ドリアーノ・ヴィエッティ=ラムス選手は、先月のルマン開幕戦で経験した「クレイジー 」な天候、そしてルマン24時間レース終了間際の劇的な45分間を経験したにも関わらず、FIM世界耐久選手権でのさらなる活躍に前向きのようだ。

負傷したアレックス・プランカサーニュ選手の代役として3ART Best of Bikeに加入することになったヴィエッティ=ラムス選手は、新しいチームメイトのクリストファー・ケマー選手、ギヨーム・ポット選手、綿貫 舞空選手とコンビを組み、総合11位に入り、スーパーストッククラスの最後の表彰台に上った。

EWCレースも、ブガッティ・サーキットでの走行も未経験だったイタリア人ライダーのヴィエッティ=ラムス選手は、28番手からスタートしたが、その追撃が始まる前では、総合46番手まで後退していた。

しかし残り45分、綿貫選手が最終コーナーで転倒。メディカルチェックの結果、この日本人ライダーは無事だったが、ダンロップタイヤを装着するヤマハマシン #36は、大きなダメージを負ってピットに戻された。しかし、その時点で3位につけていたチームのアドバンテージは大きく、修復が間に合ったため、次位のFIM耐久ワールドカップマシンと52秒差でコースに復帰し、3位を確保した。

「チーム全員が新人だから、みんながこのような結果になるなんて想像もしていなかったんだ。これは本当に素晴らしいことだね。」と、ヴィエッティ=ラムス選手は、レース後にこう語った。「僕にとってEWCは初めてだったし、ルマンも初めてだった。だから、この結果には本当に満足しているよ。僕たちみんな、本当に良い仕事をしていたと思うよ。だからチームメイトとチームのみんなにとても感謝しているんだ。」

「コースは素晴らしいし、スタート(の形式)はとてもいいんだけれど、いくつか問題があってスタートがうまくいかなかったんだ。でも一番難しかったのは天候だよね。だって1時間ごとにコースも天候も変わるからクレイジーだと思ったよ。夜間は、プロであろうとなかろうと、すべてのライダーにとって本当に厳しかったと思うよ。本当に難しかったよ。」

さらにEWCに出場する可能性はあるかという質問に、ヴィエッティ=ラムス選手は、こう答えてくれた。「まだ分からないなぁ。今回も3ARTライダーのアレックスが怪我をして、レース2週間前に彼らから電話があったんだ。だから、そのチャンスをもらったんだ。だけど、まだ分からない。僕がチームに入れることが良いかどうかをチームに相談してみるよ。僕にとってはいい機会だから、ぜひ、そうしたいと思っているよ。」

ヴィエッティ=ラムス選手は、ルマンでの活躍に続き、翌週末にヴァレルンガで開催されたピレリカップ・スーパーバイク1000シリーズの開幕戦でも優勝を飾っている。

EWC2024年シーズンは、6月6~8日にベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催されるスパ8時間EWCレースで再開される。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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