国際的なバイクレースで最も過酷なレースのひとつとされる鈴鹿8耐の2023年大会を負傷欠場したジョシュ・フック選手は、今回の2024年大会で再び鈴鹿8耐に復帰する。

FIM世界耐久選手権日本ラウンド2022年大会で一時トップを走ったこのオーストラリア人ライダーは、高い気温と湿度を克服しなければならないことを十分承知している。

フック選手は、こう語る。「コースに簡単なところは、ひとつもないよ。鈴鹿は、最も体力を使うサーキットで、どこよりも過酷なコースなんだ。常に右左に曲がるっているから、休憩も取ることもできないし、そこに暑さも加わるからとても難しんだよ。誰にとってもタフな週末になると思うよ。」

「あの場所がどれほど暑く、どれだけ湿度が高いかはみんなもが知っていることなんだけど、そこで走るのことは、けっして楽しいことではないんだよ。それでも鈴鹿8耐は、僕が毎年最も楽しみにしているレースなんだ。昨年は不運にもケガで出場できなかったからね。鈴鹿8耐に復帰できてとてもうれしいよ。」

「鈴鹿8耐は、チームやホンダにとってホームレースだし、素晴らしいマシンがあるからいい仕事ができると信じているよ。」

開幕の2戦でクラッシュしたF.C.C. TSR Honda FranceにとってEWC2024年シーズンの厳しいスタートの後、フック選手は、長年のチームメイトであるマイク・ディ・メリオ選手とアラン・テッカー選手とともに追い上げを見せるだろう。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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