Wójcik Racing Teamは、FIM世界耐久選手権に参戦する#77のライダーラインアップを発表した。

グジェゴジュ・ヴイチック氏とスワヴォミル・クブズディル氏がオーナーを務めるこのチームは、ホンダマシンにスウィッチした後のEWC初シーズンを前に、カミル・クレミエン選手、ジュランド・クシュミエルチク選手、アルトゥール・ヴィエレブスキ選手と契約した。

クレミエン選手とヴィエレブスキ選手は、数年前からWójcik Racing Teamに所属しているが、クレミエン選手は、ドイツのオッシャースレーベン8時間レースでスーパーストックの表彰台に立ったこともある。19歳のクシュミエルチク選手は、昨年9月のボルドール24時間レースでWRTの#777スーパーストックチームのリザーブライダーとして加わった経緯を持つ。

しかし、ポーランド・スーパーストック600クラスの2023年チャンピオンは、ポール・リカール・サーキットで大きな印象を残したため、2024年にはフォーミュラEWCクラスの既存ライダーに昇格した。

グジェゴジュ・ヴイチック氏は、こう語った。 「2024年シーズンは、我々にとってまったく新しい挑戦となる。マシンの供給ファクトリーだけでなく、両クルーともラインアップを変更する。我々は、バイク1台をポーランド人だけでライダーラインナップを構成するというアイデアに戻ることにしたんだ。我々は、すでに過去にそれを成功させているし、多くのポーランドの若い才能に大きなチャンスを与えてきたからね。来シーズン、我々は、それを再び実行することにしたんだけど、チーム#77は、最も要求の厳しいフォーミュラEWCクラスに参戦しているから、さらにハードルが高くなると思っているんだ。カミル、アルトゥール、そしてジュランドは、若さと才能と経験の完璧な組み合わせでもあるから、フィールドを大きく揺るがすことができると思っているよ。」

スワヴォミル・クブズディル氏は、こう語った。「チーム#77の変化にはとてもワクワクしているし、完全にポーランド人のラインナップは、ポーランドのファンに多くの喜びをもたらすと確信しているよカミル、アルトゥール、ジュランドは若いけど、すでにいっぱい経験を持つライダーで、ポーランド選手権で多くのタイトルを獲得しているだけでなく、国際的にも数多くの成功を収めているんだ。カミルは、すでにFIM EWCで表彰台に立っているしね。数年前、アルトゥールは、2人体制でルマン24時間レースを完走するというとても難しいことを成し遂げているんだ。ジュランは今シーズン、ポーランド・スーパーストック600クラスとスーパーバイク選手権で驚異的なペースを見せただけでなく、ボルドール24時間レースでは、FIM EWCに華々しくデビューした。トリオ全員が、最も過酷なフォーミュラEWCクラスで、主にファクトリーチームを相手に、まったく新しいバイクで戦うことになる。大きな挑戦だけど、スタートが待ちきれないよだけど、チーム#77の変更は、スーパーストッククラスでの参戦を諦めることを意味するものではないんだ。近日中に、チーム#777の信じられないほど強力で国際的なラインナップを発表する予定だよ。」

Wójcik Racing Teamは、2024年シーズンが4月18~21日にルマン24時間レースで開幕するため、まもなく#777 FIM耐久ワールドカップのラインアップを確定する予定である。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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