先週末のルマン24時間レースで、Team 33 Louit April Motoは、開始早々に失望を味わったが、スパ・フランコルハン・サーキットで開催される次のFIM世界耐久選手権レースに向け、新たな希望を抱いた。

ルマンでFIM耐久ワールドカップタイトルの防衛戦をスタートさせたこのカワサキチームは、ライダーラインナップを一新し、EWCでのさらなる活躍に大きな期待を抱いていた。しかし、19:30過ぎ、このフランスチームは、マシントラブルを抱え、リタイアを余儀なくされた。

このカワサキチームのラインナップ4人衆の一人、グイラーム・アンティガ選手は、次のように語った。「チームメイトのフラビオ(・フェローニ選手)が転倒したとき、ラジエーターが壊れていたらしく、バイクがオーバーヒートして、レースを続けられなくなってしまった。」

デビッド・サンチス選手とEWC世界タイトルを獲得した時のライダーラインナップの一人であったシモーネ・サルタレッリ選手を率いるTeam 33 Louit April Motoの声明にはこう綴られている。「フラビオ・フェローニが転倒を喫した1時間後、我々のマシンのラジエターに不具合が生じ、リタイヤすることになってしまった。多くのファンとパートナーに謝罪したい。. 多くのポジティブな点を心に刻み、2023年同様、さらに強くなって、次戦のスパ・フランコルシャンに戻ってくるよ。」

EWCレースの次の予定は、6月6~8日に開催されるスパ8時間EWCレースとなる。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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