Team Bolliger Switzerlandは、先月開催されたルマン24時間レースで、ルーキーのアレックス・トレド選手を含む3人のライダーが巧みなピットワークと素晴らしい走りを披露し、その結果、フォーミュラEWCクラス中6位、総合7位で28ポイントを獲得し、見事なFIM世界耐久選手権2024年シーズンのスタートを切った。

2024年に向け、新たにTeam Bolliger Switzerlandの一員となったトレド選手は、EWCや夜間レースの経験がないにもかかわらず、FIMスーパーバイク世界選手権への参戦が重なりルマンに出走できなかったマルセル・ブレナー選手の代役を見事に務めた。

ケビン・ボリガー監督率いるこのカワサキチームのラインナップで、ポルトガル人ライダーのペドロ・ロメロ選手とオーストリア人ライダーのニコ・トゥーニ選手のパートナーを務めたスペイン人ライダーのトレド選手(22歳)は、「僕にとって、まったく違うものだったよ。」と語った。「去年は、Moto2に参戦していたけど、耐久レースは、参戦する機会がなかったから今回が初めてで、暗闇の中を時速300kmで走るのも初めての経験だったよ。僕の目標は、マルセルの代役としてチームのレベルを維持することだったんだ。とても楽しかったし、素晴らしいかったよ。」

Team Bolliger Switzerlandのルマン24時間レースでの活躍は以下の通りだ。
ペドロ・ロメロ選手がEWCレースで初めてスタートに立ち、10番手から7番手に浮上。

19位を走行していたロメロ選手に代わってニコ・トゥーニ選手が順位を上げ、12位でアレックス・トレド選手にバトンタッチ。

トレド選手は、すぐにトップ10に入り、Team Bolliger Switzerlandは、8時間経過時点で7位を走行し、今EWCシーズン初の4ポイントを獲得した。

トラブルのない夜を過ごしたTeam Bolliger Switzerlandは、16時間経過後、フォーミュラEWCで6位となり、さらに5ポイントを獲得した。

ケビン・ボリガー監督は、ゴールした時、こう語っている。「最初の16時間と夜は何の問題もなく進んで、ポイントを獲得することができたから、最後まで良いポジションをキープしたかったんだ。」

「だけど、残念なことに、日の出直後、7番手につけていたニコが追い越し中に遅いライダーに接触されて、転倒してしまった。バイクは、左側がわずかに損傷し、エンジンカバー、フットレスト、サイドパネルが破損した。だから、ニコは、ピットまで戻ってきて、バイクの修理に7分掛ったんだ。9番手につけていたけど、なんとか7番手まで順位を戻すことができたよ。」

「次のピットストップでは、ライトの接触不良があって、リアカウルを交換しなければならなかったけど、これも約30秒という記録的な時間で交換できたから、大きなタイムロスにはならなかった。」

「その後もライダーたちは、安定して好タイムをマークしていたから、残り約3時間の時点で8位に定着することができたんだ。その後、ニコは最後のスティントで前のライダーに大きく近づいて、ついにオーバーテイクすることができた。我々は、7位まで順位を上げたけど、これ以上は無理だと思ったよ。」

「その後、スティントを少し延ばして、1回のストップで済むようにして、後ろのチームとの距離を保とうとしたんだけど、結局は燃料の面で十分ではなかったんだ。」

「アレックスが最後のスティントで後ろのライダーより速く走ったから、もう1度給油するという安全な選択肢を選ぶことができたよ。最後の給油でペドロが再びバイクを引き取って、自信に満ちた走りでフィニッシュラインを駆け抜け、総合7位、EWCクラス6位という好成績を残すことができたんだ。そして、開幕時点で合計28ポイントを獲得して、総合ランキング6位を獲得できたよ。」

情報提供元 [ FIM EWC ]

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