BMW Motorrad World Endurance Teamは、本日午後に行われたFIM世界耐久選手権のフリープラクティスで最速タイムを記録し、ボルドール優勝に向けて弾みをつけた。

風の強いコンディションの中、ポール・リカール・サーキット(全長5.771km)で行われたフリープラクティスで、2023年のポールシッターであるBMWチームは、ウクライナ人ライダーのイルヤ・ミハルチク選手の走りで1分52秒543のベストタイムを記録した。このBMWチームのタイムは、EWCディフェンディング・チャンピオンで現在ポイントリーダーのYamalube YART Yamaha EWC Official Teamを0.633秒上回った。

今週末、EWCシーズン初の表彰台を狙うF.C.C. TSR Honda Franceは、1分53秒685の3番手タイムで、Honda Viltaïs Racing、Yoshimura SERT Motul、Tati Team Beringer Racingが続いた。

ダンロップがタイヤを単独供給するスーパーストッククラスのTecmas MRP BMW Racing Teamが総合7番手で、KM99、Team Étoile、Kawasaki Webike Trickstarがそれに続いた。TRT27 AZ Motoは13番手で、新参チームのHungarian Endurance Racing TeamとBMRT3D maxxess Neversが続いた。Team Aviobike by M2 RevoとHonda No Limitsがトップ15を占めた。

見どころ満載だた2時間のこのセッションでは、序盤にTeam Bolliger Switzerlandのペドロ・ロメロ選手が不運にも転倒。Team 33 Louit April Motoが、T2で転倒、Team TCP Racingは、ターン12で転倒した。

FIM耐久ワールドカップのポイントリーダーであるNational Motos Honda FMAは、マシン #55がチェーンの破損に見舞われ、準備に支障をきたした。

予選1回目は現地時間17時20分から行われる。フリー プラクティスの結果は、こちら

情報提供元 [ FIM EWC ]

関連キーワード
おすすめの記事