FIM世界耐久選手権2024年シーズンをプライベートチーム勢トップで終えることを目標に置くTati Team Beringer Racingは、"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会において素晴らしい活躍を見せ、総合トップ3の座もまだ手中に収めている。
ヒューゴ・クレア選手、ランディ・クルメナッハ選手、コレンティン・ペロラリ選手のライダートリオを擁するこのチームは、31番グリッドスタートから奮闘し、フォーミュラEWCクラスで14位、総合15位でフィニッシュし、7ポイントのチャンピオンシップポイントを獲得した。
Tati Team Beringer Racingのパトリック・エンジョラス監督は、次のように語った。「ライダーたちは鈴鹿を初めて走ったんだけど、そのユニークな特性にも素早く適応することができたね。」
「予選ではいくつかの困難に出くわしたんだ。スターティンググリッドは、31番手になったけど、決勝では我々の強みでる忍耐力と一貫性を発揮して、数時間にわたって順位を上げることができたよ。」
「鈴鹿のために特別なスプリントバイクを準備している日本チームを除けば、我々はフル参戦チーム中5位、プライベートチーム中2位なんだ。完全に満足できるものではないにせよ、とてもいい結果だとも思っているよ。」
「この結果は、チームのクオリティー、決断力、団結力を証明するものだね。チームの目標は、15位以内に入ることだったんだ。
ここでの唯一の、そして最高の成績が2019年の48位だったことを考えれば、これはちょっと無謀なものに思えたかもしれないけど、我々はそれをやり遂げたんだ。さらに7ポイントを獲得することができたし、トッププライベートチームとしてのポジションもさらに強固にすることができたと思っているよ。」
3ラウンドを終えて、ホンダチームのTati Team Beringer Racingは、現在61ポイントでEWC暫定ランキング4位につけており、トップのYamalube YART Yamaha EWC Official Teamとは55ポイント差となっている。シーズン最終戦となる9月12日~15日のボルドール24時間レースでは、最大65ポイントが獲得できる。
情報提供元 [ FIM EWC ]