話題のサンスターのチェーンは結局何がすごいのか
チェーンとスプロケットにも相性がある

バイク用チェーンといえばDID、EK、RK。この3強が中心になる三国志状態であることは疑う余地なしでしょう。
そこに2021年彗星のように現れたのがサンスターのチェーンです!三国志に例えると「晋」かな?
さて、そんなサンスターのチェーンですが、果たして3強との違いはあるのでしょうか?選ぶメリットは?安全性は?
この記事ではそのあたり、際どい所をしっかり調査していきます。

果たしてサンスターは、2021年の覇権チェーンになれるのか?

そもそもサンスターってどんなメーカー?

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まずチェーンの話に入る前にサンスターというブランドについておさらいしておきましょう。

1930年代 自転車タイヤ・チューブの補修用ゴム糊を製造
1940年代 チューブ入り歯磨を発売
1950年代 自転車用ギアクランクの生産開始
1960年代 二輪車用スプロケット発売
チューイングガム、洗剤、シェービング製品市場にも参入

この頃には日本を代表する歯磨剤メーカーに
1970年代 二輪車用ブレーキディスク量産開始
ハーレーダビットソンからブレーキの大量発注を受け、評判は急上昇
1980年代 緑色のパッケージで同じみ「G・U・M」シリーズ発売
1990年代 歯垢を吸着除去するハミガキ「Ora2」シリーズを発売
2000年代 イタリアのブレーキディスクメーカーBraking S.p.A.社(現 Sunstar Engineering Europe GmbH – Italian Branch)を買収
2021年 サンスターオリジナルチェーン発売開始

そう!なんとバイク界隈ではスプロケットメーカーとして有名なサンスターは、歯磨き粉で有名なあのサンスターとまったく同じブランドなのです。
そんなサンスターから60年代、70年代に発売開始された二輪車用スプロケットやブレーキディスクは、現在では非常に多くのライダーに支持される鉄板アイテムになっているのです。


新型ハヤブサのブレーキディスクがサンスター製であるように、純正採用されているケースもあるので、もしかしたら知らない間にサンスターを使っていた!なんてこともあるかも?

ちなみにサンスターとは「太陽(サン)が上る朝と星(スター)の出る夜に歯を磨こう」というメッセージが込められているそうです。

生産現場をのぞいてみよう

チェーンの生産現場は公開されていないので見ることができませんが、ブレーキディスクやチェーンの生産現場は動画で見ることができます。
これを見ると、サンスターがかなり大規模な生産設備を持っていて、金属加工を得意としていることがわかります。

サンスターチェーンをおすすめできる人は

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さて、話をチェーンに戻して、サンスターが2021年に発売開始したチェーンです。このチェーン、一見同じチェーンに見えますが、3強のチェーンとは少し違った特徴を持っているのです。
そうなってくるとオススメできるライダーが異なるわけです。一体どんなライダーにオススメできるのでしょうか!

おすすめできるライダー
  • バイクの使い方はツーリングメイン
  • チェーンの選び方がよくわからない!
  • 初めてチェーン交換に挑戦する!
  • スプロケットとの相性までしっかり考えたい!
  • 耐久性は長いほうがいい
  • コスパがいいチェーンが欲しい

実際に触って使ってみた僕の感想としては、このチェーンはツーリング派に非常にピッタリということ。
特にツーリング派がチェーン交換で最も重視したい項目の1つ、耐久性へのアプローチが他社チェーンと大きくことなるのでこの点は後程詳しく解説します。
反対におすすめできないライダーはレーシングな環境でバイクを楽しむライダー。
もともと競技用ではなく、ストリート向けチェーンなので、競技用をお探しの方はDIDがおすすめ。

おすすめできないライダー
  • レースやサーキット走行を楽しむ
  • ノンシールチェーンが欲しい

サンスターチェーンが他社と違う所

サンスターがどんなブランドで、どんなライダーにオススメできるかわかったところで、具体的に「なに」が優れているチェーンなのか。
他社チェーンではなくサンスター選ぶメリットはどんなところなのかを見ていきましょう。

スプロケとの相性が最高=耐久性高い

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実はスプロケとチェーンには相性があるということはご存じでしたか?

サンスター曰く、スプロケットが摩耗する要因は様々ですが、その摩耗を加速させる要因の一つに「ピンのピッチズレ」というものがあるとのこと。
これはチェーンのピッチがズレる事でチェーンのローラーが本来おさまってほしいスプロケットの溝部分におさまらず、歯の部分で受け止めてしまうという現象です。

この現象自体は、もともとの相性のほか、チェーンのブッシュやピンの摩耗、走行中の歪みでも発生しています。

チェーンとスプロケットの規格は各社共通なので、使えないなんてことはまずないですし、基本的には意識してもライダーにはわかりません。
しかし細かい誤差による噛み合わせや接触点の微妙なズレが発生すると、チェーンやスプロケットを摩耗させてしまい、寿命に影響を及ぼすのです。

で、今回紹介しているサンスターチェーンはどうかというと、最初からこのピッチズレが起きにくいチェーンを目指して開発されています!
結果としてスプロケットとチェーンの嵌め合いを最適化することで、お互いの寿命を最大限伸ばすことに成功したというわけ。

これは半世紀以上スプロケットを作ってるブランドだからこそできたことですね!

特にすでにスプロケットをサンスター製に交換しているライダーは、サンスターチェーンで統一してしまうというのがおすすめです。

グレードが1つ=迷わない

20210514_sunstar_img_hikaku_pc_2.png 20210514_sunstar_img_hikaku_sp_2.pngチェーンを買うときに調べることってなんでしょう。
僕の場合はまずリンク数とチェーン幅(サイズ)をネットで確認して、インプレ読みながら自分の使い方に合うツーリングと街乗り向けっぽいグレードを選んで、ジョイントをカシメかクリップ……。

いや思い出しただけでやることいっぱいです。ここにさらに交換どうするの?を考えないといけない。正直めんどくさいですよね。

その点サンスターのチェーンはグレードが1つ!Webikeでいうところの適合車種で自分のバイクを選んだら出てくる3色のうち1色を選ぶ。
これだけでチェーン選び終了です。

もちろん1グレードでレースから街乗りまではカバーできないのでレースに使用したい場合は他メーカーがおすすめ!

車種ごとにほしいリンク数にカット済み

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チェーンの長さリンク数は車種によって決まっています。例えば今人気のスーパーカブは98や100、106リンク。CB400SFは108リンク。カワサキZ900RSは114リンクです。
このようにちょっとキリの悪いリンク数が設定されているのが世の常なのですが、一般的なお店で買えるチェーンは110、110.120、130リンクというキリのいい数字であることが殆ど!
どうするかというと、ちょっと長いチェーンを買ってきて自分で切るしかないのです。なんたる非効率!

でも、サンスターなら大丈夫!車種ごとにピッタリなリンク数で購入できるので、自分でカットしなくてOK!

とはいえ、品質はどうなの?

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いくらカタログスペックが優れていてもやっぱり気になるのは実際に使ってみてどうか?ですよね。
特にチェーンは足回りの重要パーツであり、非常に多くのパーツで構成されているため、1つ1つのパーツに精度が求められるパーツです。
何らかの不具合が起きれば事故や故障につながりやすい安全性を重視したいパーツです。

そこでWebikeでは実際に社員のバイクに取り付けてその性能を確認しました!(まだしています。)

詳しくはインプレッション記事を読んでいただければと思いますが、結果だけ知りたいあなたのためにネタバレをまとめました。
サンスターチェーン使ってみた感想まとめ
  • 体感できる性能は他メーカーと同等レベル
  • やっぱり選びやすい
  • セットが安いのでセットを買ってしまう
  • 交換したら燃費が向上
  • 押し引きが少し軽くなった
  • 走り出しは気持ちいい
  • 総合評価は普通か普通以上

僕も手に取りましたが、レーシングなチェーンと比較すると重いと感じましたが、サンスターマークの刻印や色の発色も綺麗で製造現場が一定の技術を持っていることが伺い知れました。
ちなみにメイドインジャパンです。

安い=コスパ最強

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使い方がピッタリ合えばよき相棒になりそうなサンスターのチェーンですが、意外にも他社のチェーンより少し定価が安いのです。
下記はおなじみの3社のツーリング向けチェーンで比較した価格差です。

サイズ:520 リンク数:110L カラー:シルバー
A社 ¥12,100
B社 ¥12,100
C社 ¥13,200
サンスター ¥9,900

サンスターだけ1万円切りを実現している!

安かろう悪かろうでは意味がありませんが、歴史ある企業が満を持して投入したチェーンであること、チェーンと密接にかかわるスプロケット界のトップであること、日本製であることから一定以上の性能は確保されているとみてまちがいないでしょう。
つまり、安くていいもの=コスパ最強チェーンなのです!

スプロケとのセットならもっとオトク

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チェーンとスプロケを一緒に交換することを検討しているのであればおすすめなのが、サンスターのチェーン、前後スプロケットがセットになった3点セット!
このセットを使うと、ただでさえ安いサンスターのチェーンが、もっと安いんです!

百聞は一見にしかず!今回はVストローム250用のチェーンと前後スプロケットを単品で買った場合とセットで買った場合で比較してみました。

単品で買うよりセットがお得!(2021年5月Webike調べ)
  • フロントスプロケット:3,850円
  • リアスプロケット:10,512円
  • チェーン:11,484円
単品合計:25,846円
3点セット合計:21,450円


円程度セットで購入したほうが安いことがわかります。
もちろん車種によってどのくらいやすいかは差がありますが、少なくとも単品でそろえるよりはオトクです!

チェーンの交換目安距離ははおよそ10,000km~20,000km、スプロケットは諸説ありますが20,000km~30,000km走行後というのが一般的です。

ここで注意しなくてはいけないのがスプロケット交換の際はチェーンを外す必要があるということです。
例えば1年で10,000km走行するライダーが2年後20,000km走行後にチェーンだけ交換したとしましょう。
そうなるとスプロケットは30,000kmに到達する3年目か、次のチェーン交換時期と重なる40,000km走行後でしょう。

つまりなにが言いたいかというと!多くのライダーにとって早ければ2年に1度遅くとも4年に1度のタイミングでチェーンとスプロケットを同時交換する時期が来るということです!!
これはもう!サンスターのチェーンセットを買えば安心!つまりそういうことです!

結論!ツーリング派にはとってもおすすめ!

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今回はサンスターから新発売されたチェーンの特徴やメリットを確認してみました。
ストリート用チェーンなので、レースやサーキットには向きませんが、バイクの用途がツーリングor街乗りメインであれば一度は検討してみるべきでしょう。
特に、スプロケ同時交換時のコストパフォーマンスの良さと商品の選びやすさは3大チェーンブランドに勝るとも劣りません。

ツーリング派が2021チェーン交換するなら、サンスターがおすすめです!

この記事で紹介したサンスターチェーンが今なら+10%ポイント還元中!

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今回の記事で紹介したサンスターのチェーンが今なら10%ポイント還元でお得に手に入る! 夏のツーリングに向けてチェーン交換するならサンスターで決まり!
今回紹介した商品
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サンスターチェーン
●カラー:ゴールド、シルバー、スタンダート
●チェーンサイズ:520、525、530

今回紹介した商品
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サンスター|チェーン&スプロケット 3点セット
●車種と色を選ぶだけ!
●単品でそろえるより20%くらいお得※車種により異なります
●チェーンとスプロケの相性がよい
 
今回紹介した製品はこちら
 
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