終始アクションと興奮に満ちた"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会を終えて、7月にFIMEWC.comを賑わせたFIM世界耐久選手権ニュースの一部を紹介しよう。なお、ニュースの日本語版は、https://www.fimewc.com/jaで閲覧が可能だ。

ドゥカティのチャバッティ氏、今鈴鹿EWC参戦はまだ序章に過ぎない
ドゥカティは、"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会のトップ10トライアルで2番目のタイムを記録し、最終総合順位で4位を獲得した。同社のパオロ・チャバッティ氏によると、今回の参戦は、まだ序章に過ぎないという。MotoGPでタイトルを獲得したドゥカティの主要メンバーであり、現在はモトクロス部門の責任者を務めるチャバッティ氏は、今月初めに鈴鹿を訪れ、水野 涼選手、ジョシュ・ウォーターズ選手、ハフィス・シャリーン選手の3人のライダーを擁するDucati Team KagayamaがFIM界選耐久世手権で鮮烈なデビューを飾るのを見守った。全文はこちら。

EWCスターのマッソン選手、TEAM SUZUKI CN CHALLENGEのポテンシャルに驚く
エティエンヌ・マッソン選手は、Team Suzuki CN Challengeが"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会のトップ10トライアルに進出できることを望んでいるが、FIM世界耐久選手権の画期的な新規参入チームにとっては、鈴鹿のトラック上での成功よりも、将来のためのデータ収集の方が重要だと説明した。EWC2024年シーズン第3戦のエクスペリメンタルクラスに参戦するTeam Suzuki CN ChallengeのGSX-R1000R CN SPECは、ファクトリーサポートを受け、バイオ由来のサステイナブルなELF Moto R40 FIM燃料を40%使用し、その他にも環境に優しい製品を使用しているという。全文はこちら。

MOTOGPスターのザルコ選手、EWCデビュー戦で初優勝
ヨハン・ザルコ選手は、日本で開催されたFIM世界耐久選手権レースに初参戦し、初優勝を飾った。そして、その偉業を「大きな安堵」と、彼は表現した。MotoGPで優勝経験のあるザルコ選手は、高橋 巧選手、名越 哲平選手とともにTeam HRC with Japan Postのライダートリオを結成した。そして、Team HRCは、鈴鹿8耐で3連勝を飾り、ホンダはこの象徴的なレースで30回目の優勝を果たした。全文はこちら。

アレナス選手、"特別な"鈴鹿8耐表彰台を誇りに思う
Moto2ライダーのアルベルト・アレナス選手は、Yoshimura SERT Motulから"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会に参戦し、FIM世界耐久選手権初参戦にして、3位表彰台を獲得した。スズキマシンを駆るこのチームの渥美 心選手、ダン・リンフット選手とライダートリオを組んだスペイン人ライダーのアレナス選手(27歳)のインタビューはこちら。

鈴鹿EWCスーパーストック表彰台獲得のロルフォ選手、「完璧な 」 TEAM ÉTOILEを称賛
ロベルト・ロルフォ選手は、"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会で表彰台を獲得し、Team Étoileを賞賛した。2003年以来の鈴鹿参戦となったロルフォ選手は、チームメイトの大久保 光選手と亀井 雄大選手とともに、ダンロップがタイヤを単独供給するスーパーストッククラスに参戦し、2位表彰台を獲得した。これは、フランスを拠点とするこの日本のBMWチームにとって、初のFIM耐久ワールドカップでの表彰台であり、先月のスパ・フランコルシャン・サーキットで獲得したポールポジションに続く快挙であった。全文はこちら。

EWCスーパーストックレーサーのレイモンド選手: 鈴鹿8耐の過酷さは想像以上
ギョーム・レイモンド選手は、鈴鹿8耐がいかに過酷なレースであるかは、実際に体験してみないとわからないと語った。National Motos Honda FMAのライダー、レイモンド選手は、今月初旬に開催された"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会のスーパーストッククラスで5位入賞を果たし、FIM耐久ワールドカップのリードを53ポイントに広げた。全文はこちら。

バルタス選手、EWCデビューを前にさらなる鈴鹿参戦に意欲
バリー・バルタス選手は、今週末のFIM耐久世界選手権デビューに向けて、鈴鹿8耐へのさらなる参戦を否定していない。この20歳のMoto2表彰台フィニッシャーは、この伝説的なEWC日本ラウンド参戦のためにAuto Race Ube Racing Teamに加入し、地元のエースである津田 拓也選手と、EWCレーサーであり鈴鹿の常連でもあるオーストラリアのアンソニー・ウエスト選手とともにスズキ GSX-R1000R #76のシートに座る。全文はこちら。

ジノ・レイ選手:鈴鹿EWC復帰は非現実的
ジノ・レイ選手は、"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会の練習走行中のクラッシュで重傷を負ってから約2年、FIM世界耐久選手権の日本ラウンドで鈴鹿に戻ってくることは「非現実的」だと語った。レイ選手は、2022年8月6日の事故後、昏睡状態に陥り、長く苦しい回復とリハビリの期間と闘った。全文はこちら。

MOTOBOX KREMER RACING、鈴鹿EWCでリタイア
Motobox Kremer Racingは、"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会で、15周の走行後、リタイアを余儀なくされるという悔しい結果に終わった。このドイツのプライベートチームは、Favorite Factoryとのパートナーシップにより、FIM世界耐久選手権第3戦の日本ラウンドへの参戦に再度全力を尽くし、20位以内に入ることを目標としていた。全文はこちら。

TATI TEAM、ホンダでの好調な滑り出しにより日本への切符を獲得
ホンダマシンにスイッチしたTati Team Beringer Racingは、今シーズンの好調な滑り出しにより、"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会への参戦を決めたことが明らかになった。FIM世界耐久選手権にフル参戦するこのプライベートチームは当初、日本ラウンド参戦を予定に入れていなかったが、ルマン24時間レースやスパ8時間EWCレースでの活躍により、EWCトッププライベートチームとしての地位を確固たるものにするため、このレース参戦を再考することとなった。全文はこちら。

KM99、鈴鹿8耐の 「並外れた 」結果を祝う
KM99は、"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会でのトップ10フィニッシュを「並外れた結果」と評価した。ベルギーを拠点とするKM99は、ランディ・ド・プニエ選手、ジェレミー・ガルノニ選手、フロリアン・マリノ選手の3人のライダーとともに、FIM世界耐久選手権の日本ラウンドに2度目の参戦を果たし、総合10位、フォーミュラEWC出場チーム中9位でフィニッシュした。全文はこちら。

BMW BEST: 鈴鹿EWCで自己最高の5位を獲得
BMW Motorrad World Endurance Teamは、FIM世界耐久選手権日本ラウンド参戦のために来日し、自己ベストを更新するなどの活躍を見せ、レースが開催された週末を楽しんだようだ。ダンロップタイヤを使用するマーカス・ライターバーガー選手、イルヤ・ミハルチク選手、シルバン・ギュントーリ選手組は、"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会の予選で4番グリッドを獲得し、決勝レースでは5位で完走を果たした。このチームは3戦を終えた現在、EWC総合ランキング3位につけている。決勝レースは先月のスパ8時間EWCレースと同様、ドイツ人ライダーのライターバーガー選手が序盤からリードを奪った。全文はこちら。

鈴鹿ルーキーのガマリノ選手にEWCライダー達がアドバイス
クリスチャン・ガマリノ選手は、FIM世界耐久選手権のライバルたちからのアドバイスが、来る"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会への準備に役立っていると明かした。ガマリノ選手は、これまでにレース会場となるこの日本を代表する鈴鹿サーキットでレースをしたことはないが、選手達のアドバイスを参考に、EWC第3戦に臨もうとしている。全文はこちら。

EWC鈴鹿8耐を記念した限定切手が発売
Team HRCの冠スポンサーを務める日本郵便株式会社は、FIM世界耐久選手権第3戦の"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会開催を記念して、限定切手を発売した。全文はこちら。

EWC鈴鹿8耐、最終結果発表
コカ·コーラ 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会は、大会終了後に行われたテクニカルチェックの結果、以下の通りリザルトが確定した。その結果、バイクゼッケン23(Team Tatara Aprilia)にFIM耐久世界選手権技術規則2.8.6.3違反、バイクゼッケン52(Termaoto@J-Trip Racing)および806(NCXX Racing with Riders Club)にFIM耐久世界選手権技術規則2.7.6.3違反が認められた。これにより、ゼッケン23、52、806の3台は、"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会の結果から失格となった。第45回コカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース最終順位はこちら。第3戦終了後の暫定順位はこちら。レースレポートはこちら

カタロニア24時間レースでEWCレーサー達が活躍
7月6~7日、バルセロナ・カタロニア・サーキットでカタロニア24時間耐久レース第29回大会が開催され、FIM世界耐久選手権の新旧のレーサーが見事な活躍を見せた。フランスのヤマハチーム、BMD Performance-B Motorsportは、ディラン・ビュイソン選手、マチュー・ギネス選手、シェリダン・モライス選手、ロディ・パク選手の4名で優勝を飾り、EWCに参戦するTeam Bolliger Switzerlandは、ペドロ・ロメロ選手、ニコ・トゥーニ選手、アレックス・トレド選手のトリオがカワサキマシンを駆り、2位とクラス優勝を飾った。FR Moto Racingは、EWCの常連であるダニエル・ゴンサレス選手、デビッド・サンチス選手、ドリアーノ・ビエッティ-ラムス選手を含む4人が表彰台に上った。全文はこちら。

EWC暫定順位
FIM世界耐久選手権第3戦、"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会の暫定順位は、こちら

次のレースは?EWCタイトルの行方を決めるボルドール24時間レース
2022年に100周年を迎えたボルドール24時間レースは、EWC2024年シーズン中、2戦目の24時間レースとなる。南フランスのポール・リカール・サーキットで31回目の開催となるこの伝説的なイベントは、9月12日から15日まで開催される。全長5.673kmのレイアウトのうち、1.8kmは迫力あるミストラル・ストレートが占める。抜きつ抜かれつのミストラルでは、時速300km以上で20秒間走り続けることが要求される。この伝統的なシーズン決定戦では、変わりやすい天候や風の強さも、勝負の重要な要因となる。チケット情報は、こちら

情報提供元 [ FIM EWC ]

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