Wójcik Racing Teamは、同じ週末に2つの国でレースをするという、一見不可能に見えるミッションを達成し、しかも表彰台を獲得してみせた。

6月8日、Wójcik Racing Teamは、FIM世界耐久選手権の第2戦、スパ8時間EWCレースに参戦した。そしてその翌日、このホンダチームは、ポーランド選手権シーズン第2戦のためにポズナンに向かった。

ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットでフォーミュラEWCクラス中12位に入賞し、約1250kmを走破したジュランド・クシュミエルチク選手アルトゥール・ヴィエレブスキ選手は、翌日、今度は920km離れたポーランドのポズナンで再びレースを戦う準備を整えた。

そして、この10時間の旅の後、ヴィエレブスキ選手は、スーパーストック1000クラスで2度の表彰台を獲得し、クシュミエルチク選手は、スーパーバイク第2レースで3位に入賞し、その苦労に対する報酬を獲得した。また、Wójcik Racing Teamの18歳のポーランド人ライダー、マテウシュ・モリク選手がスーパーストック600でダブル優勝を果たした。

カミル・クレミエン選手を擁するWójcik #77のスパでのポイント獲得と、クシュミエルチク選手、モリク選手、ヴィエレブスキ選手のポーランドでの活躍は、ベルギーでWójcikスーパーストックチームのマシン#777が経験した不運を補うのに十分に役立った。スーパーストッククラスでは、ダニー・ウェッブ選手が高速で転倒し、チームメイトのイギリス人ライダーケビン・マンフレディ選手とシェリダン・モライス選手が繰り広げていた表彰台争いに終止符が打たれた。

「我々のチームは、再び不可能と思われたことを成し遂げることに成功したよ。」と、Wójcikチームのスワヴォミル・クブズディル監督は語った。「1回の週末にヨーロッパの2つの地域で2つの異なるシリーズに参戦するというのは、クレイジーなアイデアだとみんなが思っていた。だけど、ポズナンでは、テスト走行に参加できる可能性はなかったし、予選に参加しただけだったけど、計画は完璧に実行することができた。チーム全員に感謝したいね。」

「スパでは、新しいホンダマシンについていろいろと勉強していたものの、HRCとはすでに良好な理解と関係を築いていて、我々には競争力があることを証明できたと思っているよ。同時に、事故で骨折しながらもライディングを続けようとしたダニーを含め、#777のクルーたちも素晴らしい仕事ぶりを見せてくれた。我々には素晴らしいチームがあるから、前途はとても明るいと思っているよ。同時に、シーズン終了までまだ長い道のりがあるけれど、WMMPではタイトル争いができているのし、それは僕たちにとって幸せなことだと思っているんだ。」

ダンロップがタイヤを単独供給するスーパーストッククラスで、Wójcik Racing Teamの予選2位獲得に貢献したウェッブ選手は、次のように語っている。「望んでいたような終わり方ではなかった。僕のスティントは好調で、24秒台後半から25秒台前半をキープしていたんだ。これは最も速いタイムのひとつだったんだ。だけど、突然リアタイヤが僕のほうに回り込んできて、ハイサイドを食らってしまった。このミスについては、チームに謝っても謝りきれないね。良い結果が期待されていたし、何が起こったのかは分からないけど、謝ることしかできない。チームは今週末、素晴らしい仕事をしてくれたし、チームメイト達もそうだったから、とても悔しいよ。」

情報提供元 [ FIM EWC ]

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