来月、鈴鹿サーキットで開催されるFIM世界耐久選手権の日本ラウンド、来月"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会のテスト走行中に、グレッグ・ブラック選手がクラッシュし負傷したため、欠場することが発表された。

2年前の鈴鹿8耐で表彰台に上ったブラック選手は、第2コーナーで転倒し、左手首の骨折と靭帯損傷を負った。回復には少なくとも6週間を要すると見られており、このイギリス生まれのフランス人ライダーは、レース参戦を断念せざるを得なくなった。ブラック選手は、渥美 心選手、ダン・リンフット選手とともにYoshimura SERT Motulのラインナップに加わる予定だった。

ブラック選手(35歳)は、こう語った。「初日の終盤、タイヤを温めているときだったんだけど、突然のことで驚いたんだ。タイヤがうまく作動していなくて、ターン3と呼ばれる第2コーナーに入るところでリアタイヤのグリップを失ってしまったんだ。それでハイサイドのような形になって、頭と手首を打ってしまった。脱臼していて、3カ所骨折していたよ。昨日の夜に手術を受けて、明日日本で再度手術を受ける予定なんだ。」

「骨折を治してから少し休ませる必要があるんだ。脱臼で靭帯が伸びているから、少し時間がかかると思う。8月の初めに完治する予定だから、(9月の)ボルドール24時間レース出場については心配していないんだけど。鈴鹿まであと6週間あれば、復帰できるよう治療に集中したいところだけど、4週間しかないから、ちょっと無理かなと思っているよ。」

4月のルマン24時間レースで優勝し、今月初めのスパ8時間EWCレースで2位を獲得したYoshimura SERT Motul勢の一人であるブラック選手は、早くから鈴鹿の表彰台候補に挙げられていたため、彼の不参戦は、さらにフラストレーションを募らせることになるだろう。

「チームとマシンのセットアップには本当に満足していたんだ。彼らは素晴らしい仕事をしてくれたし、暑いコンディションでも涼しいコンディションでも本当に速かったからね。レースをとても楽しみにしていたし、コース上でいいバトルができることを楽しみにしていたんだけどね。鈴鹿8耐は間違いなく素晴らしいレースだし、いつもバトルに加わっていたかったから、レースに出られないのは本当に残念だと思っているよ。」

Yoshimura SERT Motulは、鈴鹿8耐のために代わりのライダーを招集するのか、それとも2人のライダーのみを起用するのかと尋ねられ、ブラック選手は、こう答えた。「もちろん、ライダー2人体勢で参戦する可能性はあるよ。その可能性が一番高いけど、まだつい最近起こったばかりだからね。でも、今後数日ですべてが解決すると思うよ。2年前に僕と(渡辺)一樹だけで表彰台に上ったことがあるから、可能性はある。とても大変だけど、可能なんだ。」

"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会は、7月19~21日に開催される。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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