Team 33 Louit April Motoは、FIM耐久ワールドカップ2024年シーズンで、昨シーズン獲得したタイトル防衛に向け、4人の強力なライダーを獲得し、この度発表した。
このフランスチームは、ケビン・カリア選手、クリスチャン・ガマリノ選手とともに、FIM耐久ワールドカップ2023年シーズンのチーム部門での優勝に貢献したイタリア人ライダー、シモーネ・サルタレッリ選手のスキルと経験を引き続き頼りにする。さらに、Team 33 Louit April Motoは、グイラーム・アンティガ選手とデビッド・サンチス選手という2人の元チームライダーを起用し、この2024年シーズンに挑むライダーラインナップを締めくくるため、フラビオ・フェローニ選手を新たに迎える。
フランス人ライダーのアンティガ選手(26歳)は、2017年から2022年にかけてTeam 33 Louit April Motoに所属し、スペイン人ライダーのサンチス選手(25歳)は、2021年のルマン24時間レースで同チームのカワサキ ZX-10Rのシートに座っており、このチームのEWCスーパーストックでの更なる飛躍のため、再び召集された。フェローニ選手(24歳)は、母国イタリアのレースで、常に上位に食い込んでいる。
サルタレッリ選手(38歳)がTeam 33 Louit April Motoのラインナップに加わることにより、居心地の良い雰囲気を作ることができる。 サルタレッリ選手は、2022年9月に母国で開催されたレース中のクラッシュで負った大怪我から復帰し、Team 33 Louit April MotoのFIM耐久ワールドカップ2023年シーズン優勝に貢献した。
「2024年シーズンに向けて、シモーネ・サルタレッリをTeam 33 Louit April Motoに迎えることができて、とても嬉しいよ。」と、Team 33 Louit April Motoとコメントしている。 「シモーネは昨年、我々と共に世界タイトルを獲得している大切な仲間なんだ。彼と共に耐久レースの歴史に名を刻み続けるために再び仕事をすることを楽しみにしているよ。」
Team 33 Louit April Motoは、アンティガ、フェローニ、サンティスの採用について次のように述べている。「ギヨーム・アンティガの復帰を発表できることを嬉しく思っているよ。ギヨームは2017年から2022年にかけて、すでに2度我々と一緒に戦っていて、再び彼と仕事ができることが本当にうれしいよ。ギヨームと同様、デビッド・サンチスも我々のカワサキZX-10Rでのレース経験を持っていて、直近では、2021年のルマン24時間レースでライディングしているんだ。フラビオ・フェローニの加入もうれしいアナウンスだ。彼は、イタリア選手権でその才能の大いに発揮しているんだ。彼を迎えることができて、本当にうれしいよ。」
アンティガ選手は、こう語っている。「FIM耐久ワールドカップ2023年シーズンで優勝したTeam 33 Louit April Motoに加入することができて、とてもうれしいよ。このチームは耐久レースで多くの経験を積んできていて、シーズン終了後に世界タイトル防衛という共通の目標を達成するために、僕の強みを十分発揮できるよう、頑張りたい。それを達成するためだったら、何でもするよ。ブノワ・ルヴェイヤール氏とフレデリック・ルイ氏には、とても感謝しているよ。」
グイラーム・アンティガ選手のコメント。 「このチームは、耐久レースで多くの経験を積んでいるんだ。自分の持ち味を生かせるように頑張りたいね。」
一方、EWCでTeam 33 Louit April Motoのライダーとしての「Team 33 Louit April Motoのみんな、素晴らしい2年間をありがとう。共に大家族の一員として一緒に勝ち、一緒に負けた。 皆さんの温かい歓迎と協力には、いつも感謝していたよ。これからも頑張ってね。」
Team 33 Louit April MotoのカワサキZX-10Rには、FIM耐久ワールドカップ唯一のタイヤサプライヤーであるダンロップタイヤが装着される。