今週末、92回目の開催となるルマン24時間耐久レースが行われる。それの記念して、4月にこのフランスの伝説的なレース場で2024年FIM世界耐久選手権がスタートしたときのことを思い出してみよう。

Warner. Bros Discovery SportsがEWCをプロモートし始めてから、記念すべき第10回目の開幕戦となったルマン24時間レースは、目を離すことのできない数々のドラマを繰り広げた。そして、そのレースでYoshimura SERT Motulが優勝し、FIM世界耐久選手権レース2連続優勝を果たした。

このスズキチームは、昨年9月のタイトル最終決定戦となったボルドール24時間レースでの勝利に続き、このルマン24時間レース第47回大会でも勝利を飾った。しかし、グレッグ・ブラック選手、ダン・リンフット選手、エティエンヌ・マッソン選手といったライダーたちの活躍がこのブガッティ・サーキットでの成功のカギを握る一方、16時間経過直前、4周リードしてトップに立っていたカレル・ハニカ選手が転倒したことで、チームの栄光への道は、さらに確実なものとなった。

Yamalube YART Yamaha EWC Official TeamのEWCタイトル防衛戦は、完璧なスタートを切るかに見えたが、終わってみれば予想外の結果となった。予選、決勝ともにラップレコードを更新し、ハニカ選手が寒いコンディションのなかでミスをして2位のBMW Motorrad World Endurance Teamに次ぐ3位に後退するまでは、快調にレースをリードしていた。

「レースを完走することは、いつでも良いことなんだけど、やっぱり目的は、勝つことなんだ。」と、ブラック選手は語った
「2021年と2022年にこのレースで優勝したけど、そのときは、終盤でリラックスできたので、もう少し楽だったかな。
僕たちとYARTはかなり速かったと思うけど、クラッシュでかなり後退してしまったから、最後の最後まで、攻め続けなければならなかったんだ。最終的に3位か2位かなって思っていたけど、BMWとYARTにトラブルがあって、結局は、1位を取ることができたんだ。でも、僕たちはそれ以上もうミスはしなかったし、プッシュし続けたんだ。最終的には、1周だけBMWを上回っただけだったから、気を抜くことはできなかったよ。(表彰台の)一番高い場所に戻ってくることができて本当にうれしいよ。ダンもエティエンヌもチーム全員が冬の間に一生懸命準備をしてくれたおかげだね。僕たちは速かったし、去年のリベンジができたよ。本当に素晴らしいよ。」

ダンロップタイヤ使用のFIM耐久ワールドカップでは、National Motos Hondaが、昨年9月のスーパーストックタイトル獲得に向けて進んでいたが、残り20分のところで止まってしまい、リタイアに終わったボルドール24時間レースのリベンジをを果たすという感動的な勝利があった。2位にはChromeburner-RAC41-Hondaが入り、最終時間近くに転倒し、ヤマハマシン #36を緊急修理した3ART Best of Bikeが続いた。

「昨年のボルドール24時間レースでは、23時間のところまで行って、レースに負けてしまったからね。だからとてもうれしいよ。」と、兄のバレンティン選手とフランス人ライダーのギョーム・レイモンド選手とともにダンロップタイヤ使用のスーパーストッククラスで優勝を獲得したスイス人ライダーのセバスチャン・スエット選手は語った。

「だから、今年はレースを完走して、優勝したかったんだ。
ボルドールはとても難しかったけれど、今はとてもハッピーなんだ。だから、チームとチームメイトのために、そして次のレースに向けて、もう一度最大限の力を出したいと思っているよ。」

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情報提供元 [ FIM EWC ]

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