結局筆者が買ったヘルメットは…?


筆者は先述のArai、SHOEIのユーザーインプレッションの様に、フィット感で帽体を選んだことはありません。
チークパッドのアンコを足し引けばフィット感はいかようにも変えられますし、その時乗っている車両に合わせた満足度重視で選んでいます。

ツアークロス3を選んだ時に乗っていたセローはもう手放しており、もうすぐVTRが仕上がって乗り出せる予定……!

そんな状況の中、買うべきはフルフェイスと心に決めており、候補に上がったのはAraiのRAPIDE-NEOとSHOEIのZ-7でした。
SS系車両に乗っているのなら間違いなくRX-7XやX-14などメーカーフラッグシップモデルだったのでしょうが、VTRはフラットな気持ちで乗りたいため候補から外れました。

そして結果購入したのは、Z-7 ZORK。はいかっこいい。

購入の決めて


選考からRAPIDE-NEOが落ちてしまったのは、ズバリ口周りの窮屈感、これに尽きます。

おそらくフルフェイス⇒フルフェイスと買い換える人は気にならないと思うのですが、アドベンチャーヘルメットからのジャンプアップでRAPIDE-NEOを被ると息苦しさを感じました。
MRI恐怖症なのか、閉所恐怖症なのか定かではありませんか、その時の恐怖感が呼び起こされ、泣く泣く諦めることとなりました。

それに比べてZ-7は、若干の狭さを感じつつも十分な許容範囲内。
まさか過去のトラウマが購入の決めてになるとは自分でも考えてもみませんでした。

Z-7のZORKは落ち着いたデザインながらも配色パターンは若干の派手さもあり、そのバランスが丁度いい。
バッグにはネオン管を連想させ、口元は映画トロンを呼び起こされるようなサイバーチック。
それも現代SFではなく、90年代のSFらしさがあり、良くも悪くもイケてるグラフィックが気に入りました。

1ヶ月インプレッション


結果的には大満足です!

通勤初日はともかく新鮮なこと尽くしで、通勤が楽しく感じられたほど。
まず挙げるべきは圧倒的な静音性でしょう。
新品ツアークロス3と比べれば、その差は僅差だったのでしょうが、こちとら5万キロも一緒に旅をしたヤレ感MAXなツアークロス。
文字通り使い倒してしまっていたのか、と実感させられるほどのうるささでした。 それに比べてZ-7は凄い静か。例えるならハイエースからセダンに変わったかの様な静音性です。

次に感じたのは風の抵抗の無さ。
ツアークロス3はバイザーや出っ張ったノーズトップにより風の抵抗を受けやすく、高速走行は苦手です。
風の強い日の高速道路なんて、目視確認の度に首が持ってかれないように注意しなければなりません。

その点、Z-7は振り向いてもなんのその。風と友達になれたような錯覚を起こします。
また帽体重量もフラットなZ-7の方が軽く、その点も関係しているのでしょう。
長時間走行した時に感じる肩周りの疲労感もZ-7ではほぼ皆無でした。

そしてZ-7には、付属品がこれでもかと入っているので、お得感もあります。
ピンロックシートにノーズディフレクター、チンカーテンとあると嬉しいものが勢揃い!
夏場は口元に熱がこもりそうと思いつつも、ついフルセットを装備しています。


思い思いに良かった点を書き連ねてしまい、ツアークロス3ユーザーにとっては面白くない内容かもしれませんね。
その辺をフォローしておくと、筆者は近い内、お金の余裕ができたタイミングで2代目ツアークロス3を買おうと思っています。
Z-7が駄目というわけではなく併用していくつもりで。

日照時間が短い冬シーズン時はとくに、向かう先に太陽がちらつくこともあってバイザーがあると凄い便利。
また呼吸のしやすさは何にも変え難く、オプションで揃えたスモークシールドを使わないまま捨ててしまうのも気が引けます。

記事前半ではAraiとSHOEIどっちが良いのか、と対立構造を描きながらも、AraiとSHOEIそれぞれの良さに気付かされるオチとなってしまいました。
あのときもしRAPIDE-NEOを買っていたら、記事の筆は進まずArai尽くしの記事となっていたことでしょう……。

自分はアライ頭、SHOEI頭と囚われず、柔軟な考えができる頭であることが、自分にピッタリなヘルメット探しに必要なことなのかもしれませんね。

 
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