バリー・バルタス選手は、今週末のFIM耐久世界選手権デビューに向けて、鈴鹿8耐へのさらなる参戦を否定していない。
この20歳のMoto2表彰台フィニッシャーは、この伝説的なEWC日本ラウンド参戦のためにAuto Race Ube Racing Teamに加入し、地元のエースである津田 拓也選手と、EWCレーサーであり鈴鹿の常連でもあるオーストラリアのアンソニー・ウエスト選手とともにスズキ GSX-R1000R #76のシートに座る。
このベルギー人ライダーは次のように語っている。「このレースに出るのは夢だったし、素晴らしい機会だと思っているよ。確かに暑さは厳しいし、耐久レースは初めてだからハードなレースになるだろうけど、僕はこのコースが大好きだし、このバイクも大好きだから、その瞬間を楽しむよ。」
「昨日はトップ10に入ったけれど、僕たちは本当にレースに集中しているんだ。レースに向けて一生懸命練習して、何ができるかを見極めたいと思っているんだ。チームはとてもよく機能しているし、プロフェッショナルだね。昨年は4位でフィニッシュしたけど、耐久レースでの一番大切なことは、バイクを戻すことだから、僕の目標は、絶対にレースを完走することだね。でも、可能な限り最高の結果を残したいとも思っているよ。」
今後もEWCに参戦する可能性について、バルタス選手はこう語った。
「誰もが望んでいるレースだし、僕にとっても素晴らしい機会だと思っているんだ。魔法のようなレースだし、誰もが一度は鈴鹿に出たいと思っているからね。毎年、すべてがうまくいけば、また参戦したいよね。素晴らしいコースだし、マシンも速いからね。」
シーン選手の大ファンであるバルタス選手
バリー・バルタス選手の父親は、リエージュ24時間レースに2度出場しており、そのうちの1度はEWCに参戦している。バリーの名前は、ゼッケン7を付けてレースをしたことで有名な伝説のダブル500ccワールドチャンピオン、バリー・シーンにちなんでいるという。バルタスは選手、こう語った。「バイクにはゼッケン7を付けているんだ。7だけでなく76でもあるんだけど、僕の名前がバリーなのは、父がバリー・シーンの大ファンだったから。だから、僕はmoto2で7番を付けているんだよ。」
情報提供元 [ FIM EWC ]