FIM世界選手権2024年シーズンが今週開催されるボルドール24時間レースで幕を閉じる中、Wójcik Racing Teamは、2025年を見据えている。
長年EWCに参戦してきたこのチームは、ポール・リカール・サーキットでその輝きを放つチャンスを得た4人のポーランドの若い才能とともに、ホンダマシン #77に全力を注いでいる。
カミル・クレミエン選手、ジュランド・クシュミエルチク選手、アルトゥール・ヴィエレブスキ選手のEWCレギュラーライダーラインナップに、最近、ポーランド・スーパースポーツ600の栄冠に輝いた18歳のリザーブライダー、マテウス・モリク選手が加わった。
ボルドール24時間レースで2度の表彰台獲得の経験を持つチームの創設者、グジェゴジュ・ヴイチック監督は、次のように語っている。「ポール・リカールで2024年シーズンを終えることになるけど、このシーズンは、我々にとって大きな挑戦で、とても貴重な教訓となったよ。日本では、スーパーストッククラスの777チームだけで戦ったけど、フランスではEWCクラスの77チームだけで戦うことになった。」
「我々は、若い弟子たちにこのレベルでの学習と成長のために、可能な限り最高の条件を与えると同時に、よく知られているレースでEWC仕様のマシンについて可能な限り多くのデータを収集したいと考えているんだ。これらのことはすべて、我々にとってさらなる変化と構造の最適化の年となる2025年シーズンに向けての最善の準備に役立つと思っているんだ。同時に、長年にわたって我々自身のキャラクターを変えず、レースを行ってきたことにより、ホンダ・ファクトリーチームとは、密接な協力関係を築けるようになり、ケビン・マンフレディがワークスチームに昇格できたことを誇りに思っているよ。」
マンフレディ選手は、ボルドール24時間レースでF.C.C. TSR Honda Franceのリザーブライダーとして採用された。
情報提供元 [ FIM EWC ]