マチュー・ギネス選手は現在、Team 18 Sapeurs Pompiers CMS MotostoreからFIM世界耐久選手権へ復帰する準備を整えている。

EWC2014年シーズンのチャンピオンを獲得したギネス選手は、ヤニック・ビューロー監督率いるこのスーパーストックチームの一員として、来月開催されるボルドール24時間レースに参戦する予定だ。

彼は、Team 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreの既存ライダーであるエンゾ・デ・ラ・ベガ選手、バティスト・ギテ選手、マキシム・ペリゾッティ選手とともに、9月12日から15日まで南フランス・マルセイユ近郊のポール・リカール・サーキットで開催されるこの24時間レースに参戦することとなった。

ビューロー監督は、こう語っている。「次のボルドールに向けて、マチュー・ギネスという大変重要な交代要員を獲得できて、それを発表できることを嬉しく思っているよ。マチューはすでに、フランス国内だけでなく世界的なさまざまな選手権に出場して、数多くのタイトルを獲得しているからね。彼の経験と速さは、多くの強いライバルチームから挑戦を受けることになるであろうこの素晴らしい最終戦でのアドバンテージになると思っているんだ。」

FIM耐久ワールドカップ2022年シーズンのチーム部門で優勝したヤマハチームのTeam 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreは、今年はランキング6位でボルドール24時間レースをスタートする。

ギネス選手(35歳)は、フランスのスーパーバイク選手権で3度のタイトルを獲得した経歴を持ち、ボルドール24時間レース2022年大会ではヤマハチームのWójcik Racing Teamから出場し、2位を獲得している。

彼は、こう語ってくれた。「EWCに戻ってくることができて本当にうれしいよ。今年はフランスのスーパーバイク選手権に参戦していて、バルセロナ24時間レースでも優勝することができたけど、EWCは僕にとって本当に大好きな場所で、このレースが大好きなんだ。Team 18からこの機会を得られたことをとても嬉しく思っているんだ。チームメイトやライダーのことはよく知っているし、彼らはとても速く、僕たちはもっと強くなれると思っているよ。」

フランス人ライダーのギネス選手がTeam 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreのボルドールメンバーに加わることは、EWC2024年シーズンからスタートした、ダンロップタイヤを使用するスーパーストッククラスのチームは、フォーミュラEWCクラスのライダー制限である3人ではなく、4人のライダーをエントリーさせることができる、という新しいレギュレーションにより可能となった。

ボルドール24時間レース第87回大会は、9月12~15日に開催される。チケット情報は、こちら。ギネス選手のインタビューは、近日中にFIMEWC.comで公開予定だ。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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