ハンネス・スーマー選手は、先月開催されたルマン24時間レースでのFIM耐久ワールドカップデビュー戦を悔しい思いと共に終えたが、すでに彼は復帰への道を歩んでいる。
エストニア人ライダーのスーマー選手(26歳)は、当初、EWC開幕戦の Team BMW Motorrad World Endurancemのリザーブライダーとして採用され、その後、Tecmas-MRP-BMW Racing Teamのラインナップに遅れて加わることとなった。
スーマー選手は、日曜早朝のクラッシュで肩を負傷し、レースを終え、その期待に十分こたえることができなかったと語る。
「まず最初に、僕はほとんど大丈夫だよ。」と、彼はフェイスブックに綴っている。レース全般的に、僕たちはスーパーストッククラスをリードしていたけど、第3スティントの途中で、予想していなかった不運なテクニカル・トラブルで、大きなクラッシュを喫してしまった。チームは、マシンを修復してくれて、朝までレースを続けることができたけど、別のテクニカルトラブルが起きてしまって、リタイアせざるを得なかったんだ。僕をチームに迎え入れてくれたチームメイトのケニー・フォレイ、ロイック・アーベル、イアン・ビューンに感謝しているよ。スタートしたことを最後までやり遂げられなかったのはとても残念だけど、、、。」
フランスのTecmasチームからは、ルマン24時間レースからのリタイアについて、こう投稿されている。 「ランキングトップに返り咲いた一夜後、チームは、テクニカルトラブルによりレースを棄権するという難しい決断を下した。厳しい結果だが、これまで以上に強くなって戻ってくることを決意している。我々はこれまで以上にこのリベンジに燃えている。チームスピリットと情熱が今週末の原動力だ。また、我々はレース中に負傷したライダー、ハンネス・スーマーを全力でサポートする。」
写真:Facebook.com/soomer38
情報提供元 [ FIM EWC ]