バリー・バルトゥス選手は、今月末に開催される"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会で、Moto2からその速さと血統をFIM世界耐久選手権に注入する。

Moto2で表彰台獲得の経験を持つベルギー人ライダーのバルトゥス選手(20歳)は、日本で開催される伝説的なEWCレースに参戦するため、Auto Race Ube Racing Teamに加入した。彼は、スズキGSX-R1000R #76を駆り、日本のトップライダーの津田 拓也選手や、EWCでもお馴染みで鈴鹿の常連でもあるオーストラリア人ライダーのアンソニー・ウエスト選手らとチームを組む。

「僕の父も耐久レーサーだったから、このレースに参加できてうれしいよ。」と、バルトゥス選手は語る。「(先月の)テスト初日は、初めての鈴鹿、初めてのスーパーバイクということもあって結構大変だったんだ。でも、このチームはとてもプロフェッショナルだし、いい経験になったよ。」

「テスト2日目に母が亡くなったという知らせがあって、そんな気持ちでバイクに乗るのは簡単ではなかったけど、テストには参加したんだ。初日よりもラップタイムを上げることができたし、レースペースでいい走りができたと思うよ。レースウイークが本当に楽しみだし、いい仕事ができると確信しているよ。」

鈴鹿8耐で3度の表彰台、ルマン24時間レースで準優勝、MotoGPで2大会参戦、全日本スーパーバイク選手権で2度の優勝など、輝かしい経歴を持つ津田選手(39歳、写真上)は、次のように語った。「再び鈴鹿8耐に参戦できることを楽しみにしているよ。アンソニー・ウエストは、僕が若い頃にモリワキMH80で走っていたころ、一緒に走ったことがある尊敬すべきライダーなんだ。バリー・バルトゥスは若いけど、Moto2で速いライダーだから、彼から多くのことを学べると思っているよ。テストでは、海外から来た2人のライダーがマシンに慣れる必要があったから、僕はマシンのチェックとロングランに集中したんだ。チームメイトのパフォーマンスも良かったし、自分たちのペースには満足しているよ。3人で力を合わせてベストを尽くすつもりだよ。レースがとても楽しみだね。」

以前はMaco RacingからEWCに参戦し、鈴鹿8耐には3度出場しているウエスト選手(43歳、写真下)は、次のように語っている。
「こんな素晴らしいチームに招待されて、2回のテストに参加できたことをとてもうれしく思っているよ。マシンはとても速いし、タイヤもとてもよく機能していたね。拓也もバリーも速くて安定しているから、とても強いチームになると思っているよ。テストの結果を見て自信がついたよ。僕は絶対にミスをしない。それが耐久レースで一番重要なことなんだ。」

昨シーズンの鈴鹿8耐でデビューしたAuto Race Ube Racing Teamは、予選一発勝負のトップ10トライアルに進出し、総合4位でフィニッシュするという好成績を収めた。齋藤 James 文護氏がオーナーを務め、中井 貴之氏が監督を務める同チームは、ブリヂストンタイヤを装着したスズキマシンで今年こそ表彰台獲得を目指す。

"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会は、7月19〜21日に開催される。チケット購入方法など、大会に関する詳細はこちら

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