Dunlop Motorcycle Europeのモータースポーツマネージャーのヴィム・ヴァン・アハテル氏は、今週開催されるFIM耐久ワールドカップのタイトル決定戦に向けて興奮していると語った。

スーパーストックをベースとするこのクラスは、ダンロップがタイヤを単独供給しており、ヴァン・アハテル氏は、9月12~15日に開催されるボルドール24時間レースでの真剣勝負を期待している。

彼はこう語る。「スーパーストックのFIM耐久ワールドカップとフォーミュラEWCの両クラスで熾烈な競争が繰り広げられるポール・リカールに戻ってこられることに興奮している。ボルドールでは、複数のチームがまだチャンピオンシップ争いを繰り広げているから、ダンロップのKRレーシングスリックタイヤの性能と耐久性を披露する絶好の機会だと思っている。」

「今シーズン、ダンロップはスーパーストッククラスの独占タイヤサプライヤーとして3年目を迎えている。現在のダンロップKRシリーズの強さは、フォーミュラEWCクラスのトップチームがスーパーストックチームと同じタイヤを選択し続けているという事実からも明らかなように、我々のエンジニアたちの努力の賜物である。我々は、このエキサイティングなシーズンファイナルを迎える準備を整え、勝利を目指すチームを完全サポートするつもりだ。」

スーパーストックは、6メーカー28台がスーパーストッククラスの栄誉を競い合い、そして、5チームがタイトル争いを繰り広げる。また、ダンロップタイヤを装着しているBMW Motorrad World Endurance Teamは、FIM世界耐久選手権のチーム部門で総合優勝も狙える位置に着けている。

ダンロップは、ポール・リカール・サーキットに合計2,600本のタイヤを持ち込み、ボルドール24時間レースに参戦する45台中32台にタイヤを供給している。

スーパーストッククラスとフォーミュラEWCクラスに参戦するチームは、シングルラップのペースと長距離レース戦略の両方を最大化するために設計されたダンロップの実績あるKR109とKR108のラインナップから、スリックレーシングタイヤを選択する。スーパーストッククラスチームは、フロント2本、リア2本、フォーミュラEWCチームは、フロント2本、リア4本(リアには予選用スーパーソフトタイヤを含む)から選択できる。また、両クラスとも雨天用のフルウエットタイヤとインターミディエイトタイヤも用意されている。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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