何度も悔しい思いをした今シーズン、EWCツータイムスチャンピオンのマイク・ディ・メリオ選手は、FIM世界耐久選手権2024年シーズンを有終の美で飾ろうと奮闘している。

F.C.C. TSR Honda Franceのチームメイトであるジョシュ・フック選手アラン・テッカー選手とともに、ディ・メリオ選手は、EWC2024年シーズンではまだ表彰台を獲得していない。しかし彼は、9月12~15日に開催される最終戦のボルドール24時間レースに照準をすでに合わせている。

「今シーズンは、僕たちにとってとても厳しいシーズンだったね。ルマンでのクラッシュ、スパでの欠場(負傷のため)、鈴鹿でのニューマシンのトラブル、そしてクラッシュ......。」とディ・メリオ選手は語り始めた。「表彰台に上がることは最低限必要なことなんだ。そんな形で今シーズンを終えることができれば、冬や来シーズンに向けてのモチベーションを高めることができるからね。もちろん、優勝できれば最高だけどね。でも、耐久レースでは何が起こるかわからないから、いいペースを早い段階で見つけ、表彰台に近づけるように努力するつもりだよ。」

ディ・メリオ選手が最後に表彰台に上ったのは2022年のボルドール24時間レースで、フック選手と藤井 正和監督とともにそのシーズンのEWCタイトル獲得を祝った。そして彼は、ポール・リカール・サーキットのファンでもある。

「ここは長いストレートがあるから、バイクにとっても僕たちの首にとっても厳しいコースなんだよ。速いマシンと遅いマシンのスピード差があるから、本当に難大変なんだ。」と、ディ・メリオ選手は語る。エンジンに対しても気を使わなければならなしね。でも、このコースは好きだよ。シケイン後の最初の部分と、ストレート後のシグネス・コーナー、それから右のダブル・コーナーは特に好きだし、オーバーテイクするのに適しているんだ。」

情報提供元 [ FIM EWC ]

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