ニゴン選手は、FIM耐久ワールドカップの表彰台を逃したものの、スパ8時間レース終了後もその前向きな姿勢を崩さなかった。
スパ・フランコルシャン・サーキットでスーパーストッククラスを制した経験を持つニゴン選手は、EWC第2戦でHonda No Limitsの3位グリッド獲得に貢献した。
しかし、このイタリアのチームは、ベルギーでのEWCレースで転倒を喫し、クラス10位、総合21位に留まった。
予選では6.985kmのコースで2分22秒815の自己ベストラップを記録したフランス人ライダーのニゴン選手は、レース後にこう語っている。「期待していた結果ではなかったよ。表彰台を目指して戦ったけど、チームメイトのひとりがレース中盤で転倒してしまった。でもチームは、マシンの修復に素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、ライダーみんなのレースペースは良い感じだったんだ。No Limitsのおかげで、自分のベストを尽くせる自信がついたよ。」
また、フィリップ・シュタインマイヤー選手とロレンツォ・ガベリーニ選手を起用したHonda No Limitsのフェイスブックには、次のような投稿があった。「望んでいたようなレースはできなかった。今回の結果は、我々が得るべき結果ではない。転倒しても起き上がることは重要ではないというのが本当なら、残念ながらレースでは転倒しないことが違いを生む。だが、このレースでポジティブなことも得ることができた。それはチームのポテンシャル、マシンのポテンシャル、そして何よりもチームとチームスタッフの仕事がいかに卓越した仕事をしているかを改めて確認できたことだ。」
情報提供元 [ FIM EWC ]