2003年にFIM世界耐久選手権のタイトルを獲得したジェイソン・プリドモア選手が、スロバキアを拠点とするMaco Racingとの提携により、今週再びEWCに参戦する。
アメリカのレジェンドライダーであるプリドモア選手(54歳)は、JP 43 Racing by Macoの旗のもと、スーパーストッククラスのヤマハマシンに乗り、スパ8時間EWCレース第1回大会に参加する。
同じ米国ライダーであるアンドリュー・リー選手とマイケル・ギルバート選手が、Macoのデニサ・グレシュコバ氏が管理するダンロップタイヤ装着のマシン #43のシートに座り、プリドモア選手とパートナーを組む。
Macoとプリドモア選手のパートナーシップは、ライダー交代を行ったフォーミュラEWCクラスに参戦するチームに加えて行われる。 クロアチアの才能あるライダー、マーティン・ヴルグリネック選手は、4月に開催されたルマン24時間レースの練習でクラッシュし、その際負った怪我から未だ回復しておらず、ブルガリア人ライダーのマーティン・チョイ選手、日本人ライダーの石塚 健選手とともに、スウェーデン人ライダーのクリストファー・バーグマン選手がMacoのライダーラインナップに加わった。
Maco Racingのオーナー、マーティン・クズマ氏はこう語る。「我々は、ベルギーに向かい、フォーミュラEWCとスーパーストックの両クラスに参戦し、可能な限り高い順位を目指すよ。」
「バーグマンは、スーパースポーツ世界選手権の経験があり、先日リエカで開催されたアルペ・アドリア選手権でも一緒に仕事をしたんだ。石塚とチョイのふたりは、ルマンですでにその実力を証明しているし、バーグマンと組めば、さらに強力なチームとなると思うよ。」
「それに、長年一緒に仕事をして、我々の偉大な成功の一部でもあるジェイソン・プリドモアと再び仕事ができることをとてもうれしく思っているよ。彼は最近、アンドリューとマイケルとともにスロバキア・リンクでのテストに参加してくれて、我々のマシンに良く慣れてくれた。スパでも以前の協力関係を継続できると思うとうれしくてたまらないよ。」
「マーティン・ヴルグリネックには敬意を表するとともに、チーム全員が彼の一日も早い回復とレース復帰を願っているよ。」
スパ8時間モトスは、2024年EWCシーズンの第2戦として6月7~8日に開催される。最新のチケット情報は、こちら。
情報提供元 [ FIM EWC ]