続けています。
今後発売が予定されている、AraiのASTRO-GXもその一つです
このように、インカムの装着を前提とした、ヘルメットの登場も最近のトレンドでしょう。

インカムの付けやすいヘルメットってある?
3強のヘルメットでは問題なく取り付けられるでしょう。万全を期すならスピーカーホールがあるかないかを見て!


サンバイザー(シェード)はあった方がいい?


強い日差しで、前が見えない!
こんな時、ひと昔前はサングラスを活用していたかと思いますが、ここ数年で情勢は一気に変化!
内蔵式のサンバイザーや外側につけるものなど、多種多様な追加バイザーが登場しています。
メリットは何と言っても走行中にサクっとサンバイザー有り無しを選択できるというところ。



気になる普及率は30%ほど。
少ないと見ますか?多いと見ますか?この30%という数値は序盤に紹介したツーリングヘルメットのシェア29%とほぼ同等です。
最近のツーリングヘルメットではほぼ必須の要件となっているので、ツーリングで使用するヘルメットとして選ぶ際のポイントでしょう。

サンバイザーは必要か
ツーリングヘルメットでは必須の要件


あご紐の止め方の人気は?

あご紐ですが、現在主流のとめ方はDリング、ラチェット、ワンタッチの3種に分類できます。
売れ筋をみていくと、Dリングが多数派。次点でラチェットタイプ。ワンタッチのシェアは低いと言えます。


ラチェットタイプは近年、ツーリングヘルメットを中心に採用例が増えているタイプで、ワンタッチでは少々気になる安全性をカバーしながらもDリングより簡単に取り外しができるという代物です。
Dリングとラチェットは、大手3強の中でも採用があるため安全性は問題ないでしょう。お好みで選んでいいかと思います。

あご紐の止め方は?
Dリングかラチェットをお好みでチョイスしよう


メガネ対応が進んでるってほんと?



メガネやコンタクトなどで視力補正を行ってる方、多いんじゃないですか?僕もその1人で、会社ではコンタクト、家ではメガネを付けてます。
ライダー諸氏におかれましても、視力の矯正はなんら珍しいことではないでしょう。でも眼鏡とヘルメットの相性はお世辞にもいいとは言いづらく、中には事実上併用不可のようなヘルメットもあります。
これは内装が、眼鏡使用を想定していないというのが原因ですが、昨今はその事情も変わりつつあります。

それがメガネスリットの存在。
あらかじめメガネのツルの部分が収まるように、内装にスリットがあるもののことで、これがあればメガネ着用でも、ストレスなくヘルメットの着用ができるのです。
普及率の方はというとこんな感じ。40%とかなりの割合です。選択肢も豊富になってきたので、メガネライダーの方は、この点を考慮しても選べる環境が出来上がっています。



メガネ対応が進んでるってほんと?
メガネ派にもやさしいヘルメットは着実に増えています


HUD付きヘルメットはいつ出る?


HUDとはヘッドアップディスプレイのこと。
ヘルメットのシールド、またはそれに類するスクリーン状のものに、ナビなどを投影しようというものです。
これがあれば、ナビ替わりのスマホをハンドルにマウントする必要がないだけでなく、視界を動かさずにナビなどの案内を見ることができます。
また、表示の仕方も、地図の表示ではなく、実際に見ている景色とリンクさせて表示させることも夢ではありません。

すでに、一部のスタートアップ企業から市販も開始されているこの仕組みですが、まだ、バイク業界には浸透してません。
では、いつでるのでしょうか。

2019年の東京モーターサイクルショーにはSHOEIから、「IT-HL」という別体式のHUDシステムを装着したヘルメットが出展されました。
この時価格の予想は12万~15万と言われていましたが発売時期は未定。
かなりの完成度を誇っていたと思いますので、期待と希望と願望を込めて2021年中ではないかと予想します。

ヘルメットの進化は結構早い



毎年、新帽体が開発されるヘルメットの進化はとても早い。
スペックだけでなく、デザインの面でもここ数年大きく変化しているヘルメットは今後も目が離せません!
今、ヘルメットを購入しようと考えている方も、そうでない方も、トレンドを知っていると、選び方が変わるかもしれません。

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